こんにちは。
『0円引越』&【戸建て新築専門引越】プロデューサーの合田英樹です。
少し表現を足してみました(笑)
先日からこのブログにも書き出している【戸建て新築専門引越】、
周りの方々(特に引越業界)から、
「なんでそんなに面倒なことをワザワザ立ち上げるの?」
こんな質問を受けるようになりました。
確かに引越業者にとって新築への引越しというものは、時間がかかるうえにリスクが大きく、
また、お客さんの要望も多い割に単価が低いものなのです。
普通で考えれば、面倒なことをワザワザ…て感覚になるでしょうね。
では、どうして私がこんな面倒な【戸建て新築専門引越】を立ち上げようと考えたのか?
大きく分けて以下の4つが挙げられます。
①泣いているお客さんを見てきた経験
②今の引越業界の仕組みと現状を見て
③ハウスメーカーの営業マンの意見から
そしてココが一番大きな理由ですが、
④5年前のこの時のスタッフをもう一度集めたい!
【まとめ読み】 あの引越会社が倒産に至るまで
http://ameblo.jp/zeroyenglp/entry-11064440235.html
この4つ、どれが欠けても今回の決断にはなりませんでした。
①泣いているお客さんを見てきた経験
私も営業畑を歩いてきましたので、
新築を建てられたお客さんの想いは十分過ぎるほど感じてきました。
打ち合わせにお邪魔した際も、ご新居への想いを強く語られる方。
ご新居の図面を広げて、一つ一つ説明してくださる方も居られ、
その隣では、子供さんや奥様が嬉しそうに笑っています。
家を建てよう!と決めてからの、ご家族のストーリーを語りだす方も。
家を建てることって、こんなにも家族が一つになれるチャンスなんだぁ~
そう、感じて目の前のお客様に感情移入したことも数知れず。
そして引越しが終わった当日の夜、こんな電話を頂くのです。
「こんな筈じゃなかった。。。」
「何なの?あの作業員さんの態度は?」
「せっかくの新居が傷だらけ!どうしてくれるんですか?」
どうしてこんな風になってしまうんだろう?
どうして気持ちを汲んだ作業を提供してくれないんだろう?
そこで営業マンであった私は、現場に行ってくれたスタッフに聞くのです。
「何があったの?なんで納得してくれてないの?」
現場に行ったスタッフからは必ずこんな返事が返ってきます。
「あのお客さん、ごちゃごちゃ注文多いんですよ!」
「その後に2件現場があって、ある程度で終わらせないと次に行けません」
新居を建てられたお客さんの想いなんて、引越の現場スタッフには一切届いていません。
毎日毎日たくさんの現場をこなすスタッフには、
新居を建てられたお客さんも、数のうちの一つでしかないのです。
ONLY ONEを求めるお客さんと、ONE OF THEMの感覚の引越業者。
この乖離は、どこまで行っても平行線のままなのです。
どうしてなのか?
このあと私は、営業所長、業務本部長、全国の業務管理責任者、事業本部長と歴任して、
今の引越業界では、お客様側に立った現場を作ることが出来ないことに気がつきました。
そこには引越業界の根深い構造が存在するのです。
ここからは私が【戸建て新築専門引越】を立ち上げようと考えた2番目の理由、
②今の引越業界の仕組みと現状を見て
ここに移っていきます。
少し長くなりますので、一旦ここでアップします。
続きは出来る限り早くアップしますので、少しお待ちください。
最後まで読んで下さってありがとうございました。