孔明先生の永眠地・武侯墓があるのは
陜西省?陝西省?
っていうか、この漢字の違い、
パッと見てわかりましたか?
奇人変人レベルで孔明先生を尊敬愛する文霊(あやだま)想作家
諸葛孔明先生ファンクラブ日本代表・玄子(げんし)です。
四川省の省都は成都、
陝西省の省都は西安
(昔の長安。長安って呼び方に戻せばいいのにってかなりの頻度で思います)
その陝西省の「陝」って漢字は
簡体字で書くと「陕」なのですが
博物館とか、歴史ある大学とか
繁体字を使った方が
「いかにも歴史ありますねん!って気がするでしょ?」
って感じなので
繁体字で書かれることも多いようなのですが・・・
だって人間だもの!!!
弘法も筆の誤りと申します。
言われないと気づかなかったのですが
書き間違えたのを堂々と
看板にしちゃいましたぁあΣ(・□・;)事件勃発
書き間違えたのはここ!最初の一文字。
どさくさに紛れ込みすぎて分かりづらいけど
正解は、こっち!!
中に「人」じゃなくて「入」が正解。
「入」と書いた時の発音はshan。
地名に用いられることが多いそうです。
一方、中に「人」と書いて間違えた系はこちら。
読み方はxia。
し・か・も!
どちらも「入」或いは「人」の下に
「一」が入らないので
xiaに余計な「一」を加えたこの漢字は
実在しない漢字ですと検証されていました。
必要のない部分を書いちゃった〜
これを蛇足と申します。
これはよほど意識しないと混乱しちゃうので
書き間違える気持ち、とってもよく分かりますが
博物館の顔となる漢字を間違えてはなりませぬ!
しかも考古学の博物館。
似たような間違いで学校の名前も
同じ漢字の感じで間違い。
上が間違いで
下が訂正版。
※どうでもいいけどShanxiをShaan xiって
これは英語読みとか?
それとも拼音の打ち間違い?
って気になるのですが・・・ま、いいや!
この学校名の書き間違いはまだ、
実在する漢字な分だけ、
考古学博物館よりはいいのかもしれません。
今回の件で、
中国の人でも漢字間違うんだなぁって
なんかこう・・・親近感が湧きました
それ以上に、この間違い指摘記事
よくぞwechatメルマガにして配信したなと思いました。
因みにこの勇気あるメルマガ
なんのメルマガかといえば
中国書道のメルマガ。
最近、この年になってからやっと
王羲之のような古人の書に
癒される心地よさを知りました
詳しいことは全然、わからないけど
見ていると癒されます。
んで!今回の書き間違いを踏まえて
「今回は繁体字と簡体字が混乱した結果、
起きた間違いです。
そうならないためにも
教養の嗜みとして書道を学びましょう」
と結んでいました。
日本でも荻と萩とか
已、巳、己とかとか
似ている漢字って間違いやすいので
(でも、それ以上に楽しい〜)
紛らわしい、似ている感じの漢字使うときは、
120%の自信が持てないなら
何となく書かずに
調べてから安心して書かれること
漢字変換することをお勧めします。
特に人の名前や地名は気をつけたいですね!
今日もいい漢字のご縁をいただき
ありがとうございました〜。
文霊(あやだま)想作家・玄子(げんし)