自分の悪い癖として、何か不都合なことがあると
まず、他人や周囲の環境のせいにしてしまうということが
あります。
先日、研究室でこんなことがありました。
教授に「今日中に○○を測定しておくように。」と
指示をされましたが、たまたま数日前から測定用の機器が故障していて
使えないという状態でした。その旨を教授に伝えたところ
「だから何?」という(なんとなく予想していた)返答がありました。
僕は「は~、面倒くさいなー。機器壊れてるんだから無理に決まってるでしょ。
つうか、早く直すように業者とかに依頼するだろ普通。。」
などと、愚痴をこぼしていました。
いつもなら、そこで投げやりになる自分ですがその時は
教授に言われたことをもう一度考えてみました。
「○○を測定しろ」という課題をどうすれば達成できるか。
研究室には、○○を測定する機器として、故障しているものの他に
修士以上の人しか使えない高度な機器があるとこに気づきました。
僕は、先輩に無理を言って通常はしませんが、○○を測定するために
高度な機器の使い方を教えて欲しいと頼み、○○を測定し教授に報告することが
できました。
もしかしたら、上記の出来事は些細なことかもしれません。
しかし、僕にとっては意味あるものでした。
自分がなにか障壁にぶつかった時、できない理由を周囲のせいにして(他責思考)
不平不満をぶつけるのではなく、どうすれば障壁を超えられるかのみを考えて
行動するべきだと強く感じました。
他責→自責 思考と言い換えてもいいと思います。
自責思考のために必要なことは、変なプライドを捨てて素直に自分の弱さ、未熟さを
認めることだと思います。
これからは自責思考を、常に意識していこうと思います。