続く配信に、リアル観劇に、忙しい日々を送っている方も多いのではないかと想像します。
観劇レポを上げてくださる皆様、ありがとうございます。「こうだった」と言われると「そうそう!」とも思うし、そこから自分の感想もまたひとまわり膨らんで行く気がします。
週末の〈モンテクリスト〉ですが
「歌が上手い」のは正義!
mekku様
ツッコミどころさえもねじ伏せるのが
韓国ミュージカル
もえじろぱ様
同感です。歌の迫力、情感に強打されて、「それってアリ?」がバイキンマンのように飛んでいく。それが韓国ミュージカルの醍醐味!
パーティで「誰もがエドモンだと気付かないのか不思議だ」と言うジャコポに、エドモンが「人は見たいものしか見ない」と答える…とか一応説明は入っているとは思いますが。
(エドモンドのドは捨てられてしまったようですね)
個人的に頭をひねったシリーズ(下世話ですみません)
【息子はいつ出来たのか】
最初に船が戻ってきたシーンではそんな暇なかったはず?でも、それはミュージカル的事情により端折られたけど、あの流れのどこかで2人はやり遂げてるのだと情報頂きました。
航海の前だとしたらお腹が大きいのをモンテゴが気づくだろうし。
息子は18歳。
島流しにあってから神父に会うまで14年。
脱獄を目指しながら訓練したり、神父が亡くなってから、モンテクリストとして戻るまでに数年。
ギリギリ最後に作らないと年数的にキツいよね。
【モンテゴは自分の息子だと思っていたのか】
いつ出来たか?からの流れで、自分の子ではないのを知っていた可能性もあるのかしらと思ったけど、これは無いですよね。あんなにひねくれてたモンテゴなのに、息子に対して特に悪意は無かったようだから。
【知らなかったとすると、一応自分の息子と思えるようなことはしたのね?】
殺伐とした結婚生活ではあったけど、メルセデスも当初それなりに努力はしたのかな。だけど心は変えられなかった?
メルセデスが結婚した理由は
①意気消沈している間に押し切られた
②実家も没落していってたから一族のため
③お腹の子の父親が必要だった…
その辺の事情はミュージカルでは詳しく語られてないけど、あの時代にシングルマザーはあり得なかっただろうから、エドモンの子供を守ることがメルセデスの人生で一番重要だったのだろうと、私は思っております。
【息子は仇として決闘さえ申し込んだエドモンをすんなり父として受け入れられたわけ⁉︎】
これは2017年に初めてこの作品を見た時の最大の疑問。
それこそ力技で押し切られてるから、最後泣きながら「良かったー!」と拍手はするんだけど、心の片隅で「まさかこれはナイよね」と思っていたという。
演出も今回とは違って…
(あくまで私の記憶なので理解が間違っていたらごめんなさい)
父親と思っているモンテゴが撃たれて死ぬ
なぜか母親が仇と抱き合っている
状況が理解できない
「実はこの人があなたの本当の父親なのよ!」
母の突然のカミングアウト
「えっ!そうだったのか!」
駆け寄り3人一緒に抱き合い感激の涙を流す
力技にも程がある!
今回はメルセデスが前もって話しているし、最後3人で抱き合うシーンも先に息子をエドモンのところに行かせ、2人を見守っていたメルセデスが加わるという流れで、前回よりは随分と受け入れやすくなっていました。
2017年のKAIさんエドモンは、力任せに歌い上げる印象だったけど、今回はすごく良くなってた。
常々セクシーさが足りないと思っているのですが、冒頭シーンは無邪気な明るさがあって、メルセデスが大好きで、こういうエドモンも全然アリ!好きです。
脱獄してからのキャラは元々似合ってるし、前回は力任せと感じてしまった「地獄ソング」もキャラクターとしての感情が乗っていて良かった!(語彙不足)
〈マタハリ〉は一瞬見る気になったもののティーザーを見てやめてしまった。歌うま問題もあるけれど、日本語の響きのわざとらしさで脱落。劇場でその世界にすっぽり入り込んでいればそこまで気にならないのかもしれません。食わず嫌いの可能性も無くはない。
ダンスは素晴らしいし!
そしてNAVERと同じくらいで2000円!とかだったら踏み込めそうです。
んー、でも私の中でミュージカルはナンバー優先で、オク様ジヨン様、オム様、ジュンヒョン様などなどの皆様が思い出されてしまうだろうからやっぱり二の足を踏むかも。
本当は今後の配信もたくさんあるので、それをまとめようと思ってたのですが、つい、昨夜ミュー友と語り合った〈モンテクリスト〉の話になってしまった。
配信スケジュールは改めて。