②なぜ【戸建て新築専門引越】を立ち上げるのか? | 【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

引越業界、不動産業界に大きなインパクトを与えた『0円引越』から2年半、
延べ5万件を超える引越しを見てきた経験上、今の引越業界には絶対に出来ないのが【新築専門の引越】です。
私たちは今回、敢えてその専門部隊を立ち上げてお客様の新居に対する想いに応えます!



こんにちは。


『0円引越』&【戸建て新築専門引越】プロデューサーの合田英樹です。





先週末に書いたこのブログの続きです。


なぜ【戸建て新築専門引越】を立ち上げるのか?①

http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-11719084512.html








そこには引越業界の根深い構造が存在するのです。




ここからは私が【戸建て新築専門引越】を立ち上げようと考えた2番目の理由、


②今の引越業界の仕組みと現状を見て



ここに移っていきます。







今も昔も引越業界で利益を出す方法、それは、






回転率






一台のトラックに2~3名が乗り込み、朝からの作業を終えます。


その後もう一件、もう一件と同じメンバーで作業を重ねることで、


引越業者の利益は同じコストにかかわらず、増え続けるのです。






過当競争前(20年ほど前でしょうか)の引越業界といえば、


顧客単価も今の倍以上、そして作業に対しての文句もあまり言われない時代でした。



そのうえインターネットが発達する前でしたので、


一般的なお客さんが入手できる情報も限られていました。




朝からのお客さんに頂く引越し料金でも十分な金額を頂戴して、


それも今ほど要求される作業レベルも高くないことから、作業時間は短くなります。




そして次の現場、次の現場へと回転することで、


昔の引越業界は本当に大きな利益を上げていたのです。






しかし運送事業への参入障壁が低くなり、ライバル会社が増えてくると、


必然的に過当競争が起こります。その過当競争の最たる例が価格競争です。



他社が10万円ならこっちは8万円、また別の業者は7万円と、


価格破壊がエスカレートしてきたのがバブル崩壊後の時期でした。





それ以降、世の中のデフレ傾向も相まって、


今の時代に至っても更に熾烈な価格競争が繰り広げられています。





世の中の流れといえばそうなのかもしれませんが、


ここで引越業界にって致命的な遅れが発生していたのです。





それは、


利益を生み出す構造の再構築を怠ったのです。







先ほど書いた様に、回転率で更なる利益を上げていた業界が、


回転率を上げることでしか、利益を確保することが出来なくなったのです。




2件目、3件目で更に儲けよう!とする会社と、


2件目、3件目をこなさないと、利益確保できない会社。



この二つは似ていても大きく違うのはご理解いただけるはず。







そこで登場したのがこの方法、





作業前集金






作業をスタートさせる前に、集金だけ終わらせてしまうのです。


「どっちでも同じでしょ?」


と思われた方も多いと思いますが、これほど大きな違いはないのです。




お金を先に頂くということは、作業完了のタイミングを引越業者が握るとういうことです。


最後までお金を握られていると、終了を業者のペースに出来なくなるのです。


「もうちょっとコレをこうやってくれる?」


コレが言いにくくなるのです。





こうして回転率を上げ、何とか利益を確保する中で、


犠牲になってきたのが、お客さんの気持ちだということです。









少し話しは変わりますが、昔、引越の作業スタッフに聞いたことがあります。


「この仕事していて何が嬉しい?」


その答えが同じだったことに驚いたことがあったのです。




「お客さんが嬉しそうに、『ありがとう!』って言ってくれた時です!」


老若男女を問わず、どんなスタッフも同じことを答えたのです。





このスタッフ達は、お客さんにありがとう!って言ってほしいんだなぁ~




喜んでもらえる作業をしたい!


その作業でお客さんから、ありがとう!と言われたい。





しかしながら、こんな想いを持っている作業スタッフが提供する作業で、


どうして泣くお客さんが出てくるのか?





その理由は、引越業界が構造改革に失敗した結果だと考えました。





目の前のお客さんが本当に喜んでくれる作業をしたい!


こんな想いのスタッフと、


自分の引越し【だけ】を考えて作業して欲しいお客さんとが、


共に喜んでもらえるモノを作ってみたいと思ったのです。




目の前のお客さん【だけ】を見ていられるスタッフ、


自分の引越し【だけ】を考えてほしいと願うおきゃくさん、




「大丈夫ですよ~」なんて言う営業マンの口先だけではない、


仕組みとして本当に実現できるものを作ってみたいと思ったのです。








ここまでが②今の引越業界の仕組みと現状を見て です。






次は③ハウスメーカーの営業マンの意見から


ここを書いていこうと思います。




少し長くなりますので、今回はこのあたりで一旦アップします。



最後まで読んで下さってありがとうございました。