2000年にメーシーさんより登場でした。
前年に登場したオオハナビから搭載された鉢巻リールを搭載し、演出はより多彩になっての登場となりましたね。
元々は、「タロットマスター」という台で登場する予定だったそうで、アンテナ店にもテスト導入されていたみたいです。が、結局正式リリースになったのは「タロットマスターR」でした。その違いは後程。
通常時の演出は、鉢巻リールが回転し、停止した図柄の対応役が外れたらボーナスというものがメイン。
後は、全リール停止後に鉢巻が回り、図柄が数度停止した後に最終的に「7」が停止すればボーナス確定となるもの。まぁ、ほとんどの場合「死神」の停止とともに「デース」と言われるんですけどね。このため個人的には「丁寧語が使えるパチスロ」と呼んでました。
後は、鉢巻横にある4色ランプのいずれかが点灯し、対応した色の小役「例:緑点灯→本」が揃えばボーナス確定となりました。つまりこの演出で確定した場合は成立後ということになりますね。
それぞれ演出に名前がついていたはずなんですが、全部綺麗に忘れてしまいましたw
見事ビッグを射止めたら、次はリプレイハズシ。本機はB-MAX、大花火に続く大量獲得タイプのため、その恩恵も大きかったですね。
レバーオンすると鉢巻が回り止まった図柄に応じてという感じ
①エンペラー → 「青7・リプ・リプ」の15枚役なので左に青7狙い
②ハーミット → 「本」成立なので全リール本狙い
③ジャッジメント → JACインなのでハズシ実行。
ハズシは、中右フリー打ちで上段受けにリプレイがテンパイするので、左は下にチェリーの付いたBARを狙ってハズシでした。チェリー同時入賞を避ける制御なので余裕コマは確か5コマくらいあったはず。簡単ハズシでした。
前述の「タロットマスター」は、噂によるとハズシにビタ押しが必要だったみたいです。となると青7の二つ下にある本をビタだったんでしょうかね?それとも左の配列がちょっと違ったんでしょうか?もし打ったことがある方がいたら教えて欲しいです。
ちなみに小役ゲームの最後、残り1ゲームでJACインできると「Oh~ミレニア~ム!」という声とともにJACインします。正直大して嬉しくありませんでした。しかも、1回達成するとその日はその後のビッグでも毎回JACインの度に祝福してくれるという迷惑仕様。この機能を搭載した開発の方を小一時間問い詰めたいです。
逆に、最終JACインの段階で「獲得600枚超え」が確定した場合は、最後のJACゲームのBGMが「サンダーV」のJACゲームのアレンジバージョンに変化しました。
このBGMが本当にカッコ良かったんですよ。個人的に、今まで打った台で一番カッコ良い「JACゲームのBGM」です。
この台は、バイトしてた店の向かいにあった人気店に導入されましてね、バイト前に打ったりしてましたが、あんまり勝率は良くなかったような記憶があります。でも、一回のビッグの獲得枚数の多さとBGMの良さに惹かれて打ってました。
まぁ、ビッグ一発で1万円超えるという短時間勝負には良い台でした。
どちらかというと5号機でリメイクされたことの方が驚きとともに印象に残る一台でしたね。