孔明先生が愛した楽器

古琴を蜀の地で学びました@玄子です。
が、その稽古の厳しいことと言ったら
そりゃもう・・・・・・(/TДT)/でしたが
一度も古琴を辞めたいとか
嫌々ながらも弾かなきゃ、とか
苦痛に思ったことはありませんでした♪
でも、私は「何をやっても中途半端」の代名詞として
物心ついてから扱われていたので
根気強いとか継続力があるって言葉は無縁の人生。
「何をやっても中途半端なんだから
お金がもったいない!」
と言われたら、その通りって感じの学生時代でした。
そんな私が今でも古琴を弾いていられるのは
古琴そのものの魅力に反骨の相も砕けた

というのもありますが
古琴との縁となった孔明先生の存在が
基盤にあるからというのは大きいです♪

とはいえ、空城の計は三国演義の賜物ですが
だからと言って古琴との関わりも否定するのは勇み足

「琴経」って書物に孔明先生が
古琴を造っていたという記載もあるほど
孔明先生と古琴は
孔明先生と羽毛扇並みの
密接な関係にあったのです


↑見辛いかもしれませんが
漢中・武侯祀にある琴です↑
『三国志』に孔明先生の弟・諸葛均殿の字さえも
書いていない陳寿さんが
古琴との関係について書かなかったからという理由だけで
趣味や特技まで否定するのは勿体ない(´・ω・`)
そんなこんなで思うのは
史書『三国志』だけではなく
民話伝説や文化面から
三国志の時代を紐解くと
Σ(・ω・ノ)ノ!こんなことが!!
って驚きがありながらも
当時の文化も楽しめるという特典付き

三国志の英雄たちが
人生を懸けて大切にしたことは
一つの情報だけに縛られず
色んな情報の中から
「よきかな」って思えることを
自分の修養、或いは生活の中に
取り込んでいきたいですね♪