こんにちは。

英検1級取得までのお話しが一段落して、

1級ホルダーになってからの生活を報告中ナウ。

 

「英検1級」というワードをしつこく繰り返すわりに、

実はぜんぜん1級ぽさのない生活…。

なんのブログなのか、読んでくださる方にわかるようにするためだけに、

「英検1級」と打ち込んでいます。

もういい加減はずかしい。

 

今日は打って変わってNHKのラジオ英語講座についてお話ししますよ🎵

やっぱり読んでくださる方は、

教材のこと聞きたいかなって思いまして。

 

って、もうラジオ講座のことは知ってらっしゃいますよね、みなさん。

ま。

大好きなんで、それでも無理やり触れたし。

 

私は学生時代以来、ひさびさ再開というか、ラジオ英語に再会しました。

こどもたちが学校に行ってしまうと、家にひとりになってしーんとして、

なんか話しかけてくれるものないかなーと思ったのがきっかけで復活したんですけど、

朝、家事をしながら音声をタレ流しています。

 

ラジオ英語は中学生向けの基礎レベルから、ビジネス向けのものまでたくさんのコースがあるので、

毎日聞いても尽きることがないです。

しかもラジオなんで、どれだけ聞いてもタダ。

むかしと違って、放送時間に関係なくネットやアプリで再生できるようになっていて、

いつまででも寂しい奥さんの相手をしてくれます✨

 

ところで、英検1級なら、余裕でぜんぶわかるでしょ?と思っておられるアナタ。

正直者なのでウソつけません、私はところどころ普通に聞き取れません。

ビジネスレベルなんか歯もたちません。

 

英検1級に向けて勉強していたころは、

杉田敏先生の「実践ビジネス英語」を脳みそに力入れて机で聴いてたんですけど、

しんどいばっかりで、ほとんど身につかなかったなー。

 

いやいや!

「実践ビジネス英語」、めちゃめちゃかっこいい講座ですよ!

講座のせいじゃなくて、

自分がとにかくビジネスっぽい堅い文が苦手で、まだぜんぜん吸収できる力がないって話デス。

 

レビューで、ビジネス用の英語じゃないだろって怒られてるのを見たことあるんですけど、

あはは、たしかし。

コピー機つまりましたとか、覚えてそのまま仕事で使うような英会話集ではなかったです。

英語で仕事するなら、雑談もこのレベルでやってみんさい、ってスタンスですかね?

 

杉田先生、ドラえもんみたいに柔和なシルエットなのに、内容が容赦なかったです。

私なんか、まず日本語でもその内容は出せないな…、というステージにいます。

日々思うのは、英語で言いたいなら、

まずは母国語で話せるレベルに知識と日常会話をもっていく必要性です。

こんな風にいつか話せるようになりたいもんです。

 

ちなみに杉田先生の講座はだいぶ前に終了していて、

今は柴田真一先生の「ラジオビジネス英語」になっています。

柴田先生の講座は、もっと具体的なビジネスシーンを想定した会話や、メールの書き方なんかで構成されてます。

それでも十分難しくって、頭からこぼれまくって、ほとんど残らないんですけどね。

 

この講座は、メールの書き方コーナーが私のツボで、

なんとなくわかった気でいるのと、実際に指導されるのとでは大違い。

なるほどの連続です。

 

今BGMの主力を担っているのは、大西先生の「ラジオ英会話」で、

古本をまとめ買いして、わからなかったところを復習するという、

極めて失礼な使い方をしています。

お時間と意欲のある方は、毎日リアルタイムで学習されることをほんとにお勧めします。

今を時めく大西先生の話は、他でたくさんしてるから、今回は簡潔にこれだけ。

 

ええと、ラジオ講座には他に、遠山顕先生の「英会話楽習」もあったんです。

これがー、終了してしまいました!

さみしい💧

 

遠山顕先生の講座は、とにかく話がおもしろくて、声優さんが上手!

マンガを見てるみたいな気分で、おもしろがって聴いていました。

幼児、学生、お姉さん、マッチョマン、老人、動物、怪物などなど。

声優さんがびっくりするくらいなんでも見事に演じわけるんですよ。

 

共通テストのリスニングは、毎年登場人物の聞き分けがしづらいとクレームたれられていますが、

遠山一座のようなの録音を使えばいいのになーと思います。

 

ももたろうの話のときには、遠山先生が犬で参加されていて、ネイティブの男性がサルで女性がキジだったかな。

完全に人間を捨てておられました。

ジャングルで動物たちが大統領選するみたいな話もあって、

支持者もみんな動物なんで、色んな獣の鳴き声が大騒ぎしていて、確かに鳥とかヒヒとかいました。

 

英語講座の大事なところ、そこじゃないだろ、と思ってます?

遠山先生、すごいんですよ。

おもしろくって、

簡単で、そんなに込み入った解説もなくって、

なんか15分リラックスして遊んだなって感じの講座なんですけど、

すっごいしゃべれる気分になるんですよ。

こんなの、魔法みたいで、ほんとにすごいなって思います。

 

その講座が終了してしまったので、

センチメンタル ソーリー。

 

実は遠山先生がデビューしたてのころ、

もしかしたらデビューした1年目?

私は中学生で、はじめて聞き始めたラジオ講座がそれでした。

 

英語っておもしろい!って、思いました。

しかもラジオの向こうから、見えないリスナーに向かってめちゃくちゃほめてくださって、

そういう演出かよ、と思いながらも、

当時、怒られこそすれ、べたぼめされる文化なんてなかったから、くすぐったかったです。

 

たまに洋楽の紹介コーナーがあって、今思えば遠山先生の講座オリジナルなんですけど、

当時は英語って洋楽とセットなんだと思っていました。

ネットなんてない時代だから、そこで初めて洋楽に出会って、衝撃でした。

 

とくにスティービーワンダーの I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU にすっごいびっくりして。

後にある英語アニメで、

典型的なおばさんのプロフィールは、好きな曲が I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU

っていうくだりがあってしょんぼりしたことがあるんですけど。

やっぱりすっごい好きです。

ところであの「心の愛」という邦題はなんなんですかね。

ジャイアンの「心の友」と間違ってないですかね。

私が好きなのは I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU です。

 

とにかく以来、ずっと洋楽とスティービーの大ファンです。

ジャニーズファンにあらずんば女子にあらずという高校生時代も、洋楽しか聴いてませんでした。

「ジャニーズ、好き?」どころか、

「誰が好き?」という、ジャニーズ絶対条件下で会話がはじまる女子の輪で、

小学生の歌うスターライトの替え歌しかわからず、暗殺されかけました。

唯一聴いていた邦楽、聖飢魔Ⅱで友だちネットを構築しようとして、孤立しました。

 

ちなみにですね、

必死に洋楽をカタカナで聞き取ってコピっていましたが、英語力にはあんまりつながらなかったので、念のためお知らせしておきます。

この単語知ってる!とかいうこともままありますし、

単語のもつイメージも、歌ごと強烈に頭に入ったりもしますけど、

かけた時間と覚えた単語の量を考えると、非常にコスパが悪いです。

 

わからない文法は歌ってもわからないし、

詩は普通の文章よりだいたい意味不明だし、

発音もアナウンサーみたいじゃないし。

 

英語が好きな大きな理由では、あるかな?

 

中学から毎日続けたラジオ講座は、

大学生になって引っ越した時、まさかのラジオの電波が入らないことをきっかけに消滅。

それから長い間忘れていましたが、

また遠山先生の講座に縁があって、嬉しいです。

 

今は講座が終わってさみしいので、

遠山先生の単行本、「ラジオ英会話ダイアログ傑作選」をやっています。

過去の遠山先生の講座からピックアップした英会話集です。

 

先生、写真で拝見する限り、高倉健さんみたいな貫禄のある男前なんですよ。

ここでも先生が犬の声を担当してるんですけど、

なに犬の声やってるんですかね、リアルに上手いです。

近所の人が意識不明で倒れて救急車を呼ぶ場面では、

すごく主人公たちが緊迫してて、こちらも汗をにぎる感じなのに、

犬も興奮してバウバウやり続けるので、それしか頭に入ってきません。

 

すみません、書きだしたら尽きなくて、信じられないくらい長くなってしまいました。

こんな予定じゃなかったんだけど。

ラジオ英語愛がだだ漏れしました。

 

ここまでつきあってくださった辛抱強く親切な方だけに、スペシャルプレゼント💛

感謝をこめて実用的なことを書いてみます。

 

高校生の息子の通う学校は、やたら英語の得意な子が多いらしく、

みんな一体どんな勉強やってるの?って猛烈に知りたかったんですけど、

ある日息子が情報を得たらしく、教えてくれました。

 

中学の時にラジオ英語をやるのがずっと宿題だったらしい。

ほかに特別な勉強はないらしい。

(ちなみに息子氏はメジャーグループとは違う中学出身のため、かなり後方位置スタート。)

 

おお。

ラジオ英語が、英語力の秘訣!

そんな、どこにでもある、秘密でもなんでもない物が秘訣!

 

やっぱり、英語って毎日やることなんだと思って、じんわり嬉しかったです。

そして毎日やることを支えてくれる強い味方になるのが、ラジオ英語。

 

長文におつきあいくださって、ありがとうございました!

 

 

→ つづきのブログはこちら

 

→ 英検1級シリーズはこちら

 

→「英検1級! に必要なもの」はこちら

 

→「英検1級? の教材」はこちら

 

→「英検1級2次 面接」はこちら