運命の人 〜 シラノ | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

(「実はあなたに告白することがあって来たの」と切り出すロクサーヌに驚くシラノ。もしやロクサーヌも自分に気があるのかと期待を膨らませて彼女の告白を促す。自分の思いを歌いだすロクサーヌ。)


 Someone(邦題:運命の人)


마음에 자꾸 떠오르는 사람이 생겨 버렸죠

私の心にしきりと浮かぶ そんな人ができたの


나도 모르게 심장이 떨리고 온종일 꿈꾸는 기분

なぜなのか 胸がドキドキして 

一日中夢を見ている気分


마주친 눈이 조용히 반짝인 순간 

出会った視線 静かに輝いたその瞬間


삶이 깨어났어 

私の人生が目覚めた


아주 조금 때로는 많이 한없이 외로웠는데

ほんの少し 時にはとても 孤独だったけど


신기하게 그이의 미소는 영혼을 위로해요 

不思議なの その人の微笑みは 私の心を慰める


문득 궁금해져요 

ふと 気になるの


혹시 사람도 나와 같은 맘일지 

もしやあの人も 私と同じ気持ちなのか


자상하고 선하고 용감한 남자 

細やかで 善良で 勇敢な人


당차고 고귀한 신사 

力強くて 高貴な紳士


얼굴도 어쩜 그렇게 잘생겼는지 

顔つきも どうしてあんなに素敵なのか


특별한 사람 나만을 위한 사랑 찾아온 같아요

特別な人 私のためだけの愛が やって来たみたい



(「お慕いする人ができたの、心臓がときめくの。もしやその方も私と同じ思いなのでは

ロクサーヌの思わせぶりな告白に、てっきり自分のことかと思い込むシラノだが、「顔もきれいで」という彼女の言葉に引っかかる。
ついには「私の特別な彼の名前はクリスチャンというの、今朝からあなたのいるガスコン青年部隊に配属になったのよ」と無邪気に告げられる。シラノはがっくりするが、気を取り直して尋ねる。

「なんで特別な人だとわかったんだ?」

(2019版 「どうしてそんなに簡単に愛せるんだ?」「運命を見分けたのよ。シラノがいつも言っていたでしょう?真実を見極める目が大切だと。まさにその瞬間がやって来たの。」あらゆる可能性をあげて気の迷いだと説得したいシラノ。「ロクでもない男だったら?君を愛してなかったら?」「絶望すると思う。私の目が真実を見極められない節穴だという意味だから」ロクサーヌが自分自身に失望するのを見たくないかのように、反対するのをやめる。)


「目と目が合って

「それだけ?」
「それで十分でしょ」
「そんなに簡単に恋に落ちるなんて」
「私も不思議なの」
ここで侍女が「食べ終わりました~」と入ってくるが、「まだ食べてて!」と追い出すシラノ。

「そいつは利己的かもしれないし、悪い奴かもしれないじゃないか」
「そんなことないわ、わたしにはわかるの彼がいい人だって

「バカかもしれないし」
「だったら私死んじゃうわ」

シラノは一生懸命に思い直させようとするも、恋に浮かれているロクサーヌの耳には全く届かない。
「じゃあ、私に頼みとは何かな?」
「あなたのいるガスコン青年隊は荒っぽいと聞くから、彼の友達になって彼を守ってあげて
恋敵を守らなければならないのか、と切ない気持ちになりながらも、彼女の頼みを聞いてやるシラノ。
最後に「彼に私への手紙を書くように伝えて」と言いおいて帰っていくロクサーヌ。落ち込むシラノ。)


(2019版: シラノがクリスチャンに手紙を書くように伝えると言う。ロクサーヌが嬉しさにシラノの手を握ると、傷を痛がるシラノ。痛い思いをさせてごめんなさい、と謝るロクサーヌ。手の痛みよりも心の痛みが大きそうなシラノ。ロクサーヌは「サランへグリーンハーツ」と言いながら去っていく。

そこへやって来たルブレとラグノーが「サランへ」と言う言葉を聞きつけ、シラノにも春が来た、結婚式はいつだ?と大喜びする。ミニシラノが10人くらい生まれたら壮観だ、などと勝手に盛り上がる2人を残して、トボトボと歩き去るシラノ。)