怒ることで得られるメリットとデメリットを考えた際
明らかにデメリットのほうが多い。
感情の生き物である人間は物事の是非に関わらず
怒られると怒った人に対して負の感情を持つ。
結果人間関係が悪くなる。
また怒ることで冷静な判断ができないことも多々ある。
怒ることで余計なエネルギーを使い自己嫌悪に陥る。
などなど。
怒ることで一時的にエネルギーを生み、場面を打開する
方法も時には有効だが、万が一のためにとっておいたほうがいい。
総じて怒らないことだ。だがこれは非常に難しい。
実は海外に出た12年ほど前から学生時よりも、より怒るように
なった自分がいる。間違いない。海外では日本では考えられない
理不尽な出来事も多く、怒りをエネルギーに変えねばできないこと
あった、ましてや若いころはそれを良しとしていた。
だが海外であっても(どんな環境であっても)怒らないことに
こしたことはない。
怒らない、まずは物事、起きた事象を観察し理解する。
その上で迂闊に話し過ぎず、落ち着いて対応策を練る。
そして行動に移す。なんでもシステム1(即時判断すること)で
動かないこと。これが今後の、いや人生の大きなテーマかもしれない。
何度でもいう。怒ることのデメリットは多い。怒らないこと。
シンプルだが深いテーマだ。