冷茶猫のカフェは、ここに集まるぬいぐるみ動物たちが、いろいろなテーマ、時事問題からお洒落な話までを、語り合うカフェです。不思議な世界を、のぞいてみてください。
春だ!でも…消費税上がっちゃった!
有志で作っている「生き物倶楽部」のために、彼らはイベントやサーカスで、めいっぱい働いて、援助しているんだけど…税のアップは、やはり弱者には… 何かと物入り、生き物倶楽部も相変わらず経営ぎりぎりだから、困るなあ。
アベノミクスは、みんなに恩恵がきているのかなあ?
まあ、短期間で判断してはいけないけどね、長い目で見ないとね…
でも日本の借金、ひどい額だから、仕方ない・・という意見もある。
消費税、先進国の中では、低いんだろう?
なんと日本の財政赤字カウンター(2013年度)、約1278兆円…らしいよ。
一人あたり1000万円以上。
(赤ちゃんも入れての勘定)
なんでこんなに借金が?なんか疑ってしまう…
増税、仕方ないかもね。ギリシアみたになったら困るもの。
子孫に莫大な借金を残すのも酷いはなしだしねえ。
増税そのものより、税金が、何にどのように配分され、使われているか…これが問題じゃないか?
消費税5%の国はまれだ。欧米などでは25%というのもあるし、所得税もはなはだ高い。しかしそれで福祉が充実し、多くの国民が満足しているならOKなんだろう。
今度の増税も、ちゃんと社会保障、年金問題の解決につながるのなら仕方がないと思うよ。
しかし本当にそう使われているのか、国民はどうしたら知ることができるのか、ここのところがもう一つわからない。
復興予算が、はあ?なんでここに使われるの?というのもあった。テレビで以前に見た。
あれを見ると、本当に意義のある使い方してくれるんだろうね…なんか疑ってしまうんだけど。
あのね、被災地への支援のお金は充分ある、集まってもいる、でも復興に生かされない、システムがうまくいっていない…こういう話も聞いたよ。
福祉も本当に必要な人に、ちゃんと援助してよ、詐欺まがいの人にそんな多額のお金、渡すなよ…と、思うときもある。
どうせ、これからの年金なんて少ないし、年金の掛け金なんて払わない。年を取ったら生活保護で暮らすから…若者にはこういう考えの人も少なくないそうだ。
そういう人がいなくなるような、若者が真面目に働き、普通に暮らせる雇用作りとかも、増税と共にやる必要があるよね。
この表紙にJPIC(出版文化産業振興財団)からの言葉が書かれている。
世界には消費税20%でも絵本を非課税にしている国があります
世界には、書類や雑誌、新聞に対して「軽減税率」を適応している国が数多くあります。
たとえば、イギリスでは、消費税率が20%にもかかわらず、書籍へは一切課税されません。
ドイツでは、19%に対して7%。スウェーデンでは、25%に対して6%です。これらはほんの一例です。
出版物は、民主主義の発展・維持に不可欠な公共財であり、情報や知識に課税することは、その国の文化を衰退させることになる。そう考えられているのです。
私達は、消費税が増税されることで、とりわけ子どもたちの読書機会が損なわれることを強く懸念しています。
そうだよ、本を読まなくなった子どもは危ないよ…
こういう問題はどうなんだろう。ちゃんと議論された上での決定だったのかな?
出版物だけでなく、もちろん生活必需品もだけど…生きる上でどうしても必要なもの、精神の栄養に必要なもの、こういうものをどうするか慎重に審議されて、その結果という報道もあんまりなかったようだし…
まあ、それぞれの国にはそれぞれの事情がある。一律に同じことはできないかもしれないけどね。
税は「広く浅く取る」…これが善政、社会の安定のもと…塩野さんのローマ史には何度も出てくる。
権力者、金持ちは自分の財産を寄付したり公共物を建てることによって社会に還元する。まあ現代では難しいから、それが累進課税になっている。
累進課税も限度を過ぎると、国外へ移住、やる気をなくすなどの弊害もあるけど。
金持ちはたくさん払うべきだよ、アメリカの超金持ちなど、その金で貧しい国の国民全部救えるらしいぜ。そんなにお金持ってどうするんだよ。
危ない、危ない…またまた喧嘩の恐れ?まだ2匹のカエルはこだわりありそう、意外にひつこい。(66,カフェでカエルが…参照)
まあまあ、両方の説が正しい、両説がうまくバランスを取ると、健全な財政になるんだろうね。
さすが黒山羊…話をまとめる。年の功だねえ。
睡眠時間も削って、帽子作りのピンク蛇。今日はダウンしてお休み…駆け込みで買うのもねえ…そう思ったけど、やっぱりいろいろ買ってしまった…そういう人も多いだろうね。
地球への税金もちゃんとはらうべきだよ。
地球も大赤字なんだよ。みんなが持ち出しばかりするから。大ピンチだよ、ほら。
ほんとだね…そのうち破産かも…
先行き暗い…地球、気の毒。
(ハイ・ムーン氏の環境マンガから)
阿月猫の、考える、コーナー
国民は税金と労働力を出し合い、国という共同体を作って運営しているわけだ。そして相互扶助で弱い立場のものも守る。
つまり、国民がお金を出しあって国を作っているならば、国民あっての国…お国あっての国民じゃないわけだ…税金上がったんだから、このあたりもしっかり考えなくてはね。
次回は、12日更新予定です。
ブログ村参加しました。よろしくお願いします。
にほんブログ村