『その時天使は歌った』 演出 福島和美 脚本 上原正三 | zojurasのブログ

宇宙海賊キャプテンハーロック40周年記念第40話

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木星でのマゾーン前衛艦隊との戦いに勝利したアルカディア号は、艦の整備を済ませ、いよいよ、マゾーン中央艦隊本隊との雌雄を決するべく、デスシャドウ島を出撃したのであった。
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マゾーンとの決着を果たすべく、アルカディア号は最終決戦に向けて船出しました。一方、迎え撃つマゾーンの女王ラフレシアもまた、ハーロック達に様々な手を講じようと策を練っていました。
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いよいよマゾーンとの決戦が来る・・・・・・!そうした緊張が艦内にあるのか?と思って、艦内を見回ったハーロックは、いつもと変わらぬマイペースな乗組員の調子に、安堵感を覚えて、中枢大コンピューター室で、友との会話をしていました。
 
ハーロック「友よ、戦いが終わったら、一番の楽しみがある・・・・・・フフフフ、お前と一杯やりたいのだ!!
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そんな他愛のない安堵した雰囲気は、マゾーン艦隊接近で一気に緊張感へと変わり、ハーロックも戦闘艦橋へ赴きます。ハーロックの作戦は、ラフレシアの旗艦を直接攻撃する道を崩すため、波状攻撃を仕掛けてくるであろう本体の一角に、一点集中砲火を浴びせ、敵の陣形を崩すことでした。
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しかし、作戦が実行され、上手くいったと思い始めた矢先、沢山のマゾーン小型艇がアルカディア号周囲に蚊のように群がります。そして、艦に降りて何をするのかと思ったら、マゾーン兵が飛び出し、艦体各部に爆弾をしかけていきました。艦に取り憑いて爆破させる、特殊工作班による攻撃だったのでした。
 
ハーロックと台羽正、そしてドクターゼロも加わって、マゾーン特殊工作隊を撃退しますが、レーダーをはじめ、様々な箇所が損傷を受けました。その次はなんと病院船が近付いてきて、敵であるアルカディア号から、医薬品を分けてくれるよう頼む。という発光信号が入りました。
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台羽正はマゾーンの厚顔さに呆れかえりますが、取り敢えずマゾーン船と受け容れることをドクターゼロは了承します。しかし、近づいてきた病院船の正体は偽装した武装船で、どうにか退けたものの、ラフレシアの戦術にハーロックは激怒します。
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ハーロック「ラフレシア!なんという卑怯な手を使うんだ!!こんな汚い手を使ってまで勝ちたいのか!?
ラフレシア「ふふふふふ、ハーロック、私は勝つためならいかなる手段も、方法もいとわぬ!
 
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ミーメ「大丈夫?ドクター・・・・・・。」
ドクターゼロ「女王ラフレシアも苦しんでるようだねえ、特殊工作隊の次は、偽装病院船で・・・・・・。」
正「まったく!油断も隙もありゃしない!」
 
ラフレシアはクレオと共に、ハーロックに様々な手を打ってきますが、それでもハーロックを倒す事は出来ず、逆にハーロック側からの猛反撃を受けます。
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アルカディア号は、女王ラフレシアの旗艦目がけ、本隊に向けて、一直線に突進した。
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ハーロック「総攻撃開始!!
速度を上げ、パルサーカノンを撃ち放ち、マゾーン艦は一隻、また一隻とみるみると撃ち減らされます。
 
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しかし、艦の近くに流れてきた敵艦の残骸や、ゴミを見て、ハーロックは攻撃中止を命じます。ラフレシアは以前カサンドラがやっていた市民船団を盾にするという方法を狙ったのでした。思わず傷ついた船に接舷して様子を見てみると、それはトカーガ星人の市民船だったのでした。
 
ハーロック「やってしまった市民船・・・・・・。」
正「ラフレシアが悪いんだ!市民船を盾に採るなんて!!」
そこへ、トカーガ族の長老(CV:柴田秀勝)がハーロックに、トカーガ族の女性ミュン(CV:川島千代子)が産気づいたものの、市民船に医者は居ない為に、このままではお腹の赤ちゃんとミュンの双方の命が危険に晒されていると、伝えたのでした。
 
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正がドクターゼロを呼んできて、ドクターゼロの診断では、アルカディア号に連れて行くことと、誰か同じ血液を持つ者の輸血が必要だという事でしたが、同じ血液を持つミュンの夫のザーリ(CV:大竹宏)が同行し、アルカディア号の医務室ではミュン夫妻と、ドクターゼロとますさんが、出産に立ち合い、そして命を守る戦いが行われていました。
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しかし、そういう状況であるからこそ、身重のミュンと赤ん坊の影響を考え、戦闘はとても出来ず、戦う事も逃げる事も出来ませんでした。それをチャンスとみたラフレシアは、クレオに攻撃を命じさせますが、中央艦隊がアルカディア号に狙いを付け始めると、市民船団は一斉にアルカディア号の周囲を囲って、身体を張って守るので、攻撃出来ませんでした。
 
クレオ「市民船団は全く避ける気配はありません!」
ラフレシア「ええい構わぬやれ!全船反逆罪じゃ!!
 
ラフレシアが尚も攻撃を主張しても、クレオがそれを伝えても、市民達は微動だにせず、マゾーン艦隊もまた、どうしていいか判らず、困惑して動けませんでした。
 
宇宙の、時間が止まったかのように思われた・・・・・・。
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やがて艦内に産声が流れ、ミュンは助かっただけではなく、無事に元気な男の赤ちゃんを出産しました。乗組員一同も喜び、ヤッタランは子供へのプレゼントと、さっき造っていたアルカディア号のプラモをプレゼントするのでした。
 
こうしてミュンは赤子と共に船に戻り、トカーガの市民船団はゆっくりとアルカディア号の周囲を離れ、その様子に、敵である自分達に属するトカーガ族を助けるハーロックをラフレシアは驚いていました。
 
ラフレシア「理解出来ぬ・・・・・・ハーロック、何故敵を助けるのか?」
クレオ「それだけ、人間が未発達な生命体なのでしょう。総攻撃をかけるなら、今です!
ラフレシア「お待ちなさい!ハーロックという男には、小手先の戦術など通じぬ!!
 
ラフレシアは遂に、自らが戦う時だと悟りました。
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アルカディア号はマゾーン本隊に突入し、水が無いはずの宇宙で波飛沫が発生するのを見ましたが、それがマゾーンの発する幻覚だと見抜いたハーロック達の前に、巨大な都市型宇宙船が浮上しました・・・・・・。
 
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遂にその姿を見せた旗艦ドクラス!
 
女王ラフレシアと、ハーロックとの対決の時は来た・・・・・・!
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地球への集団移住を果たそうとするマゾーンの女王。
 
そして、その地球を守ろうとする宇宙の無法者
 
遂に2人は、宿命の対決を迎えた!!
 
宇宙海賊キャプテンハーロック
 
「決闘!女王対ハーロック」をお楽しみに!