海外ミヤマ達  | zojurasのブログ

世界の昆虫展で見た、ミヤマクワガタ類の一部を紹介。

アジア最大のカンターミヤマクワガタ。

 

ミヤマクワガタの仲間でも、特に大きくなる種類の一つですが、その独特の幅広頭で人気があるスタイルなものの、日本には滅多に入って来ない残念な種類です・・・・・。

そのカンターの顎の間にいたマダラクワガタの一種。

 

マダラも、あんましクワガタには見えないですね・・・・・。

 

そうしたミヤマクワガタ達は、こんな種類が。

 

そうしたミヤマクワガタ達は、こんな種類が。

 

フォルモサスミヤマクワガタ Lucanus formosus 

節足動物門 昆虫網 鞘翅目 クワガタムシ科

ラオスに生息する中型~小型のミヤマクワガタで、体長は大きくても55mm未満程度だが、大顎が細くても身体の割に長く発達し、均整の取れたスタイルをしているのが特徴で、キクロマオチデスミヤマクワガタ Lucanus cyclommatoides に似ているが、若干形状が違い、本種の方が早く発生するといわれる

台湾のヒメミヤマクワガタ Lucanus swinhoei に近い種類とされ、中型や小型個体でも、大顎の発達はそれなりによい。ミヤマクワガタの中でもレア種とされ、日本にもあまり多く入って来る事はない。

 

フォルモサスミヤマクワガタ Lucanus formosus 

節足動物門 昆虫網 鞘翅目 クワガタムシ科

中国南部、ベトナムに生息する中型~小型のミヤマクワガタで、体長は大きくても55mm未満程度だが、大顎が細くても身体の割に長く発達し、均整の取れたスタイルをしているのが特徴。

台湾のヒメミヤマクワガタ Lucanus swinhoei に近い種類とされ、中型や小型個体でも、大顎の発達はそれなりによい。ミヤマクワガタの中でもレア種とされ、日本にもあまり多く入って来る事はない。

カンターミヤマクワガタ Lucanus cantori

節足動物門 昆虫網 鞘翅目 クワガタムシ科

「カントリーミヤマクワガタ」とも呼ばれ、名前の由来は聖歌隊長の「カンター」からで、インド、ブータン、ヒマラヤ、ミャンマー等の地域に生息するアジア地域最大のミヤマクワガタで、ミヤマクワガタの仲間とは思えない程横幅があり、その幅は30mm近くにも達し、ミヤマクワガタの仲間で最も横幅が広い種類となり、特大個体となると、90mm内外にも達する。

ヒマラヤ近辺の原名亜種のL C  cantori と インドとミャンマー産亜種のL C colasi  の二亜種に分かれ、colasi は原名亜種よりも横幅がやや狭くなる。

ヨーロッパミヤマクワガタと並ぶ大型種だけに人気が高いが、ミヤマクワガタ特有の寿命の短さと、環境変化と高温の弱さから飼育も難しく、生息地の環境に適応している為、ブリードも難しいといわれ、入ってくる個体も多くは無い。