「モーリン!なぜ私に語りかけてくれないのだ?
鳥よ!約束したではないか…
私には なぜ鳥の歌声が聞こえないのか⁈」
私は執拗な 苦悩の重みに屈する
それは情け容赦なく 私の心を打ち砕く
消え去る時間を求めて 信仰もなく祈る
激しい怒りが 私の想いを悩ませる
どうすれば憎めるのか
自分自身よりも 愛する人を
火に投げ込まなければならないのか
すべての嘘と侮辱を
私を苦しめる物たちを
神よ いつの日か 私が彼女を許せますように
彼女が私を男にしてくれたのだから
私のせいだと信じたい
もし今夜 彼女が他の男の横で眠っても
私は 氷の鎧の重みに屈する
それは絶え間なく 私の体を焼き焦がす
彼女の声がこだまする 貪り食うように
終わりなく私を食べ尽くす
どうすれば憎めるのか
自分自身よりも 愛する人を
どうすれば 払いのける強さを見つけられるのか
過去を 想い出を
私を苦しめる物たちを
神よ いつの日か 私が彼女を許せますように
彼女が私を男にしてくれたのだから
私のせいだと信じたい
もし今夜 彼女が他の男の横で眠っても
夜 虚しさ 不在 退屈 懐かしさ そして忘却
あなたの沈黙が 私の呼びかけに応える
だから私は涙を流し 祈る
「モーリン…
ドラゴンの掟と私に 何の関係があるだろう?
神々がなんだと言うのか?
私は人間だ そして人々の前で私は許す
私にはわかる
彼らの愛は 命と死をも超えたものだ
ダイヤモンドのように透明で
湧き水のように澄んでいる
私の孤独と同じように…」
神よ いつの日か 私が彼女を許せますように
彼女が私を男にしてくれたのだから
神よ いつの日か 私が彼女を許せますように
彼女が私を男にしてくれたのだから
神よ いつの日か 私が彼女を許せますように
彼女が私を男にしてくれたのだから
私のせいだと信じたい
もし今夜 彼女が他の男の横で眠っても
➖終わり➖