ファイナル進出者はTop7! なのに合格者は6人?残り1枚のファイナル行きチケットは誰の手に?
ソンチョル:決戦2ラウンドの舞台が全て終わりました。Top7が誕生するとお知らせしてありましたが、現在の進出者は6名です。つまりチケットがもう1枚残っているわけです。

審査員評:パワフルな声と強烈な目つきで良かったが、何かが足りない。キャラクターが持つ爆発的なエネルギーが不足していたのではないか。これまで俳優として様々な色を見せてくれたのは興味深かったが、この舞台では常に余裕がありげに見えたのが惜しい点だ。(439点)
審査員評:とても難しい曲だ。子供が大人のふりをしているような感覚。感情表現の最後があまりにも安定していて乱れなかったのが一番残念だ。複雑な感情をそれなりに努力したのはわかるが、2%足りない感じ。共感が難しかった。1~2年後なら上手にできるのでは?(449点)
[こらえていた涙があふれるマイケル・リー審査員][複雑な感情を簡単には静められない]
[審査席を涙の海にしたキム・テヒの〈Electricity〉の舞台]
ソンチョル:ええ、ああ、テヒさんの素晴らしい舞台を楽しみました。審査評を聞いてみましょう。
ウヒョク:こんな話をしてたんです、審査員同士で。私たちが舞台から遠いので参加者たちの表現していることが良く伝わらないのかもしれないと。ところが最初のフレーズが始まるや否や鳥肌がサーッと立って涙が出るんですよ。
ああ、これは距離の問題じゃないんだな。それを私たちに見せてくれました。
俳優が持つべき最高の武器は、表現していないのに空いた空間を観客たちが埋めてくれることのような気がします。それを今日もっとも完璧にしたんじゃないだろうか。
私がこの「ミュージカルスター」に参加するのは2シーズン目ですけど、今日のこの舞台が最高の舞台だったと思います。ありがとう。
マイケル:テヒさん。今日は私がなぜ俳優をしているのか、改めて教えてくれて本当に感謝してます。テヒさんが今日演じた舞台は本当に本心が出ていました。歌の最初から最後まで私、マイケル・リーも舞台に一緒にいました。私の心がテヒさんの中に入って、私もその感情をすべて感じました。だから泣いたんです。私も!
だからこういう舞台がミュージカル俳優のパワーです。とても、とて良かったです。