〈アンナ, チャイコフスキー〉プレビュー観覧【プレスコ映像追加】 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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9月3日に初日を迎えた
〈アンナ, チャイコフスキー〉

プレビュー 30%の割引に惹かれ、覗きに行ってみた。


〈アンナ・チャイコフスキー〉だと空目して、チャイコフスキーの奥さんアンナが主人公の話かと勝手に思っていたら、全然違った爆笑笑い



いつ恋に落ちるんだろ?
チャイコフスキーの秘めた愛?
え?アンナ失恋?
え?終わり?

120分の間、話がどう流れていくのかポイントが掴めず、騙されたような気がして終わってしまった。

タイトルをよく見たら
〈アンナ, チャイコフスキー〉

アンナ「と」チャイコフスキーの話でした。

でも実際は弟子のアリューシャもたくさん出てきたし、アンナがすごくメインではなかったから、タイトルが不思議。



アリューシャの可愛いリヒョン君が早めに死んでしまうので、もう出ないのかと悲しくなったら、思い出やら何やらで結構登場して嬉しかった。


劇場はUniplex1館。大学路としては大きめの方かもしれない。

素敵な舞台。


オーケストラも割と本格的。


クラッシック音楽に関係するストーリーのせいか、クラッシック的な美声を誇るアンサンブルさんたち。



チャイコフスキーとアリューシャが物語の構想を練りながら作曲するとき、例えば「くるみ割り人形」の登場人物に扮して登場したり、随所で芸達者に活躍していた。



ソヒャンさんも、ギネビアの時とはすっかり変わってクラッシック的素養が全開。歌い上げ〜!格調高くて良かった。

少々悪者を演じるビョングンさんは、舞台でもバルコニーでも、真ん中に立って仁王立ち〜で歌い上げ〜なパターン多し。

舞台や音楽、とても豪華に作られている雰囲気で、お得な気もしたけれど、

真ん中でわーっと歌って拍手〜拍手なパターンを大学路で見るとは思わなかった。

ここは忠武か?ブルスクか?

またしても大劇場/小劇場理論が揺らいでしまった。もう引っ込めよう。


ナンバーにチャイコフスキーの楽曲を使用していると想像はつくが、教養のない私が認識できる曲はたまに、って感じ。

本日チャイコフスキーのギョンス氏は〈ラフマニノフ〉でもチャイコフスキーに扮しているので、

ナンバーがクラッシック音楽の旋律って所とか、

ソヒャン・アンナが、失意のチャイコフスキーを熱く励ます姿は〈ルドウィク〉のマリーにぴったり重なるし、

どうも全体に既視感が漂う。

音楽家をテーマにすると、挫折と復活?どうしてもそうなってしまうんだろうか。


プレビュー期間が10日もあるのは結構長い方なので、製作側も手を入れる気満々なのかもしれない。(てか、入れた方が良さげ。)

(追記:本来は8月16日にスタート予定だったが、演出家の健康上の問題か何かで初日が数日延期され、結局別の演出家に交代することになり、9月3日が初日になったのを思い出した。初日にこぎつけるまで色々苦労があったのだと想像できる。)

数週間〜ひと月先にはすっかり変わっているのもあり得なくはない。

フォトゾーン素敵。


メインのトリプルキャスト全員。