〈シッタルタ〉なんてのもあった | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

3月16日

 

オリンピック公園。

最後に来たのは2019年7月だった。

2年半ぶり。

 

今日の目的地はウリ金融アートホール。

〈ジャック・ザ・リッパー〉やった所なのか。

 

演目は〈シッタルタ〉

王子様がお釈迦様になるまでの話。

 

よく分からないのでパク・シファン君狙いで。

 

まずは様子見で安い2階を選択。

めっちゃ高さがある。不安

下手したら3階くらいありそう。

 

シッタルタの妻、ヤソダラが突然のキャス変でパク・へミンさんに。歌唱力も演技力も超絶なんですけど。アセアセ

てか、全員レベル高い!

 

 

衣装がオリエンタルでベンハーを彷彿とさせる。群舞も華麗。

 

 

シッタルタの子供時代に始まって出家するまでが1幕。ひたひたと感動が打ち寄せる感じ。久しぶりに正統的ミュージカルな味わい。

 

正統的って何だ?

気を衒わないということかな。

 

と思っていたら、

煩悩と欲望の化身たちが

突然〈キング・アーサー〉ばりのダンスとシャウティングを始めたのでビックリした。ガーン

しかもパープル照明がグルグル。

 

1幕は人生に悩む青年シッタルタなので人間の話だったが、2幕は出家してから悟りを得るまでの過程。

 

どこかの宗教法人提供、みたいになるか心配したらそうでもなく、哲学的なことは各々好きなように掘り下げればいい感じ。

 

彼の直面する苦しみとか迷いとか、照明で可視化されててすごく良かった。

 

パク・シファン君、どこかで聞いた名前だけど歌手出身だそう。

 

修行中は死にそうで腕を上げる力も無さそうに見えて、演技派若手俳優かと思った。

 

 

3月26日

サブのキャスト。シッタルタとヤソダラが心を許せるお世話係、そして王様と子役。とにかく上手い。

 

思ったより良い作品だったので、今回はシファン君の爽やかなお顔をよく愛でようと7列目を取った。ウキウキ。

 

なのに、なぜ?

今日のキャストが間違ってるよ?

 

印がついているのは真ん中のパク・シウォンさん。

 

見たかったのは右端のパク・シファン君。

 

間違ったのは私だった!

 

시환(シファン)と시원(シウォン)を見まちがえて買うという、痛恨のミス!!チーン

 

 

シウォンさん。〈アンナ・カレーニナ〉のMCとか、〈アイーダ〉ではラダメスの父、ゾーザーとか。魅力的な俳優さんです。

 

でもシファン君に比べると顔の大きさが1.5倍くらいある。10代のシッタルタはキツイ。悲しい

 

なんだかとても悲しい観劇だった。泣

 

逆に笑うしかない。

 

 

おまけ

 

ウリアートホールの歴史ってコーナーにあった写真。

真ん中でバンザイしてる方、

イ・ジフン氏に似た人だと思ったら本人だった。ゲラゲラ