「ランスロット!ランスロット!
ガバン?
聞くんだ!グィネビアに会いに行ってはいけない!
行かせてくれ
罠だぞ!
どけ
気が済むなら私を殺せ
しかし今夜 そこへ行ってはならん!
戻れ!捕まる前に離れるんだ!
どういうことだ?
モルガンが王に話した
グィネビアの指輪で秘密が漏れてしまった
なぜ私を助ける?
お前ではない 守りたいのは王だ
さあ、それを渡せ
渡せない 渡せない!
ランスロット!ランスロット!
モルガン!
要請に応じてやってきたが 何が望みだ?
王が裏切られたのです!彼の名誉が失われました!
裏切り者はどこだ?
私についてきてください!
レイア、彼がそこにいるのは確かなの?
彼が約束しました
陛下、そこでお待ち下さい
私が見守っていますから
レイア ありがとう! ありがとう…
幾日も 幾晩も 何の知らせもなかった
ようやく!
愛しいランスロット、なぜここで会おうと?
君のメモをもらってから
できるだけ急いで来たんだ
メモ?
モルガンがくれたメモだ
ここに来て欲しいと書いてあった
いいえ 私は書いていないわ!
捕まえろ!
逃げて!
女を城に連れて行き 王の足下に投げ出せ!
モルガン!
弟よ その女は 裏切り者のランスロットに
抱かれているところを捕まった
卿たちよ 王国の冠をつけたこの女は
あなた達の名誉を傷つけた!
モルガン!
王!
ランスロットとグィネビアは不義を犯しました!
その罪は死に値します
どんな審判にも 裁判が必要だ
裁判?我々が裏切りの目撃者です!
ランスロットは彼女をきつく抱きしめていました
彼らの唇は触れ合っていたのです
私たちの掟では
姦通した女は剣で死ななければなりません!
彼女は私の妻だ!彼女は王妃だぞ!
王よ 正義はひとつしかありません
…私の王 許してください
あなたを苦しませて
あなたの愛を裏切りました
でも 本当にあなたを愛していたんです
私には死がふさわしい
私はそれを受け入れます
私に死を与えて下さい
私を自由にして…
アーサー王 ご命令を