ドイツって凄いなとしみじみ思うとき (鉄道模型用モーター専業メーカー) | ツォイスの庭の飯太鼓

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欧州型HOゲージで遊んでいる話を中心にして何か呟いてみます

 皆さんこんにちは。

 

 花粉症がエグいですがいかがお過ごしでしょうか。

 

 さて、ネットサーフィン(死語)をしておりまして、一風変わったサイトを見つけました。

 

 鉄道模型を改造するための動力ユニットを専業で作っているメーカーです。名前は"sb modellbau"とのこと。

 

sb modellbauへのリンクはこちら

 

 メーカーが製造時に搭載したモーターの代わりに、マクソンやファウハーベル製の高級モーターを搭載した動力ユニットを作っているという、いや実にマニアックなメーカーです。

 

 改造も請け負っているみたいですが、大変人気なのかバックオーダーが半年分あるようで、受付停止中だそうです。

 

Foto aus "sb modellbau"

 

 ヨーロッパの鉄道模型事情を見ておりますと、ヨーロッパ人も一度買った鉄道模型は長く大切にしたいという人は多いようで、古い製品を蘇らせるためのレトロフィットキットを作っているガレージメーカーがそれなりに存在します。

 

 例えば、ライトを電球からLEDに変えるキットであったり、DCCデコーダソケットを搭載した基盤であったり、日本だったら絶対商業ベースに乗らず、いわゆる同人ベースぐらいでしか頒布されないようなものが案外売られていたりします。

 

 で、このsb modellbauというメーカーは、古くなった鉄道模型のモーターを交換できるユニットを作っているということで、さらに高級モーターでスムーズで静かな走りを!と訴求しています。

 

Foto aus "sb modellbau"

 

 こういうマニアックなものを作ろうと思う精神、そして実際に商売が成り立っている(1981年創業なのですでに40年以上!)のを見ると、ドイツってすごいなとしみじみ思います。