こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
今朝、事務所に来て受けた電話のお話し。
今月末に弊社の『0円引越』を利用して大阪市内で引越されるご家族。
打ち合わせに行った際にも自宅に【猫】が居たのですが。
今朝の電話はその猫の運び方についてでした。
お客さん : 「ウチで飼ってる猫って引越屋さんで運んで頂けますか?」
私 : 「えっ猫ですか?」
話しを聞くと、ネコを入れるゲージが壊れたとのこと。
その為、ネコをトラックに載せて運んで欲しい!って相談でした。
私 : 「猫ですか…どこの運送業者でも無理でしょうね。」
お客さん : 「やっぱりそうですか…」
私 : 「トラックに荷物保険はあっても、動物を対象とした保険には入ってないでしょうし、
荷台でオシッコされたら引越屋も堪らんでしょ(笑)」
電話口のお客様は落胆しているのが手に取る様に伝わってきます。
私 : 「ハッキリ言いますね!命の保証が出来ないんですよ。」
そうです。
動物の同乗を断るのは、死んでも責任が取れないからです。
可愛いペットも、法律上では【物】としての扱いしかできません。
そして【物】を無くした場合、慰謝料の請求も認められていません。
事前に揉め事は回避したいのはどこも同じです。
では、命の保証が無いことに同意した時はどうなるのか?
それでも引越屋(運送屋)は断ります。
たとえ事前に了承を頂いていても、万が一の時には攻めを受けるのは目に見えてますから。
実際に引越し業者さんで、善意で猫をトラックの【荷台】に乗せたことがあったそうです。
その引越しは、夏の暑い盛りの大阪から東京行きの一般家庭引越し、
高速道路を走行していたドライバーが、
「水分でもあげないと可哀想。。。」って考えてSAで自腹で牛乳を買いました。
ドライバーがコンテナの扉を開けたところ…
ピュ~
って逃げて行っちゃいましたとさ。
その後ドライバーは探し様が無いので、東京で事情を説明したところ、
そのお客様は烈火の如くい怒りになったそうです。
ドライバーがコンテナの扉を開けたところ…って、
何か違うことを想像されませんでした?(笑)
こんな事もあるので、基本的には近距離であっても生き物は乗せることが出来ません。
こんな内容をお伝えして、今回の引越しではタクシーか何かでお願いすることになりました。
こんな事を言いながら、私は以前、
2mの爬虫類(オオトカゲ)を引越業者に運んでもらったことがあります。
命の保証も出来なければ、オオトカゲの積み下ろしも一切しない約束で。
これについては時間がある時にでも、
【あんな引越し こんな引越し】で書いてみたいと思います。
今回のご相談は、引越しの荷物に生き物を入れていいか?って内容でした。
答えは
【ダメ~】ってことです。
読んで下さってありがとうございました。