No Border 生きる。ベトナムで。

No Border 生きる。ベトナムで。

自分は自分でしかない。 I'll be there.


ベトナムにて「三代目俵屋玄兵衛」という「町の米屋」をしています。

日本が誇る農産物「米」を通して、「日本の食文化」を世界中に発信していきたいと
思っています。

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久々の投稿。ここ1ヶ月ほど体調を崩していた。

定期的にかかる病気が恒常化して憂鬱になり苦痛があった。

 

が、今現在8割ほど回復している。特に大きな薬は使っていない。

でも傷を負っても自然に回復するように病気にかかっても

自分の身体を信じていればいつか回復する。

 

そう、人生とは山あり谷ありの連続。良いことばかりではないし

悪いことばかりではない。その繰り返しだ。だから苦痛の最中にあっても

絶望せずに、深呼吸してその状態と正対して時が過ぎるのを待てばいい。

 

難しいこともある。キツイこともある。でもまたいつか必ず

明るい日がやってきて気分が前向きになる。そう信じて。

今年のテーマは「挑戦」。毎年言ってるような気がするが

個人として新しいことに挑む、行動をすることを意識したい。

 

具体的には

・ベトナム人の友人(定期的にカフェに行けるような仲)を作る

・年内にベトナム語の試験を何かしら受ける

・家庭菜園を開始する

 

この辺だろう。ビジネスを頑張るのは当たり前。

個人としてここ3年ほどは停滞していた。マジで。成長していない。

個人として仕事とは切り離された領域だとしても積極的にアクションを

起こしていく。それが「次へのなにかに繋がる」

 

ベトナム人の友人を作るのはかなりシンドいだろう。なぜなら習慣、特に

時間間隔が異なり、約束を守る、守らないなどはかなりルーズだから。

でもここはベトナム、それも含めて寛容に過度な期待はせず動こう。

それが最終的には落ち着いた心を作る、心を整える。丁寧に。焦らない。

 

人としての脱皮。生まれ変わり。それが今年のテーマだ。

通常より1週間ほど早いが今年の振り返り。

 

事業

2022年に続き、2023年も過去最高の業績となった。

6月には約5年ぶりに台湾へ行き、最近ではその台湾の友達が

初めて来越した。やはり動くと何かが変わる、見える。ただ台湾と日本しか

行けなかったのはやや寂しい。2024年は香港、シンガポールになんとか行きたい

がどうだろうか、、、

 

しかし2024年はかなりの確率で2023年を上回ることはなさそうだ。

飲食店、スーパー重視の売上から、一般個人への注力に今年後半戦から

かじを切った。WEBをリニューアルし、広告へ投資(これは2024年も続く)、

商品の数を増やしている。早速11月、12月で効果が数字に出始めているが

どうなるかは全くわからない。事業構造がこれまでとは変わる大事な年が

2024年から始まる。キーになるのは(個人振り返りでも書くが)三ツ橋の

新しいことへの貪欲、いや執着するほどの熱量だろう、これなしで事業の

成長はあり得ない。毎年そうだが、勝負の年だ。

 

プライベート

ベトナム語は多少向上したが、想定していた10分の1くらい。でもネガティブに

捉えるのは止めよう。ちょっとでも向上した。義妹や、妻の友達ともちょっとは

ベトナム語での会話ができるようになった。今年半ばから、週1でオンラインレッスンを

毎回2時間受けている。地道に這うようにベトナム語の勉強を止めないこと。ちょっとずつ

でも伸ばしていればいつかグッと視界が開ける時が来る。

 

もう1つは「新しいことへの勉強」だ。具体的にはWEB広告、マーケティング、Shopify

少人数規模でのビジネスで自分自身が先頭に立ち、取り組まなければならないのは当にこれ。

ベトナム人マネージャーや他の社員はそれぞれ役割がある。俺自身がこれを極めなければ

未来はない。マジで。熱量を高めてハマる。これしかない。ハマる、ハマる、ハマり込む!

 

日本の実家

父親への初めて?の親孝行ではないが、夏に新国立で開催されたバルセロナVSヴィッセル神戸の

チケットを取り見に行った(費用は全額俺が負担)。また10月には愛知県の兄に会いに行く道すがら

沼津の温泉に一泊した。男だけの2人旅。まあまあ楽しかった。母親は帰国時に会って食事行くぐらい

だが、今はその距離感でできることを粛々とやっていくしかできないしそれでいいと思う。

 

ベトナムの家族

子供は今年後半から準インターナショナルの保育園に行っている。既に慣れ、楽しそうだ。

物心つかない時期からこのような環境で過ごせるのは正直羨ましいが、同時に環境におんぶにだっこ

にならないように自己の力で生き抜いていける底力を身に着けさせたい。といってもまだ2歳。

まずはしっかり学費を稼がねば、、妻もマネージャーとして精力的に頑張っている。健康面で

課題は残るが、二人三脚(三人四脚?)で焦らず、じっくりやっていきたい。

 

それでは、良いお年を。

 

正直、20代後半くらいから徐々に野心が以前と同じようには

ないことは気がついていた。

 

結婚し、子供が生まれ、事業も(決して大きくないが)利益がでて

とりわけ大きな問題なく回せるようになってきて

「リスク」よりも「今の安心・快適」を優先するようになっていた。

 

それが悪いとは思わない。価値観の問題であり、特に今は自分だけの

人生ではないため、愛する家族を守るための行動も必要だ。

 

しかし、しかしだ。何か、心の中でモヤモヤした薄暗いヌメッとした

重い嫌気がこの1年くらいあることに気づいた。いや、当に気づいていたが

あえて目を向けていなかった。

 

ハッキリ言おう、日々の生活に、自分の人生に全力でなかった自分がいた。

いや、今もそうだ。

 

中・高校時代は必死に死にものぐるいでサッカーに取り組んだ。

社会人になって、リスクを取りベトナムに行き、初の事業責任者として

死ぬ気でやった。台湾で会社経営を任されて何も分からずでも片っ端から

恥をさらしてやった。ベトナムに来た当初もその気持ちは多少はあった。

 

ただ今はどうだろう。危機感がない、とは言わない。

ただ悪い言い方をすれば、ややダラケてしまっている。

 

今、35歳。もうこの瞬間は戻ってこない。

己の内に秘めた野心はこんなもんじゃないはずだ。

 

やろう、やり切ろう。とても疲れるだろう。

ただここで走らないと成長はない。いや現状維持も不可だ。

 

直近では「ベトナム語習得」と「ベトナムマーケットにおけるマーケティング力」を

強化することに集中する。とにかくまずは量だ。量をこなせ。

 

鈍った身体にムチ打とう。その先にまた新たな視界が広がるはずだから。

10月末に日本に一時帰国した際に飛行機の中で数値化の鬼という

本を読んだ。要点をまとめたい。

 

・何でもまずは数値に置き換えろ(→感情ではなく冷静に判断できる)

・最初は質より量。量をこなすことを最優先にする

・アップだけでなくダウンも加味して数値をみろ。

・変数を動かせ。自分にコントロールできることにフォーカスしろ

・数値管理は脅迫ではなく、足りない部分を見極め改善に繋げるため

 

これまでも基本的には数値で物事を判断してきたが、見るべきポイントは

変数という部分は刺さった。変数と変数ではない部分を切り分けないと

無駄なことに頭を悩ませることになる。変数とは自分でコントロールできる

部分のこと。

 

アドラー心理学で「相手の考えは変えられない。自分が変わるしかない」というのと

本質的には同じだ。だが、問題は「何が変数になるか」だ。

 

例えば今のベトナム生活に置き換えたい。

<変数でないもの(自分で変えられないもの)>

・日本人には受け入れられないベトナム人の性格・習慣

・日常生活でのベトナムローカルルール

・社員や妻・子供の行動(広い意味でのマネジメンはできるが行動決定はできない)

・お金の使い方(自由に使うことはできない)

 

<変数>

・自分のベトナム語のレベル

・1日の時間の使い方(仕事は特に自由な時間が多い)

・自己の健康管理

・友達付き合い

 

こう見ると、一般の人からすると変数を動かせば、かなり豊かになれそうな

ファクターがあることがわかる。

 

要は、ベトナム生活をより豊かにするために

①ベトナム語力を上げ、1人で行動できるようにし

②友人関係を広げ、GoOutしていき、知見を広げ、経験する

③健康管理をして、②と合わせて趣味(サッカー)も充実

④事業運営責任者として、マネジメンしながらビジネス力も上げる

 

ができるし、それができるかは他者によらず、「自分次第」ということだ。

なんてことだ。要は自分次第なんじゃないか。これに気づくのにベトナムにきて

5年かかった。①~④はどれも同時並行が必要だが、①は全てのことの大元になる。

結局コツコツ積み上げていかなくてはならない。マラソンのような持久戦だが

途中で止めてはならない。

 

変数を動かせ。そこにファーカスしろ!