72,付録・阿月猫とピンク蛇の桜リポート…蛇族の活躍 | 冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェ

冷茶猫のカフェへようこそ。扉を開けると、そこはミステリアスな世界。
珈琲の芳しい香りの中で、気楽におしゃべりしたり、ちょっと真剣にものごとを考えたり、そんなカフェになったらいいなと思います。
                     (現代版・鳥獣戯画)

3日間だけの付録です。


幻の都、長岡京が造営された西向日市で、カフェ主催のお花見。


都合のつく常連が、多数参加。


長岡京は、平城京からの遷都を考えた、桓武天皇が最初に造った都です。

しかし都造りの間に、腹心の藤原種継が暗殺される。首謀者と断定されたのは、同母弟、早良親王。親王は無実を訴え、自死。そのあと、3人の妃がなくなったりと、天皇の身に災いが続く。

早良親王の祟りと恐れた天皇は、ついに長岡京を断念、平安京を造る…ざっとこんなところらしい。


もったいないね、莫大な税がいっただろうに…あの頃は、恨みをもつものは怨霊となり、祟るって考えられていたから。

つまり恨まれる覚えあり…だったんだ。



でもね、いいわけをせず、己の内に、黙って怨霊を受け入れられるかどうかで、人物の器量が決まるんだ。




さて数日前…
青蛇に連れられて以降、カフェに来るようにはなった、話もするようにもなった、グレーカエルとチェックカエル(70,贈る言葉…参照)

でもまだしっくりいかない様子。ぎくしゃくしたり、見ていてハラハラ。なんかわだかまりが、あるのか、ないのか?いったん、揉めると、ほんと厄介だね。(66,カフェでカエルが…参照)

で、蛇族がなにか考えているらしい…




      

      


複雑な胸の内を抱え、カエルたちが来てみると…待っていたのは、彼らが一番苦手とする白蛇マダム…

お互い認め合うところあるんでしょ、だからカフェ仲間になったんじゃないの!


「蛇に睨まれたカエル」って、諺、ありますし…

桜の花びらが風に舞って、それはきれいだったことも…心がなごんで…



「悪かったよ」「ごめんな」という会話がやっとできたようで、両者とも実はほっとした様子。

内心は仲直りしたかったらしい…でも意地とかメンツとかプライドとか…ね。厄介だね。




虐められた、いや、虐めてない…の、主張ばかりの二人が、 校長先生に諭されて…
本家のおじいさんが「あんたら仲良うせんと」と…
ラジオなどでこんな風に言っていたな…

本家もいろいろともめ事ありで、困っているようですがね。


しかし、こっちはだめみたいね。形だけ?なんでかな?
お互い国益を考えたら、平穏な関係になるのが一番なんだから、最初に国益ありきで話し合いしたらいいのにね。

バックに国民がいるから。国民はみながみな、話のわかるものばかりではないし、自分の支持層の思惑もあるし…そしてなにより、メンツ!




でも、カフェのお花見は順調…美味しいお弁当に、甘茶猫のクッキー。ビールも少々持ち込んで…












       理不尽な開発(これを破壊という)で、故郷を失った、スパイダース・モンキーと雪ヒョウ。

  

たまには、のんびり、楽しいお花見…

この美しい自然と、寛容さと、平和を失わないでほしい。


でもイージス艦は増えるし、ミサイルや無人偵察機だとか、きな臭い。ウクライナはまたまた…嫌だなあ…

 


今回は、まいまい京都 からの取材でした。(リンクできます)


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次回は、本編、15日、更新予定です。