こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
昨日書いたこのブログの後篇です。
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まず【単身引越】をする時に気を付けて頂きたいのが以下の2点。
①時間の約束は出来ていますか?
②荷物の扱いはどの様に聞かれましたか?
この中の①は昨日書きましたので、今回は②について。
②荷物の扱いはどの様に聞かれましたか?
これは長距離の単身引越で気を付けて頂きたいことです。
通常は単身引越の荷物の引き取りは、小さいトラックで行います。
が、その後の荷物の流れは以下の通りです。
幹線(仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡)を走る大型トラックへ混載。
↓
大きな中継地に着いたら必要な荷物を幹線の大型トラックから降ろします。
↓
中継地点から配達の担当エリアの中型トラックへ積み替えます。
↓
配達担当エリアの倉庫へ降ろします。
↓
配達先へ向かう小型トラックに積み込みます。
↓
お客様宅へ配達
この間、何回積み替えが発生しているかわかりますか?
この場合ですと、積み替えは3回、お客さんの目が届かないところで3回の積み替えが発生します。
それも荷物はバラバラの状態で、他のお客さんの荷物との混載、
仕切りは何と!ベニヤ板1枚のみ!というのが実情なんです。
まさか見ていないからと言って、荷物を投げたりすることはありませんが、
ここでも問題は、荷物の紛失や紛れ込みなんです。
引越し荷物が届いた後、
「荷物がひとつ足りない!」
なんてことはよくある話なんです。
そうならない為に、ここでひとつ役に立つ準備を。
荷物をナンバリングしておいてください。
出来れば荷物リストも用意した方が無難です。
タンス、冷蔵庫をはじめ、ダンボールも何個あるかを記録しておいてください。
そして荷物を引き取りに来られた作業スタッフに渡せばOKです。
「全部で45個口、そのうちダンボールが20個ありますので、
向こうで荷物を受け取る時にお互い確認してから運びこんで下さいね!」
その書類に作業スタッフから確認のサインを貰ったら完璧です。
こんな事を言われたらもう…適当な積み替えは出来ません。
3回の積み替え時には、お客さんがいなくても個数チェックをしてくれるはずです。
だってこっちには、引越屋さんのスタッフのサインがあるんですから。
荷物を預かった、荷物を届けたという確認書は引越屋さんでもありますが、
何個預かったのか?という、個数まで入れた確認書を用意している引越屋さんはありません!
最終的には、自分の荷物は自分で守る!ってことですね。
また、前編で書いた作業開始時間も、この長距離引越には大きな問題です。
普通は荷物の引き取りが終わると、転居先へ向かって移動することになります。
翌日の荷物引き取りに間に合うよう、新幹線や飛行機で移動される方が多いのです。
異動した後は、予約しておいたホテルで宿泊。
では移動手段の新幹線や飛行機のチケットって、駅について購入されますか?
各社の早期割引などを使って、事前に予約される方が多いと思います。
これはホテルでも同じことですよね?
しかし引越業者の引き取り作業完了時間が遅くなると…
そうです、予約した便に乗れない事になります。
乗ることが出来る時間帯であればまだイイ方です。
最悪は、現地宿泊って事にもなり兼ねません。
宿泊予約のホテルはどうでしょうか?
当日キャンセルってことになるでしょうが、キャンセル料なんて引越屋さんは出してくれません。
だって…引越約款にありますもん!4時間まで免責って。
長距離の単身引越って、意外とクレームがあるんですよ。
荷物の破損と荷物の紛失が大きなものです。
破損は保険等で対応できても、紛失はなかなか見つからないことが多いのです。
その紛失したダンボールに、大切な書類が…ってことも良くある話。
結局は、自分の荷物は自分で守ることが一番です!
今回は【単身引越】の注意点をまとめて書いてみました。
これを読んで、転ばぬ先の杖をご用意されることをオススメします。
読んで下さってありがとうございました。