ピアノ 〜 ルドウィク | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
自分の予習復習用につき、かなりの偏りあり
(注意: 目標はネタバレ100%)
メモ付き写真アルバムとしても使用中。

(ベートーベンと同じ故郷、ラインの川辺に生まれ、ピシェおじさんの高い屋根裏部屋から響くピアノの音を聞きながら夢を育てたと言うマリー。あの時代に女性としては叶えることの難しい夢を持ったため、男装までして生きなければなりませんでした。今マリーは、ベートーベンが死ぬ前自分に送った手紙の、最後の一枚を広げています。彼女の前をベートーベンと過ごした歳月が流れていきます。)


あの日、先生のお宅を出てすぐに博覧会会場に行きました。女性の服に着替えてから。すっかりぶち壊しです。中に入ることさえできませんでした。

そして今は、ドミニカ修道女として生きています。女学生でも思いっきり勉強のできるここで。高等数学を教えながら。もしかすると、ここが私に一番合う場所かもしれません。

先生、私は今も夢を持っています。私の夢が今すぐ叶わなくても、別の誰かの夢になって、また別の誰かの夢になれば、いつかは、今とは違う未来がきっと広がることでしょう。

先生、もしかしたら私たちはみな、夢と言う名の服をまとって生きるんじゃないでしょうか。

♪♪♪
振り返って静かに
歩いてきた道を
呼吸を整えて 振り返れば
ひとかけらの後悔と 
ため息が 胸を痛めるだけ
涙で流す
永遠のようだった時間が
いつの間にか止まっても
誰もが記憶する あなたの音楽
永遠であれ 永遠に
傷と孤独
その中で 花開いた
あなたの抱いた夢
私の描いた夢
受け継がれ 永遠でありますように


これからは ゆっくり休んでください
先生の音楽は 永遠です