たまには、これからも続く作品をご紹介。
〈アンナ, チャイコフスキー〉
プレビュー 30%の割引に惹かれ、覗きに行ってみた。
〈アンナ・チャイコフスキー〉だと空目して、チャイコフスキーの奥さんアンナが主人公の話かと勝手に思っていたら、全然違った
。


いつ恋に落ちるんだろ?
チャイコフスキーの秘めた愛?
え?アンナ失恋?
え?終わり?
120分の間、話がどう流れていくのかポイントが掴めず、騙されたような気がして終わってしまった。
タイトルをよく見たら
〈アンナ, チャイコフスキー〉
アンナ「と」チャイコフスキーの話でした。
でも実際は弟子のアリューシャもたくさん出てきたし、アンナがすごくメインではなかったから、タイトルが不思議。
アリューシャの可愛いリヒョン君が早めに死んでしまうので、もう出ないのかと悲しくなったら、思い出やら何やらで結構登場して嬉しかった。
劇場はUniplex1館。大学路としては大きめの方かもしれない。
素敵な舞台。
オーケストラも割と本格的。
과수원 뮤지컬 컴퍼니@orchardmusical
[#안나차이코프스키]🎼 오케스트라 미리듣기뮤지컬 <안나, 차이코프스키>의오케스트라 미리듣기 영상을 공개합니다!위로가 되는 무대를 전하기 위해열심히 준비 중인 연주자들 🙌어떤 장면으로 만나게 될지… https://t.co/nleNLKwkvD
2022年08月23日 13:03
クラッシック音楽に関係するストーリーのせいか、クラッシック的な美声を誇るアンサンブルさんたち。
チャイコフスキーとアリューシャが物語の構想を練りながら作曲するとき、例えば「くるみ割り人形」の登場人物に扮して登場したり、随所で芸達者に活躍していた。
ソヒャンさんも、ギネビアの時とはすっかり変わってクラッシック的素養が全開。歌い上げ〜!格調高くて良かった。
少々悪者を演じるビョングンさんは、舞台でもバルコニーでも、真ん中に立って仁王立ち〜で歌い上げ〜なパターン多し。
舞台や音楽、とても豪華に作られている雰囲気で、お得な気もしたけれど、
真ん中でわーっと歌って拍手〜
なパターンを大学路で見るとは思わなかった。

ここは忠武か?ブルスクか?
またしても大劇場/小劇場理論が揺らいでしまった。もう引っ込めよう。
ナンバーにチャイコフスキーの楽曲を使用していると想像はつくが、教養のない私が認識できる曲はたまに、って感じ。
本日チャイコフスキーのギョンス氏は〈ラフマニノフ〉でもチャイコフスキーに扮しているので、
ナンバーがクラッシック音楽の旋律って所とか、
ソヒャン・アンナが、失意のチャイコフスキーを熱く励ます姿は〈ルドウィク〉のマリーにぴったり重なるし、
どうも全体に既視感が漂う。
音楽家をテーマにすると、挫折と復活?どうしてもそうなってしまうんだろうか。
プレビュー期間が10日もあるのは結構長い方なので、製作側も手を入れる気満々なのかもしれない。(てか、入れた方が良さげ。)
(追記:本来は8月16日にスタート予定だったが、演出家の健康上の問題か何かで初日が数日延期され、結局別の演出家に交代することになり、9月3日が初日になったのを思い出した。初日にこぎつけるまで色々苦労があったのだと想像できる。)
数週間〜ひと月先にはすっかり変わっているのもあり得なくはない。
フォトゾーン素敵。