人間万事塞翁が馬 - スイスからのお届け物 | ツォイスの庭の飯太鼓

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欧州型HOゲージで遊んでいる話を中心にして何か呟いてみます

 皆さんこんにちは。

 

 暑いですね。昔と違って気合で何とかならない暑さになってきてますので、エアコン必須です。

 

 さて、スイスからお届け物が来ました。

 

 

 中身は、HAGの交換部品です。前回の記事でご紹介したHAGのRe 4/4 i 10018号機のトラクションタイヤ交換のために注文したものです。

 

 が、本当はNr. 160093-90という旧製品用の部品を発注したはずが、なぜかNr. 160093-50 (いわゆるNew Generation向け部品)が届きました…。

 


 途中までその事実に気づかず、交換してしまいました。下の写真の向かって左側がメルクリンのNr. 7154、右側が今回交換したトラクションタイヤです。

 

 写真で比較すると、実はこの部品で正しいのかも…。

 

 

 改めて見直すと、今回修理をするRe 4/4 iの型番はNr. 226と思われ(元箱なく型番わからず…)、このためHAGのサービスパーツリストを確認すると、Re 4/4 i Gruppe 220に適合するトラクションタイヤ(ドイツ語だとHaftreife)の型番はどうも160093-50のようです。

 

 事の経緯は、製品の型番がわからないという致命的な状況から、部品を発注したときに「160093-50とかホンマかいな」と、旧製品向け部品(160093-90)を発注した次第です。結局、回りまわってサービスパーツリスト通りの交換と相成りました。

 

 

 人間万事塞翁が馬といいますか、これで恐らく良さそうなのでせっかく取り付けたばかりですが、メルクリンのトラクションタイヤを引っぺがし、HAGの物に交換します。

 

 もったいない気もしますが、「いい勉強になった」ということで割り切って交換していきます。

 

 

 で、先ほどのNr. 160093-50という型番のトラクションタイヤは新しいHAGの機関車(New Generation)にも適用が可能ということから、長年トラクションタイヤが劣化して牽引力を失っていたRe 6/6のタイヤも交換していきます。まさに塞翁が馬。

 

 が、こちらの車両、古いトラクションタイヤの取り外しに想像以上に難儀し、悩んだ末に精密ピンバイスでトラクションタイヤに穴をあける形で何とか輪を千切って取り外しました。

 

 

 写真を撮り忘れましたが、Re 4/4 iとRe 6/6共に新しいトラクションタイヤを履かせることができました。

 

 客車まで引っ張るのが面倒だったので、牽引力が復活したかは後日確認したいと思います。

 

 さてさて、お次はBDe 4/4ですが、こちらはIMONの箱に仕舞いなおしただけです。

 

 

 というのも、古いスイスの機関車や電車は連結面に手すりがついており、模型でも表現されているのはありがたいのですがこんなか細い手すり、いつか壊すと思いIMONの箱への入れ方を検討していました。

 

 

 結局、バッファー部分に小さく丸めたプチプチを配置する形で手すりが箱にぶつからない形で収納することにしました。

 

 ほとんどメンテナンスで終わりました。疲れました。