周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

中国人観光客による爆買いが日本で大流行していた際、よく議論となった中国人観光客のマナー違反。特に、立ちションについては多くのメディアでも取り上げられていました。今回、中国では立ちションを巡り裁判沙汰となる事件が発生しています。

中国国営メディア・環球時報(9月22日)は、湖北省武漢市武昌区の病院で昨年6月、病院を訪れていた女性が院内の病院で滑って転び後遺症が残る大怪我を負ったことを報じています。

女性はこの怪我によって、3万元(約60万円)の治療費が掛かった上、さらに仕事も長期間に渡り休業せざるを得ない状況となっていました。


実は女性が怪我を負う直前、この病院をベビーシッターと共に訪れていた2歳の子供が病院の床に直接、小便をかけていたことが防犯カメラの映像から判明したのです。怪我を負った女性は、子供の小便が原因で大怪我を負ったのです。

女性は子供の親に対し、治療費や慰謝料を求め裁判を起こし、今月行われた一審判決で裁判所は子供の親に11万元(約220万円)の支払いを命じる判決を下したのです。子供の両親は、判決を不服として二審を求める構えとなっています。

 中国のネットユーザーからは、「親はトイレ教育をしていなかったのか?してないのであればオムツをするべきだったのではないか」「ベビーシッターの責任でもある」「子供の立ちションで11万元か。高い勉強代となった」などの声が寄せられています。