この台は2002年にミズホさんよりの登場でした。
まぁ、最初に筐体写真が雑誌で紹介された時はびっくり、だって「7とGOD」図柄しかないんですもの。
で、「Cタイプ」ですよと。あんだけ7図柄があってBIG非搭載ってどういうこと???でしたね。
と、ここで4号機の「タイプ」について少しだけ。A・B・Cという3タイプに分類されておりました。
簡単に書くとこんな感じでした。
Aタイプ ビッグボーナスが小役ゲームと3回のJACゲームで構成されるもの。
Bタイプ ビッグボーナスが小役ゲームと2回のJACゲームで構成されるもの。
Cタイプ ビッグボーナスが非搭載なもの。
「JACゲームとななんぞや?」とか書き出すとキリがなくなる可能性があるので、これくらいに。
なのでこのゴッドはCタイプなのでビッグボーナス・・・というかボーナス自体非搭載。出玉増加は「ゴッドゲーム」と呼ばれるATのみに集約されていました。また、そのAT性能は1セット50ゲームで純増は約10枚となっており、1セットでの獲得が500枚前後となっており、5号機以降のAT機が尻尾を巻いて逃げ出すほどの出玉速度を誇っていました。
通常時はモードによってAT抽選が管理されておりまして、確か「地獄・低確・通常・天国」の4つ。そして現実的にAT当選を望むことのできるのは通常・天国のみとなっており、それ以外のモードではひたすらにモードが上がるのを願って北里さんを・・・いや当時は夏目さんを入れ続ける作業となっておりました。
15分程度で10人の夏目さんがサンドに吸い込まれる程のコイン持ちでしたから、開店で福澤さん3人を30人の夏目さんに変えて打ち始めるなんてことも当時はよくやってました。頭おかしかったですけど、結構他のお客さんもやってたんですからホント、おかしな時代でしたね。
その他には一応確定役として、「赤7」とみんな大好き「GOD」
赤7 ゴッドゲームを3セット以上ストック確定(上限9セット)
GOD 500ゲームのプレミアムゴッドゲーム+ゴッドゲームのストック放出(当選時の状況により変化)
なので赤7当選時は期待枚数は約1,500枚(以上)、GOD揃い時は約5,000枚となっていました。そりゃみんな血走った目でお金を突っ込むわけですよね。1/8192で10万円なんですから。
GOD揃いを夢見て時間4万円を吸い込む凶暴なゲーム性にみんな挑んでいました。が、結局は行き過ぎたゲーム性は「射倖心」と言うなの元にお上の目に止まってしまいましてね、同時期に登場し、連日出玉記録を争っていた「サラリーマン金太郎」「アラジンA」と共に「検定取り消し処分」を下され世の中から急速に消えていったのでございます。
そもそもGODについては、型式試験時に「逆押し」で試験させることでゴッドゲームには突入しない代わりに15枚役が揃うことで超マイルドなゲーム性に見せかけることで試験を通過した・・・なんて噂をあるくらいでして、そりゃ本来のゲーム性を思いっきり隠して試験を突破したとなれば怒られるのは必然・・・だったんですよね。ただ当時は試験時に「打ち方を指定」できたみたいですから、そういう方法で突破していた台なんて山ほどあったんでしょうし、それが当然だったんでしょうね。
この台は、とある仕事が休みの日にうっていたらお隣さんがブラックアウトを引いてGOD確定・・・「いいなぁ」なんて思ってたら全リールカラ回しのまま離席しちゃいましてね。おそらくどこかで打っているであろう友人でもドヤ顔で呼びに行ったんでしょう。
その瞬間、反対隣にいた朝から夏目さんをサンドに献上し続けていたおっちゃんが唐突にブラックアウトしている台の「中リール」のボタンを押して立ち去っていきましてね・・・。
あまりに一瞬の出来事に唖然としてしまったわけですが、戻ってきた隣人+友人は停止している中リールを見て呆然。当然店員を呼んで色々話をしていましてね、私も隣の台ってことで話を聞かれましたので「自分じゃないこと」「反対隣の人が押していった」ことを説明して開放されたわけですが、その隣人は結局店が悪いわけでもないので出玉を保証されることもなく、せっかく引いた10万円フラグを消滅させてしまったわけです。あの時のなんとも言えない悔しそうな顔は忘れられません。せめて左・中を停止させておけばねぇ・・・。
あの日の彼の呆然とした顔と共に思い出に残る一台でございます。