三国志作家の玄子(げんし)です。
三国志旅遊2019をお届けしています。
12月1日。夜。帰国12時間前。
この日、成都で古琴演奏会が行われたので道士さんたちに加え、古琴友達も一緒に鑑賞に行きました。
残念ながら演奏会そのものは、、、う〜む
道士さん曰く「時間の無駄だった!」ってのに同感の内容でした。
古琴を打楽器のように叩くってどうなの??
何度か「古琴、可哀想」って思ったのが私の本音でした。
が!古琴はやはり三国志と私を結ぶ縁でした!
友達のチケットに記載されていた座席が存在していなくてこの辺、中国だわ〜って安心する私はなんだ!?
4列目の14、15の席順だったのに13の次が通路で次が15という不思議な並び
「は?」座席がないのに印字されるって流石です!
こういういい加減なところ、私は好きです。中国限定で!ですが。
「席がない!!」って騒いでいると3列目に座っていたオジ様が偶然にも友達の知り合いの方で
「ちょうどチケット2枚余っているからここ座って!」と私たちを招待してくれました。
この時に友達が私を
「三国志が好きで毎年成都へ来ているだけじゃなく、諸葛孔明を尊敬していて兵法書を日本語で紹介しているんだよ!!」
って私以上に思いっきりガッツリ私を紹介してくれました。
するとその人は
「なんでもっと早く紹介してくれなかったんだ!!!次成都来たら絶対教えて!!」
と嬉しそうに言ってくれたではありませんか!
というのもこのお方、以前は武侯祠に仕官されていたのです
「三国志文化、いろいろ話したい!伝えたい!」
ということで三国志な人生がますます楽しくなる貴重なご縁をいただきましたぁあ
この人との知り合うために帰国便が二度もキャンセルになったんだ!って納得!
三国志が好きってだけで生きている私を応援するかのように紹介してくれた友達には心から感謝です!
そして、存在しない座席を印字してくれたチケット!ありがとう!これだから好きさ、中国
演奏会の後は、余韻も何もなくあっという間に会場を出て、夜食を食べました。
回鍋肉炒飯!!!
ずっと食べたかったんじゃ〜〜〜〜〜!!!
ですが!求めている味とは違いました。
普通の回鍋肉よりも味を濃くしないといけないのかも?
夜10時過ぎに太るリスクを冒してまで食べたのに嗚呼、残念!
次回こそは美味しいのを食べます!
成都以外の回鍋肉はキャベツが入ったりしているので私の中では野菜炒めです。
本物の回鍋肉はやっぱり本場に限ります!
正しい回鍋肉↑食べたい、、、
そして翌朝ー
朝ご飯までしっかりいただき、道観を後にしました。
道士さんに空港まで送ってもらい、宿題をそこはかとなく出されながらも、沢山のお土産と思い出を大切に抱いて、いざ!
パンダバスに乗って飛行機へ移動。
パンダ飛行機もいるなんてさすがは成都です!
蜀国、ありがとう!!!
雄大な大地を眺めながら
青島で慌ただしく出国手続きをし(トイレへ行く時間さえなかった)
夕方に日本へ
帰ってきました。
ということで!
2週間の旅日記を1ヶ月かけてお伝えしてきました
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
そして今年も1年、ありがとうございました!!!
三国志なご縁に感謝を込めて!
令和元年・大晦日
玄子(げんし)