EP4
スンギョン刑事の回顧録が綴られて行く。
「闇の中で起こった殺人事件。目撃者は多いが、まだ手掛かりは掴めない。今確かなのは1つ、この被害者が実に多くの人間を惨めにしたことだ。」
台所にいるイム・ウギがカナッペを勧める。
「死んでも気づかない味ですよ。
2人に1切れあげたら殺人でも起こるんじゃないですか?
このカナッペはまるで、この家全体を殺人現場のように感じさせる…刺激的な味というか。」
「僕は怪しくない。100%ピュアな人間だ。そして、カナッペは毒入りではありません。」
「現在はアンサンブルをしているが、まもなく大俳優になりますよ。デベウに。」
それをデ・ベウという俳優の名前だと思い込むスンギョン。
自分の名前もイムギ(大蛇)で面白いだろうと言うイム・ウギ。カナッペをつまもうとするスンギョンに死んでも知りませんよ、と格好をつけて言う。
彼女が去ると、自分は殺していないのに自ら疑いを招くようなことを言ったのを後悔して怯える。深呼吸で心を落ち着けようとする。
一方、主人公に抜擢されたジョヨンはこれまでの道のりを振り返る。自分に才能がなかったわけではない。ただチュ・インギョンばかりが注目されたのだ。
スンギョンは彼女に、グァンジャンと特別な関係だったらしいが、紅参をもらったのかと尋ねる。
紅参の中に黒心が入っていると思う?そんなものをねだったことはない。男たちが勝手にプレゼントするからと、それが私のせいなの?
グァンジャンは不動産屋でもあるジョヨンのところに行き、競売に出された劇場が売られないように頼み、賄賂として紅参を送ったのだった。
主人公にしてくれれば劇場が売れないようにしてやるとジョヨンが持ちかけたため、今回の配役が決まったのだった。
劇場を競売に出したのはグァンジャン夫人だった。公演が嫌いだし、近頃土地の価格が急上昇しているし。
スンギョンは夫人が2階にいると聞き驚くが、夫が死んだことを誰も知らせていないのに気づき、さらに驚く。
事件後すぐに閉じ込められ、携帯も無いのに、どうやって知らせるんだと文句を言うジョヨン。
最後に、事件が起きたときは床に伏せていたが、ソリンボムに話しかけられたと語る。
EP5
ナターシャの名でASMR放送をしている夫人。本名はトライェ。(韓国語のトライは「頭がおかしい」の意)
ドアの外で夫の死をどう告げるか悩むスンギョン。結局は単刀直入に伝える。
ベッドで肩を震わせるトライェ。
自分は犯人ではない。争うのが大嫌いだから遺産専門弁護士になったのだ。死人は争わないし。
夫の遺言書を自分が作成したので疑われてしまうか危ぶむトライェ。遺産は全部自分のもので、夫の弟に取り分は無いと宣言する。何しろ兄である夫を殺そうとして刑務所に入っているんだから。
劇場を売ろうとした自分はますます容疑者っぽいが犯人ではないと言い、殺したのはチュ・インギョンだと言い出す。
肩にダーツが刺さっていたならそうに違いない。彼女は薬剤師として問題なく暮らしていたのに、夫に出会って俳優になったから。
それでは2人は不倫関係?と驚くスンギョンだったが、トライェはどうでもいいらしい。
ライブ放送していたからアリバイはあるというトライェ。放送を再開する。ロシア人という設定。
(英語・韓国語ミックスのロシア人風訛りが面白い。そして放送を見ているのがアノ人)
「ナルターシャ가 너무 오래 wait하게 했다. I’m so sorry. 대신 5분 주니까 OK? 별사탕 500개 thank you very much. 그럼...Listen careルfully. 그리고 편히 잠들어봐요. 」
(ナターシャがずいぶん待たせました。ごめんなさい。代わりに5分あげるからOK?金平糖500個本当にありがとう。それでは…よく聞いて。そしてゆっくり眠ってね)
夫の服の衣擦れを放送する。まずはタートルネック。シャツは綿、ポリエステルは柄が派手。畳んだ服は永遠に棚の上。いつもタートルネックしか着なかったけど、なんて素敵、今夜死んだんですって。
EP6
自画自賛しながら回顧録を続けるスンギョン。
60秒の間に何が起きたのか…。
チュ・インギョンが、ジョヨンには主演なんだから皆を解放させろ、イム・ウギには頭痛薬を持ってこいとわめいている。
鏡に映るピエロ姿の自分を見ながら思いに耽っていると、ソル・インボムが部屋に入ってくる。2人は付き合っているらしい。
そこへスンギョンがやってくる。慌てて隠れるインボム。驚いたじゃありませんか!と言うインギョンにスンギョンは答える。
「慌てるような行いをしたから、驚いたんじゃありませんか?」
図星のインギョンに、ただ演技者のように言ってみただけと言うスンギョン。
常に主人公を要求していたので、不利な状況だと率直に伝えるスンギョン。肩にダーツが刺さって死んだという事は…
スンギョン:「誰かがあなたに罪をなすりつけようとしている」
インギョン:「私が殺したのよ」
同時に言葉を発し、同時に相手の言葉に驚く2人。
インギョンは告白する。演技など知りもしないナ・ジョヨンに主人公を奪われて耐えられなかった。私は薬学大学を卒業してから芸術大学に入り直して演技を学ぶほど情熱を持っている。
それなのに、あのグァンジャンは私を侮辱した。そんな事は耐えられない。だから招待状を受け取った時すぐに決心した。
クローゼットから出てきたインボムは自分が殺したのだと自白する。インギョンがダーツを投げる前に毒を注射したのだと言う。
自分を逮捕して彼女は自由にしてくれと頼む。
納得できないインギョン。インボムだけがスポットライトを浴びるのが気に入らないのだ。
ダーツを神経を麻痺させるアトロピンに浸し、前もって準備したと言う。絶対に標的は逃さない。
一方、インボムは自分の脚本を上演してくれると言ったグァンジャンが突然他の脚本を使うことにしたのを恨んでいた。それで以前インギョンに貰ったシュガマテクスを注射して心臓麻痺を起こさせようとしたのだった。
そこで3人は気づく。アトロピンはコリン剤で、シュガマテクスは抗コリン剤であることに。2人の薬物は作用しあって無毒化されてしまったのだった。
それでは殺したのはだれなのか?死因は何だったのか?
スープ!ム・デマンがいつも作っていたスープはグァンジャンしか飲まなかった。デマンが犯人だと言うインギョンとインボム。
殺人未遂で逮捕すべきだが、手錠がひとつしか無いので2人を部屋に残して出て行くスンギョン。
インボムは刑務所を出たらミュージカルでインギョンを成功させてやると言う。脚本はボニー・アンド・クライドに似た話で、タイトルはクライド・アンド・ボニー!
インギョンが気になるのはヒロインの名前が2番目だということ。それでも盛り上がる2人。
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なかなか難航しております。とりあえずはセリフ部分をかいつまんでみようと思いましたが、かいつまむのが難しい。
歌部分は後からできれば良いとは思いますが、間に合わない気がする。
まずはこのままEP9まで行ってみます。
ユン・チェア役のアリーが弾けてると思ったが、トライェ役のリサのぶっ飛び加減が更に上で、たまらない。思わずセリフを書き取ってしまいました。
最後にチュ・インギョンとソル・インボムが盛り上がって歌うナンバーがなかなか素敵じゃないですか?