日本で今問題となっているワイセツ教師の存在。児童への複数回のワイセツ行為を行った教師が別の学校に移り平然と教師を続けているという信じられない現実も報じられています。今回、中国では複数の女子児童に繰り返し、性的暴行を行っていた小学校校長に死刑判決が言い渡されました。
中国メディア・毎日甘粛網（6月4日）は、中国湖南省衡陽市（こうようし）の裁判所で、学校長だった63歳の男に死刑判決が下されたと報じています。男は2022年〜2023年まで学校長を勤めていた小学校の5名の女子児童を強姦していたことが明らかとなっています。
男は女子児童たちに対し、勉強を教えるなどと学校内の教室に誘い出し性的暴行を加えていたのです。中国では性犯罪、特に未成年者への性犯罪には極めて厳しい判決が下ることで知られています。被害者が14歳未満の場合、10年以上の懲役、無期懲役、死刑が下されることとなっています。今回の事件の場合、被害者が複数人いたことや、校長という立場を利用した極めて悪質な犯行だったことから死刑判決が下されたと見られます。