1995年に豊丸さんから登場した3回権利モノでした。

 

大当たり確率は、3回権利モノとしても高い1/155。権利中(高確率中)は1/15.5となっていました。

権利モノなので、デジタルが揃ってから下の「権利獲得アタッカー」に玉を入れて権利獲得したら右打ちという流れでした。

 

ラウンド振り分けがあり、2Rか16Rで出現するパターンは以下の4つ。

①2R→2R→2R

②2R→2R→16R

③2R→16R→16R

④16R→16R→16R

つまり、1回でも16Rが出れば、その後の権利は全て16Rが確定するという仕様でしたね。なので、おそらくは最初の抽選でどのパターンなのかを抽選して、その結果を順番に表示していただけなのではないかと。まぁ打ち手としては最初から「16」が表示された時の喜びといったら・・・控え目に言って最高でした。

 

リーチは、

①ノーマル

②スーパー(中図柄が拡大するやつ)

③特殊(中・右出目が同調して進むやつ)

④即止まり

の4パターン。多分④は権利中のみの出現だったと思います、通常時に見た記憶がないだけなのかもしれませんけどね。

 

この台は、スロットで負けて打つ台がなくなってしまった時に良くお世話になっていました。低投資で、最大6,500個近くの玉を獲得できる可能性がありましたから、40玉交換でも15,000円程度をゲットできましたから、負けのリカバリーに良く貢献しれました。

当然、当たらずヤメとか2Rを3連続で食らって被害を広げたことも多々ありましたけどね。

 

まぁ、一番の思い出はいつものように負けのリカバリーを目指して台に座り、回し始めたらドット上部のランプが点滅してた(高確率中のサイン)なんてことがありましたね。どうやら前任者が3回権利モノを理解しておらず、当たり1回でヤメてしまったみたいでしてね。権利2回で4,000玉いただけてしまったなんてことがありました。

 

今ならデータランプで「大当たり回数が3の倍数じゃない」とかで違和感を感じられるのかもしれませんけど、当時は呼び出しボタンのみで当たり回数や回転数の表示なんて全くない店なんてざらにありましたからね。

 

さらに言えば、今なら「ハイエナ行為」で当たり無効なんてこともあり得るのかもしれませんけど、当時はその辺おおらかというか黙認というか・・・まぁ、良い時代でしたね。

 

シンプルで勝負が早い良い台でしたね。みなし機としてかなり長い間稼働して楽しませてくれた台でした。