周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

中国では新型コロナウイルスのワクチン接種に関して、1日600万人のペースで接種が進められています。ワクチン接種回数も2億回を超え、年内までに国民の70%にワクチン接種が完了する見通しとなっています。こうした中、中国ではワクチン接種専用車両の運用が開始され、ワクチン接種のペースを更に上げていく構えであることが報じられています。

今月5日、中国南京市の繁華街に現れたのはワクチン接種の設備を搭載した大型バスでした。バスからは「新型コロナウイルスワクチン接種はこちら。受付をすれば誰でもすぐに接種可能です」というアナウンスが流れており、道行く人々にワクチンの接種を促しています。

今回南京市に誕生したワクチン接種専用車両は、接種希望者がいれば戸籍の住所などに関わらず、車内にて無料で接種が可能で、希望者は身分証を提示すればすぐにその場で受付登録が出来る仕組みとなっています。

南京市健康衛生当局の担当者は、今回の移動式ワクチン接種バスを導入した経緯について、「市民がワクチン接種会場にわざわざ足を運ばずに、隙間時間で気軽にワクチン接種を行ってもらえるよう提案した。今回、ワクチン接種バスは南京市内のターミナル駅近くでワクチンの接種を呼び掛けを行った。ターミナル駅周辺は人通りも多く、さらに出張で南京市を訪れる人も多くワクチン接種を効率的に行なってもらえると考えている」と、メディアの取材に応えています。

ワクチン接種バスには、ワクチン接種を行う医療関係者が搭乗している他、緊急事態に備え救命士なども搭乗しています。また、車内には1200回分のワクチンが用意されています。ワクチンは車内に装備された専用の冷蔵庫で保管され、AIが常に冷蔵庫の温度を一定に保つ工夫が施されています。今後、ワクチン接種バスは80台前後が北京、上海、武漢、重慶などの大都市で導入されることとなっています。

ワクチン接種バスは天候に関係なく、場所を問わずいつでも市民への接種が可能となるため、時間的余裕がなくワクチン接種が出来なかった人々からも期待が寄せられています。