こんにちは、ジョンぐるです。

純ジャパの主婦が、地方で英語を独学するブログです。

 

英語仲間がほしくて地元サークルを探し続けましたが、発見できずに挫折。

このブログで姿の見えぬ同士とつながることができて喜んでます💛

 

日本のことをもっと知ってたくて、今年になって通訳案内士の試験勉強をはじめたので、報告中です。

英検1級の面接の対策をしていた時から、経済、歴史、科学などなど、語学の問題以前に、自分が空っぽなせいで何も話せないことが気になっていて。

 

自分のために一度は日本について学ぼう✨

なんて、日本を案内する通訳案内士の試験勉強に、ド素人なのでナメきって手を出してしまいました。

 

で、自爆した💣

という話になります。

 

友よ、我が屍を越えて行け。

 

私の報告がお役に立てれば嬉しいです🎵

 

 

さて。今回は1次試験の科目の1つ、日本地理について紹介したいと思いマス。

 

過去問などを開いてみると、地理というより、ひたすら日本の観光地に関する知識が問われている様子でした。

高校の地理のような、地形とか、天候とか、それを背景とした産業とか、伝統とか。

そういうことを勉強できるとかと期待したのに、そうではないっぽい。

 

勉強を始めてから、通訳案内士というものが観光色の濃厚な資格だとわかっていきました。

世間知らずで失礼しました。

開けるドアを間違えた感がありましたが、他にどんなアプローチで日本について勉強していったらいいかも思いつかないので、気のせいだということにしました。

 

しかし。北海道の先っぽから遥か南の水平線まで、莫大な数の観光地。

その地名とか、通りの名前とか、特徴とか、ただただ暗記する感じ。

この試験は範囲と細かさが、えげつないデス。

 

こんなマニアックなとこ、知るわけなくない?

と旅行大好きな母に話題を振ったら、そこは行ったことあるとか、その部分は行ったことはないが、アンタそれはナゼだと思うか?とか、ドヤ顔の巨神兵がおしゃべり開放してきました。

 

私は正直、観光のよさが全く分からない派です。

景勝地は全部同じに見えるし。神社仏閣も全部同じに見えるし。

その全部同じに見えるいろいろの名前を、語学みたいに語源を軸にイメージすることもできず、ひたすら暗記する科目な感じです。

もームリ。

 

テキストは本屋さんで実物に出会うことができなかったので、ネット検索しました。

どれが自分に合っているのか不明でしたが、大好きな一三先生が出された本をみつけたので、それに決定💛


全国通訳案内士試験「地理・歴史・一般常識・実務」直前対策 ([テキスト])

 

です。

何種類かあって、それぞれ出版年も違ってるみたいでしたが、自分の受験する科目が全部おさまっていたのでコレにしました。

 

こちらは「直前対策」と名前がついている通り、直前にざざっと確認する用で、語学以外の4教科をざっくり網羅してくれてます。

これをやるだけじゃ試験対策として足りなすぎる、とお怒りのレビューもありましたが、まさにそういう本な訳ですよ。

 

私はど素人スタートなので、どんな試験でどんなことを覚えたらいいのかイメージをとらえることができて、最初のとりかかりとして最適でした。

ちなみにそのざっくりした本ですら、英語の勉強と並行してやってたら、1周するだけで1ヶ月かかりました💧 

 

とにかく出題されそうなポイントにぎゅっとしぼってあるので、濃度抜群ですよ。

後で他のテキストをやってみて、最頻出事項が激選されたコンパクト教材だと、改めて実感。

 

高田直志という先生との共著になってますが、テイストは何度もお世話になった一三先生のシリーズと同様。

本だけど実際に講義を受けてるみたいな感覚で、わかりやすく頭に入ってくれます。

 

しかし。

試験の範囲が恐ろしく広く、ただただ知識ゲーなので、知ってないと答えられない。

知ってることを増やしていくしかないので、追加する教材を探しました。

 

ハローアカデミーという専門学校さんが、すでに閉校されたそうなのですが、過去の授業をなんとタダで公開してくださるという神さま✨サービスを提供してくださっていたんです。

アナログ派なので普段動画には縁がなかったのですが、専門学校を疑似体験でき、断然チャレンジしてみました。

 

親切にテキストも全部ダウンロードできて、いっぱいある写真を見ながら、先生が自分の旅行した感想とかを雑談して下さいました。

自分が観光旅行を体験してる気持ちで学べたので、すごく助かりました。

 

重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)とか、郷土料理とか、頑張っておぼえたわりに、もうあまり出題されなくなってる分野が一部あって。

出題傾向に合わせて毎年テキストが更新されるシステムだったようなので、公開バージョンが、今となっては古くなってしまったからかなと思います。

 

地形、旧国名などの、項目別の暗記用地図のオマケがたくさんあるんですけど、他の教材では見かけなくて、ここのコトがすごく気に入ってます。

観光地だけを覚えるのは難しくても、山とか、川とか、火山🌋と温泉とか、地理感覚をつかむことで地域ごとのイメージがわき、だいぶん楽になりました。

そもそも、この感覚を養いたくて、地理を勉強したいと思ったので🎵

 

そうそう。

地理では、自分の覚えたいポイントを白地図に落とし込む作業をすると思うんですが。

私は子供向けの日本地図帳

るるぶ 地図でよくわかる 47都道府県の歴史大百科

に、カラーペンで印したり、ボールペンで書きこみして仕上げました。

 

市販の白地図の存在に気づかなくて、こちらを買ってしまっただけなんですけど。

山や川が色分けしてあって地形をイメージしやすいし、邪魔にならない量で重要都市名だけ載ってるので、かなり便利✨

紙面がツルツルなため、鉛筆で書き込みしづらいのが難点です。

 

『るるぶ 地図でよくわかる 都道府県大百科』っていう、地理バージョンもありますヨ。

こっちの方が地理向けの都市がセレクトされててます。

ただし京都・奈良・大阪の拡大地図は、歴史大百科の方にだけついてるので、どちらがいいか悩むところ。

 

いいかげんフィニッシュしたいですが、ほんとに地理が苦手すぎて、さらに3冊目のテキストも暗記しました。

 

たまたま True Japan School さんという、通訳案内士の世界ではメジャーらしき団体さんが、改訂版テキストを発行されたんです。

 

改訂版 全国通訳案内士試験 「地理」 合格!対策

 

という地理単独1冊もので、信頼できそうだし、一番現状にもピッタリしてそう。

 

分量たっぷり、しっかりカバー系です。

ハローアカデミーさんの下地があったから頑張れた気がしますが、写真少なめで、電話帳みたいに観光地の名前と内容がひたすら続く感じのテキストです。

 

というか、疲れました。

試験範囲が広すぎて、愚直に暗記を続けても、過去問をやってみるたびに、習ったはずのない知識が問われるので、エンドレスです。

 

100点満点中、70点以上が合格だそうでが、コツコツ知識培養中の点数推移が、

46点 → 65点 → 64点 → 51点 💀

 

ノー勉で最初に試した時の69点が、過去最高✨

運のよさ指数を測ってるだけで、勉強した意味がわからないです。

一体、めげない心を試す試験なのか。私が個人的にアホなだけなのか。

 

法改正で、資格がなくても通訳案内士の業務ができるようになったせいか、テキストの販売がちらほら終了している様子で、今勉強する人は何を選んだらいいのか、イマイチ見えてきませんでした。

 

無駄にレビューを読んでると、こんな通訳案内士試験はヒマ人じゃないと無理🔥って、試験自体に激オコってる記事をいくつか見かけ、いたわしいです。

私はヒマな主婦なので、好きなことやらせてもらってて、状況が変わればとても無理だろうと、深く同意。

 

逆に、ちゃんと勉強したら点数のとれる良い試験ですネって、ブイブイ言わせてるご意見もあったりしてます。

自分がデキきるってことをアピールしたいのか?

観光博士になる試験じゃねーよ。

 

いじけているので、スミマセン。さらに不公平を訴えます。

各県について平等に1問ずつとかじゃなくて、数か所の観光地が設問に選ばれるんです。

 

なので、お住まいの地域が当ったったら🎯ラッキー。

観光ネタがたくさんあるところにお住まいの方は、かなりリードです。

が、まわりに最近つぶれたスーパーとかしかなかったら、なにかとハンデだと思われます。

 

こりゃーダメだと絶望から立ち上がれないまま、試験の日がきてしまい、先日受験しました。

 

本番が、意味不明の80点。

 

 

でしかなかったと、思いました。

なんか知っていたことが多かっただけで、当てずっぽうも当たっただけで。

 

ちなみに九州と沖縄からは、一問も出題がありませんでした。

九州、沖縄民よ、アワレ。

 

振り回された感じでしたが、無理やり暗記するハメになったおかげで、興味のなかった観光地のことを知り、行ってみよーと内心計画したりしました。

そのへんがベリーナイスです。

 

もうやりたくないです。

 

 

 

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