9. オルフェウスとエウリディケ/10. おいラッコ皮〈銀河鉄道〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

列車が出発すると、1人の男性が現れる。こと座を通り過ぎたので隣の車両は弔問客でいっぱいだと話す。
 
ジョバンニがピエール公爵の息子なのを知っている。何人かの貴族を除いて、皆ピエール公爵が好きだし、自分もそのうちの1人だから心配するなと言う。ジョバンニの耳に水の中のような音が聞こえ始める。男はジョバンニの気をそらすかのように、波の上を跳ねるイルカや、夕暮れの空を飛ぶ鳥の話を始める。それらは全て、ジョバンニとパパがかつて一緒に見た風景だった。
 
しきりに水の音が聞こえるジョバンニ。
男が「後ろを振り向いてはいけない!」と強く言う。
 
琴の主人オルフェウス、そしてエウリディケの話題になる。誰も幸せにならないから好きな話ではないと言うジョバンニ。2人は物語をなぞり始める。
 

M9. 오르페우스와 에우리디케

(オルフェウスとエウリディケ)

 

 

後ろを振り向いてはならない!

オルフェウス、絶対に疑ってはいけない。

それがこの話の与えてくれる教訓だ。

 

 

리라의 천재 천상의 노래 세이렌을 잠재운 목소리

リラの天才 天上の歌 セイレンを眠らせた声

 

 

오르페우스​

オルフェウス

 

요정 에우리디케의 마음을 사로잡은 사랑의 멜로디

妖精エウリディケの心をとらえた愛のメロディー

 

 

축복의 언약 환희의 키스 둘 사이 피어난 하모니

祝福の約束 歓喜のキス

2人の間に咲いたハーモニー

 

 

그러던 어느 날​

そんなある日

 

 

숲속을 걷던 에우리디케 작고 검은 뱀에 물려 

森の中を歩いていたエウリディケ

小さな黒蛇にかまれて

 

무서운 독에 차갑게 식어버려

恐ろしい毒で冷たくなる 

 

절망에 빠진 오르페우스 결코 그녈 보낼 수가 없어

絶望のオルフェウス

彼女を行かせることなどできない

 

정녕 그대에게 가리라  지옥으로 향해 가네

きっと君のもとへ行くよ 地獄へ向かう

 

노래로 뱃사공 카론 감동시켜 노를 젓게 하고 

歌で船頭カロンを感動させ 櫓を漕がさせて

 

수문장 케르베로스 문을 열게 하네

門番ケルベロス ドアを開けさせた

 

지옥의 형벌이여 침묵하라 복수의 여신이여 잠잠하라

地獄の刑罰よ 沈黙せよ 復讐の女神よ 静まれ

 

지옥의 왕 하데스여 지옥의 여신 페르세포네여

地獄の王ハデスよ 地獄の女神ペルセポネよ

 

 

산 자와 죽은 자가 다시 만나는 건 오랜 금기야

生者と死者が再び会うのは古くからの禁忌

 

그대의 노래에 탄복하여 단 한 번의 예외를 허락하노라

お前の歌に感服し 一度の例外を許してやろう

 

단, 지옥을 빠져나갈 때까지 절대 뒤를 돌아봐선 안 된다

ただ、地獄を抜け出るまで

決して振り向いてはならない

 

네 아내가 너를 사랑한다면 

반드시 따라갈테니 결코 의심하지 마라

お前の妻が君を愛しているなら

必ずついて行くから決して疑うな

 

이를 어길 시 

두 번 다시 아내의 얼굴을 볼 수 없을 것이다

これを破ったら

妻には二度と会えない

 

 

앞서 가는 오르페우스 라 라라라 라 라라라

先を行く オルフェウス ララララララララ

 

뒤 따르는 에우리디케 라 라라라 라 라라라

後に従う エウリディケ ララララララララ

 

다시 하나될 운명이여  다시 함께할 날들이여

再び一つになる運命よ 再び共に生きる日々よ

 

어둠을 헤치고 지상을 향해 

闇をかき分け 地上に向かって

 

한 걸음 또 한 걸음

一歩 また一歩

 

기나긴 여정 지친 발걸음 

長い道のり 疲れ果てた足取り 

 

계속된 어둠 피어나는 의심

続く闇 滲み出る疑い...

 

 
突然、列車が急停車し、2人は床に倒れてしまう。
 

 

M10. 어이 해달 가죽(おい、ラッコ皮)

 

ジョバンニ!ジョバンニ 大丈夫か?

列車が止まった。理由を調べてくる。

 

カンパネルラ、カンパネルラ!

それほどたたずに、止まった理由がわかりました。

 

「おい、鳥飼い。名前は何だった?どこまで行かれると思ったんだ?服を替えれば騙せると思ったか?ラッコ皮…」

 

 

어이, 해달 가죽, 잘도 날 속였군 

おい ラッコ皮 よくも俺をだましたな

 

설마 너도 축제에 온 건가?

まさかお前も 祭りに来たのか?

 

 

자넬리?

ザネリ?

 

 

빌고 싶은 소원이 많겠지 

願い事が多いだろうな

 

그런데 어쩌나 뭐가 보여야 등불을 띄울 텐데

だがどうする?

見えなければ 灯篭を浮かべることもできない

 

 

사라져, 사라져, 사라져!

消えろ、消えろ!

 

 

어이, 해달 가죽 코트는 어디 있나

おい、ラッコ皮のコートはどこにあるんだ 

 

그래봐야 결국 넌 너일 뿐

そうしたところで 結局お前は お前に過ぎない

 

자, 뭐든 말해봐 내가 대신 빌어줄게 

さあ、何でも言ってみろ 俺が代わりに祈ってやる

 

널 버리고 떠난 너의 아빠가 돌아올 수 있도록

お前を捨てて去った

父親が帰って来られるように

 

 

그래야 네 죄책감이 사라질 테니까 말이야

そうすれば お前の罪悪感が消えるってものだ

 

 

사라진 사냥꾼의 아들 

消えた狩人の息子

 

어둠 속 헤매고 헤매다 부딪히고 넘어지고 구르다 

暗の中でさ迷い ぶつかり つまずき 転ぶ

 

결국 다시 혼자인걸

結局また一人なんだ

 

(ジョバンニ、ジョバンニ!)

 

어이, 해달 가죽, 넌 지금 어디 있나 

おい、ラッコ皮 お前は今どこにいるんだ

 

더 늦기 전에 뒤를 돌아봐봐

手遅れになる前に 後ろを振り向いてみろ

 

 

지금 뭔가 잘못됐어

何かがおかしい

 

도망쳐 조반니 

逃げろジョバンニ 

 

원래 그랬듯이 달아나 버려

今までのように逃げてしまえ

 

뒤돌아 숨어버려 

後ろを向いて隠れてしまえ 

 

그게 너다운 거니까 

それがお前らしいのだから

 

원래 너처럼 말야

もともとの お前のようにね

 

그게 바로 너니까

それが お前じゃないか

 

 

カンパネルラが戻ってくるが、動転してこの想像の遊びを止めると言うジョバンニ。想像が終われば消えてしまうんだから。どうせ元の一人ぼっちに戻ってしまうんだから。

 

ピエール公爵を自由にできるのはジョバンニだけ、この旅は真実に向き合うために必要なのだと言うカンパネルラ。

 

「その真実って、パパが死んだのは僕のせいってこと?そしてその時から君も消えたってこと?」

鳥追いのコートを脱ぎ捨てて去るジョバンニ。