こんにちは!
『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。
昨日は少し忙しかったこともあって、【あんな引越し・こんな引越し】が書けませんでした。
午前中の時間がある時に今日は書いておきます。
前回まではこんな内容でした!
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私:「MAX 3,000円」
担当者:「さ…さんぜんえんですか???」
私:「それでも多いくらいです。
気に入らなければ裁判でもなんでもお好きなように!ってお伝えください。」
私:「その金額で相手にお伝えください。」
担当者:「わかりました。▲▲さんと話をしてみた結果、また電話を差し上げても構いませんか?」
私:「どうぞどうぞ!そちらもつらい仕事でしょうけど、頑張ってくださいね!」
あちらさんも仕事で動かれてますので、最悪はこちらも若干譲歩する気持ちはありました。
あの電話が入るまでは…
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あの電話…
消費者センターの担当者と電話をしてから数日が経ったある日、
再度その担当の方から電話を頂きました。
私:「その後は何か進展がありましたか? 納得されました?」
担当者:「それがその~」
何とも歯切れが悪い担当者の語り口調です。
私:「どうしました? 何でも言って下さいね。」
担当者:「合田さん、一度お目に掛かれないでしょうか?」
私:「それは構いませんけど…」
担当者:「是非一度、会ってご相談したいことがあるんです。」
私:「わかりました!○○○○市の消費者センターってどこにあるんですか?」
担当者:「○○○○市の市役所の中にあります。」
私はスケジュールを確認して、訪問する日を打ち合わせましたが、
電話を切る際に、担当者が意味深な発言をしました。
担当者:「持ち込まれている資料は全てコピーして用意しておきます。」
資料って??
数日後の約束の日、私は○○○○市役所を訪れました。
担当者:「ようこそおいで下さいました。」
下へも置かない様な出迎えを受けたのです。
直感的に私は、何かの条件を呑まそうとしている!と、感じたのでした。
が、そんな素振りは一切見せずに、
私:「消費者センターの方も大変ですね?ご苦労様です。」
担当者:「こちらの部屋へどうぞ!」
そう言って通された部屋は市役所の助役室。
私:「普通の来客にも、こんな部屋を用意するのですか?」
担当者:「いつもはカウンターで話しをしています。しかし今回は少し込み入った話ですので…」
その部屋へ通されると、
中には横柄そうな態度(笑)の男性がひとり。
私と担当者、そして担当者の上司が席に着くと、
その担当者が書類を私に提示しました。
私:「これは何ですか???」
担当者:「◎◎さんからの、包丁が無い期間に使ったお金のレシートの写しです。」
私:「レシートのコピーは見ればわかります。これをどうしろと?」
担当者:「この分を払って欲しいと言われておりまして…」
私:「お宅で払ってやれば?私は言いましたよね?3,000円まで!って。」
担当者:「それはお伝えしましたが、その前にこのレシートが送られてきたもので…」
相手は相当困っているようでした。
少しくらいなら折れてあげてもいいかな?
そう思いながらレシートを見ると…
!?!?!?!?!?
私:「何ですかこれは?」
そのレシートの中身は、引越しが終わった日の夜から1週間、
スーパーやコンビニで買った物の詳細でした。
レシートって、ひとつひとつ商品の詳細が出ていますよね?
その項目は、
マクドナルドで1,500円
カップめんで500円
持ち帰り寿司1,000円
これが延々と1週間も続いているのです。
しかしそして驚くべきことに、そのレシートに書かれていたものは、
学習用ノート 300円
色鉛筆 500円
クレヨン 500円
コピー用紙 350円
スリッパ×3 1,500円
洗剤 300円
などなど…
包丁が無くなってスリッパやノート、洗剤まで買う必要があるの??
私:「初日の夜の食費は100歩譲って認める事もあるかもしれません。」
「しかしね、肝心の包丁を買うこと無く、1週間もの間、
延々と外食をすることまで認めるわけにはいきません。」
「それからもう一つ、
この学習用品や生活用品は何ですか?」
ココに来て私の堪忍袋の緒が切れました。
私:「アンタ達ね、この明細を渡されて、よく私に見せようと思いましたね?」
担当者:「では、どこまでなら認めて頂けるのでしょうか?」
「その金額を伝えてみますので。」
そう言う担当者に対して私は言い放ちました。
私:「ゼロです!」
「この明細を出そうとした心根(こころね)が気に入りません。」
そして真打ち登場です!
中で待っていた男性がこのやり取りを聞いて口を開きました。
男性:「今回の◎◎さんの件、そっちで折れてやってくれない?」
その男性の正体は??
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今回はココまでです。
さて中で待っていた男性の正体は?
次回、もうひとつ面白い流れになります。
読んで下さってありがとうございました。