変な時間に脳が活性化してしまったので、備忘録として、私の論考を記録します。
Attack on Titan
" Requiem der Morgenröte " [ Violin Cover. ]
現金給付(BI)は、
消費税増税と逆の性質を持つ
https://ameblo.jp/ziita1130/entry-12563218429.html
上記エントリーで、政府が等しく人々から現金を没収するのが消費税であるならば、その逆は、等しく人々に現金を給付する政策である。即ち 【 現金給付 】 という結論を導きました。
それに対するMMT信者の反論は、もはや反論の体をなしておらず、貨幣負債論だからダメ、雇用保障プログラムがあるからダメ、PM派が云々といった、論理性が皆無の愚論を形成することしか出来ておりません。
【参考資料】
令和二年の庶民から見た言論状況
https://ameblo.jp/minusa-yorikazu/entry-12560884534.html
↑ 私が見ても意味が分からないのだから、他人に理解してもらう配慮がまるでない。
サテ…。
このレベルの低い論説とは逆に、想定はしてましたが、
論理性がある反論を頂戴しましたので、私の論考を記します。
有閑爺い 様
① 現金給付と労働の関連性
「不労」には、2種あると思います。
働けない「不労」と働かない「不労」です。
「け」と「か」の差なのですが、全く違うことが言えます。
「け」の場合は障害とか加齢により労働能力がなくやむを得ず「不労」
「か」の場合は労働せずとも優雅に暮らせるから「不労」
で、心すべきは「け」の「不労」には今もBIでない給付がありますが、それは「労働の分配」であることです。つまり「現金給付(BI)」と「労働」の関連をどう説明するかで事態は異なるように思います。
② ヘリコプターマネーに注意
BIに関しては、「ヘリコプターマネー」という、
極めて筋の悪い議論がありますので、注意が必要ではないかと思い、コメントした次第です。
つまり、「消費税のカウンター」=「現金給付」という考え方もあるかもしれませんが、私は「通貨は道具」「【需要=所得=生産】は労働の成果」と考えておりますので、その線からは「現金給付」は「貨幣論者の延長線上の議論」に思えるわけです。
MMT狂信者に見習ってほしいくらいの、論理的な反駁です。
で、これに対する私の考えは以下の通りです。
『 労働の価値を下げる消費税、反対が現金給付 』
エントリーでも触れましたが、不労は勿論のコト、
労働に対する懲罰が消費税、消費増税であるとこに、疑問はないだろうと思います。
この懲罰を相殺するのが現金給付(BI)という結論です。
当然、消費税減税、廃止も、現金給付と同じく相殺効果がありますが、
消費税を受け続けた期間、或いは、廃止されるまでの懲罰は相殺されません。
従って、消費税によって貶められた
労働の価値を回復させる程度には、
現金給付を行って然るべきとすら考えております。
とりわけ、年収2,300万、貯蓄ZEROといった世帯には、可及的速やかに現金給付をしないと、彼等が傷ついたまま年月を重ねることになり、傷を癒す政治的労力が膨張し続けることを懸念しております。
私もビンボウの実態を知るまでは、現金給付に批判的な立場でしたが、20代の若者がネットカフェに寝泊まりして、派遣労働をやってるなんて、地獄絵図そのもの。
これを解決したいのです。
そのためなら、政策や理屈的な美学など、クソくらえとまで思ってる次第です。
『 奪われた所得と、即効性のある対処策 』
私がこの問題を考えるに、
1. 格差是正
2. 貧困対策
3. 時間軸
とりわけ時間軸を重視しております。
先日の台風豪雨災害で資産が消え去った被災者。
彼らをモデルとして考えると、わかりやすいかもしれません
即ち、消費税という拷問により、倒産、貯蓄ZERO、
リストラ、所得削減、派遣拡大といった「消費税の被災者」がいるわけです。
彼らは豪雨災害の被災と同じく、
現金を収奪された状態からの復活となります。
然しながら、豪雨で破壊された家屋と同じく、
消費税でズタボロにされた現金、所得に対し、
a. 防災対策を実施
b. 消費税を減税
これでは、家屋もなおらないし、収奪された現金、所得も戻りません。
それを可及的速やかに解決するのが、現金給付という結論です。これを踏まえて、現金給付以上に即効性のある案が在りうるなら、私も考え方、結論を即座に修正いたします。
破壊された家屋は、
防災対策では元に戻らない
タイトルの意味は、私の論考を象徴したモノだと、ご理解頂けたと思います。
『 自由の翼 』
Attack on Titan OP2 [ piano cover. ]