[2幕]ざっくりあらすじ 〜 レベッカ | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

仮装舞踏会の翌朝「私」がレベッカの部屋にマキシムを探しに来る。レベッカの影に押しつぶされそうな「私」
ぐるぐる回る名前 レベッカ

勝ち誇ったようにダンバース夫人が姿を現す。なぜ自分を苦しめるのかと尋ねる「私」に向かって、ダンバース夫人は本性を現し、レベッカへの想いを爆発させる。

ダンバース夫人は「私」をバルコニーにいざない、飛び降りさせようとする。圧倒されていく「私」は海に吸い込まれるようにバルコニーから身を乗り出すが、ちょうど海の方から聞こえた爆竹の音に正気を取り戻す。それは船が座礁した知らせだった。

浜辺は人が集まり大騒ぎになっている。「私」はマキシムを探す。そこにきているジャックが衝撃的なニュースをもたらす。それは座礁した船に派遣されたダイバーがもう一隻の難破船を見つけたというものだった。しかも船内で発見されたのはレベッカの死体!

マキシムの衝撃を思い「私」は必死に探し回る。打ちのめされた様子のマキシムはボート小屋にいた。愛されていないと思い込んだ「私」は、あなたがレベッカを愛し続けても仕方がない、ただ側にいさせれくれと訴える。

ドレスの事を謝る「私」にマキシムは言う。そんな事はどうでもいい。もう幸福にはなれないのだから。すべて終わってしまった。そしてついにマキシムはレベッカの真実の姿を語り始める。

彼女の死の真相について打ち明けるマキシム。こんな自分でも愛せるのか、と問う彼に、愛していると繰り返す「私」。真実を知り、変わり始める「私」にマキシムは「今までの君とは違う人のようだ」と驚く。

レベッカの死体が発見され、殺人を視野に入れた再捜査が始まる。翌朝の新聞には「マンダレーで何が起きたのか?」という記事が大きく載る。事件直後のマキシムの様子を知っているベアトリーチェは弟が再び苦しむのではないかと心配する。すっかり自信に満ちた様子の「私」は、マキシムが以前のようになることは無いと言い切る。

女性だけが持つ力


「私」は使用人にてきぱきと指示を出し、家の中の模様替えに取り掛かかる。始める前にまず自分に一言断るべきだというダンバース夫人に対し、そうは思わないとキッパリ答える。

ミセス ドウィンターは私よ


公判が始まり、マキシムも証言を求められる。以前マキシムが別人の死体をレベッカだと証言し溺死として決着したため、容疑者のように質問される。しかもボートには穴が開けられていた事実が知らされ、事故ではない以上、自殺で無いなら他殺だと結論付けられる。どんな質問をされても激昂しないよう「私」は精神的に彼を支えるが、結婚生活の状況を聞かれたマキシムは理性を失いはじめてしまう。「私」が卒倒したふりをしたので公判は中断される。


ジャックがマンダレイに来ている。「マキシムが殺人犯である証拠を持っている。多少の援助をしてくれれば握りつぶしてやる」と取引を持ちかけてくる。

片手がもう片手を洗うように 


誰にも予想し得なかったレベッカの秘密が明らかになる。ダンバース夫人さえも知らなかった秘密。


(ここまで来てネタバレにためらう必要があるのか?と自問しましたが、急展開のきっかけとなる〈レベッカの秘密〉に敬意を表して、単独ページとして挟む事にします。知りたくない方はスキップして…。)

レベッカの秘密


レベッカは自分だけに心を許し、自分だけがレベッカのすべてを理解していると信じていたダンバース夫人は、そうではなかった事実に衝撃を受ける。


潔白が証明できると喜ぶ人々。ロンドンから戻る「私」を駅まで迎えに行くマキシム。「レベッカは死ぬと同時に、僕のことも破滅させようとしたんだ。それが成功したので笑っていたのだろう。」と語るマキシム。2人は改めて未来に想いを馳せる。

夜の向こう側


マンダレイに戻る途中、空があまりにも明るく見えるのに気づく2人。錯乱したダンバース夫人が屋敷に火を放ち、マンダレイが燃えている炎だった。

燃えるマンダレイ 


再び現在。夢の中のマンダレイを追憶する女性。

エピローグ


ー 2幕 終わりー




レベッカとは関係ない話なんですけど、韓国の製本技術をどうにかしてほしい。いつもページを開くとバラバラになるのです。チーン ある意味、悲劇。