こんにちは。
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
先日から書いているブログ、彼を後ろから見ていたのは誰?
いよいよこの話しが佳境に入ることになります。
前回までの内容は下記をご覧ください。
お盆前とはいえ7月末の少し早い時期に、お仏壇の前にあった沢山のお供え物、
そして、初めてAさん宅へ行った際に会った中学生の息子さんの荷物を捨てると言ったこと。
『事実は小説よりも奇なり』とは、昔の人はよく言ったものです。
さて、引越し当日はどのような展開になったのでしょうか?
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さっき見掛けた男の子の部屋やん!
私は心の中でそう叫んでいました。
私 : 「でも本当にイイんですか?来る時に息子さん見かけましたよ。」
Aさん : 「・・・」
そして思いもよらなかった事実が判明します。
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8月のお盆前、Aさん宅の引越作業が始まろうとしています。
引越会社のスタッフが大きな4トントラックをAさん宅の前に着けようとしていた時、
「オーライ!オーライ!あ~!!!」
車両後方でバック誘導していたスタッフが叫び声を挙げました。
慌ててドライバーが車を降りてみてみると…
バック誘導していた作業スタッフが、トラックと外壁の間に挟まれていたのです。
明らかに異常な方向に身体をひねった状態で苦痛に顔をゆがめるスタッフ。
その口から信じられない言葉が…
「誰かに後ろから押された!!」
しかしAさん自身も他の作業スタッフも、その時はAさん宅内に居たのです。
「そんなことないだろ?」
ドライバーは言いますが、挟まれて怪我をしているスタッフは、
「後ろから誰かに手で押されたんです!」
誰かって誰なんでしょう??
その挟まれたスタッフは、Aさんが呼んだ救急車で病院に搬送されました。
複雑骨折、全治3カ月とのことでした。
こんな事がありましたが、引越会社は代わりのスタッフを差し向けて作業がスタートしました。
引越作業では、まず作業開始前に各部屋の荷物をひと通り見て回ります。
何から積むのか?最終の荷姿をどうすれば綺麗に積めるのか?
そう言ったことの確認を自分の目で確認していくのです。
スタッフの中のリーダー(基本的にはドライバー)が各部屋を見回ったあと、
作業が本格的にスタートしました。
Aさんの引越作業は、荷造りのみを引越会社で行う、所謂【らくらくパック】の内容でした。
女性スタッフが寝室や台所周り、男性スタッフがその他の荷造りを担当。
リーダーであるドライバーは、居間と和室の担当をしたそうです。
以前にも書きましたが、和室には大きな仏壇がありました。
その仏壇には、まだお供え物や飾り物が残っていたために、
「すみません。。。お仏壇の物は触れないんです。Aさんの方で仏壇だけは片付けてくれますか?」
その様にAさんに声を掛けようとした時…
リーダーは後ろからの強い視線を感じたそうです。
気になって振り返ると…
そこに立っていたのはニキビ面の中学生くらいの男の子。
リーダーが振り返ると逃げるように隠れてしまったとのことでした。
「あんな男の子居たかなぁ~??」
作業開始前の部屋の確認時にも見掛けなかった男の子。
リーダーが不思議に思いながら視線を仏壇に移した時でした。
「&#◎☭〄$※♂☞○@×△×○※」
リーダーは驚きのあまり声が出なかったそうです。
それと同時に身体中に悪寒が走り、その場から動けなくなりました。
その理由とは…
今回はココまでです。
リーダーは何を見たのか?
そのリーダーはどうなってしまうのか?
私が初めてAさん宅へ伺った時、部屋に居た中学生くらいの男の子。
また、私がAさん宅を再び訪問する途中で見かけた中学生くらいの男の子。
作業リーダーが視線を感じる先に立っていた中学生くらいの男の子。
そして…
長い文章にお付き合い頂いてありがとうございます。
続きは出来るだけ早く書きますので、今回はこのあたりで…
読んで下さってありがとうございました。
前回までの内容は下記をご覧ください。