「証拠が欲しいの?
そうだ!
今夜ランスロットにこのメモを渡すわ
王妃の印で封をしてね
メモには空き地に来て会って欲しいと書かれている
彼女はレイアが必ず連れて行くわ
彼らが行くはずはない
月が高く登ったら 樫の大木の後ろに隠れるのです
よく見えることでしょう
なぜパーティーから抜けだしたの?
グィネビア 幸せかい?
なんて悲しそうな瞳をしているの?
この指輪…
皆がランスロットも同じ指輪をしていると言う
なぜだ?
彼は君を愛しているのか?
忠実な騎士として…
もし彼が君を愛しているなら
君の愛はどんな愛なんだい?
モルガンは君が彼を情熱的に愛していると言う
返事がないな
それが本当なら 私たち誰にとっても大きな苦痛だ
私の悲しみは非常に大きいだろう
しかし私たちに何が起ころうと
君をずっと愛している
モーリン!」
(歌)
彼の声が聞こえる
彼の奥深いところから放たれる叫び
王の苦痛 どこに行こうとしても道を失った男
しかし私は影 壁の中の囚われ人
私は世界から切り離されている
私は戦いに負けた
私は誓った 彼の日々を見守ると
私の警告に 彼は耳をかさなかった
理性とは何なのか?勇敢さとは?
私に力はない 愛の力の前には
すべき事は何も残されていない
賽は投げられた
すべき事は何も残されていない
神々は決定なさった
(ケルト語の歌)