大井川鉄道のSL列車に乗るねん。
昨年の台風被害により家山以遠は不通となり、復旧の目処がたたん状態なんで、最悪の事態を見越して今のうちにSL列車に乗ることに。
蒸気機関車に乗るのは10年ぶり以上?
磐越西線C57以来。
旧客になると?
新金谷から家山まで30分足らずで、乗車券690円とSL列車券1000円で1690円。往復3380円。
老骨鞭打ちC10がオハ35系3両牽引。
磨きが入ったナンバープレート。
C11のプロトタイプで、リベットが古めかしい。
1930(昭和5)年製やから、今年で93歳!
大井川鉄道最古参らしい。
製造当初から使用している部品はないやろけど、ディーゼル機関や電動モーターを使わんある種プリミティブな構造やから、ここまで使えてるんやろ。
家山行きは、団体が1両貸切ということもあり予約で満席らしいが、ワテの乗った車両は70%程度の乗車率。
車内販売のおばあちゃんが頻繁に来る。
久しぶりの乗り鉄を楽しんでたら、あっという間に家山駅到着。
転線。
バックも副灯付き。
戦後型キノコ折妻オハフ33 469。
キノコ折妻は絞り折妻と並んで、戦前の丸屋根から戦後の切妻屋根へ移行する過渡期の形態。
神奈川の生田緑地のスハ42も同系列のキノコ折妻やけど、車体色が青で近代化改装されてる。
折り返しの列車に乗って戻るねん。
帰りはガラガラ。
扇風機なしの白熱灯装備のオハフ33 265。
他の2両は扇風機有りの蛍光灯。
トンネル内で情緒たっぷりとなるはずの白熱灯の光が、目で見たんと違って、スマホでは白なって写っとるがな。
ホワイトバランスが崩れてるんか?
新金谷駅に到着後、解結して去ってくC10。
南海タコ坊主号で金谷駅に。
大井川鉄道が新オーナーになって約8年。
インバウンドやらで業績改善してきたものの、コロナ禍に加え、昨年の台風被害で家山以遠の復旧見込みがたたん状態。
どうなるねん?
磐越西線C57は今春復活見込みやけど、九州のハチロクや釜石のC58はなくなるし、山口線D51も怪しい状態。。。
蒸気機関車の動態保存は揺らいできてるんか?