台湾で相次ぐ日系飲食店の衛生問題 悪質な違法オンラインカジノによる逮捕者も | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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台湾で日系飲食店の衛生問題が相次いで報じられています。台湾では今月に入り、人気回転寿司チェーン「くら寿司」で食中毒が発生しています。台湾メディア・中央社(4月17日)は、台湾新北市内にあるくら寿司2店舗で複数の来店客が食中毒の症状を訴え、医療機関を受診していることを報じています。



これまでに少なとも23名が食中毒となっており、3名からノロウイルスが検出されています。台湾衛生当局によると、これまでに台湾に出店している同店55店舗への立ち入り調査を行い、半数以上に及ぶ23店舗が安全基準を満たしていないことが発表されており、食中毒を起こした2店舗は営業停止措置が言い渡されているのです。

また、台中市では日本人が経営する焼肉店で消費期限切れの牛肉などを使用していたとして和牛焼肉店「Emperor」が衛生当局から営業停止処分を言い渡されています。衛生当局は5ヶ月前の和牛を提供するなど悪質な行為を確認しているとしています。また、台湾捜査当局はこの焼肉店の経営者が違法な大規模オンラインカジノを運営していたと見ており、これまでに8000億円以上の金がやりとりされ、資金洗浄などにも利用されていたと報じられています。