【包丁一本サラシに巻いて④~そこまで言う?】 | 【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

【新築専門の引越】、0円引越を立ち上げた男の次なる仕掛けがコレ!

引越業界、不動産業界に大きなインパクトを与えた『0円引越』から2年半、
延べ5万件を超える引越しを見てきた経験上、今の引越業界には絶対に出来ないのが【新築専門の引越】です。
私たちは今回、敢えてその専門部隊を立ち上げてお客様の新居に対する想いに応えます!



こんにちは!

『0円引越』プロデューサーの合田英樹です。





昨日は少し忙しかったこともあって、【あんな引越し・こんな引越し】が書けませんでした。


午前中の時間がある時に今日は書いておきます。



前回まではこんな内容でした!


ダウンダウンダウン

予告~誰もが呆れたこんなクレームのお話し


【包丁一本サラシに巻いて①~そこまで言う?】


【包丁一本サラシに巻いて②~そこまで言う?】


【包丁一本サラシに巻いて③~そこまで言う?】





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私:「MAX 3,000円」







担当者:「さ…さんぜんえんですか???」




私:「それでも多いくらいです。

     気に入らなければ裁判でもなんでもお好きなように!ってお伝えください。」


私:「その金額で相手にお伝えください。」





担当者:「わかりました。▲▲さんと話をしてみた結果、また電話を差し上げても構いませんか?」


私:「どうぞどうぞ!そちらもつらい仕事でしょうけど、頑張ってくださいね!」




あちらさんも仕事で動かれてますので、最悪はこちらも若干譲歩する気持ちはありました。








あの電話が入るまでは…









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あの電話…







消費者センターの担当者と電話をしてから数日が経ったある日、

再度その担当の方から電話を頂きました。






私:「その後は何か進展がありましたか? 納得されました?」


担当者:「それがその~」





何とも歯切れが悪い担当者の語り口調です。





私:「どうしました? 何でも言って下さいね。」



担当者:「合田さん、一度お目に掛かれないでしょうか?」





私:「それは構いませんけど…」



担当者:「是非一度、会ってご相談したいことがあるんです。」





私:「わかりました!○○○○市の消費者センターってどこにあるんですか?」



担当者:「○○○○市の市役所の中にあります。」







私はスケジュールを確認して、訪問する日を打ち合わせましたが、


電話を切る際に、担当者が意味深な発言をしました。





担当者:「持ち込まれている資料は全てコピーして用意しておきます。」










資料って??












数日後の約束の日、私は○○○○市役所を訪れました。







担当者:「ようこそおいで下さいました。」



下へも置かない様な出迎えを受けたのです。





直感的に私は、何かの条件を呑まそうとしている!と、感じたのでした。







が、そんな素振りは一切見せずに、



私:「消費者センターの方も大変ですね?ご苦労様です。」



担当者:「こちらの部屋へどうぞ!」





そう言って通された部屋は市役所の助役室。






私:「普通の来客にも、こんな部屋を用意するのですか?」



担当者:「いつもはカウンターで話しをしています。しかし今回は少し込み入った話ですので…」





その部屋へ通されると、

中には横柄そうな態度(笑)の男性がひとり。




私と担当者、そして担当者の上司が席に着くと、


その担当者が書類を私に提示しました。








私:「これは何ですか???」


担当者:「◎◎さんからの、包丁が無い期間に使ったお金のレシートの写しです。」




私:「レシートのコピーは見ればわかります。これをどうしろと?」


担当者:「この分を払って欲しいと言われておりまして…」




私:「お宅で払ってやれば?私は言いましたよね?3,000円まで!って。」


担当者:「それはお伝えしましたが、その前にこのレシートが送られてきたもので…」





相手は相当困っているようでした。






少しくらいなら折れてあげてもいいかな?



そう思いながらレシートを見ると…






!?!?!?!?!?







私:「何ですかこれは?」





そのレシートの中身は、引越しが終わった日の夜から1週間、

スーパーやコンビニで買った物の詳細でした。






レシートって、ひとつひとつ商品の詳細が出ていますよね?



その項目は、


マクドナルドで1,500円

カップめんで500円

持ち帰り寿司1,000円



これが延々と1週間も続いているのです。




しかしそして驚くべきことに、そのレシートに書かれていたものは、





学習用ノート 300円

色鉛筆 500円

クレヨン 500円

コピー用紙 350円


スリッパ×3 1,500円

洗剤 300円





などなど…




包丁が無くなってスリッパやノート、洗剤まで買う必要があるの??









私:「初日の夜の食費は100歩譲って認める事もあるかもしれません。


  「しかしね、肝心の包丁を買うこと無く、1週間もの間、

     延々と外食をすることまで認めるわけにはいきません。」


  「それからもう一つ、

   この学習用品や生活用品は何ですか?」








ココに来て私の堪忍袋の緒が切れました。





私:「アンタ達ね、この明細を渡されて、よく私に見せようと思いましたね?」






担当者:「では、どこまでなら認めて頂けるのでしょうか?」

     「その金額を伝えてみますので。」




そう言う担当者に対して私は言い放ちました。








私:「ゼロです!」

  「この明細を出そうとした心根(こころね)が気に入りません。」






そして真打ち登場です!







中で待っていた男性がこのやり取りを聞いて口を開きました。





男性:「今回の◎◎さんの件、そっちで折れてやってくれない?」







その男性の正体は??





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今回はココまでです。






さて中で待っていた男性の正体は?






次回、もうひとつ面白い流れになります。












読んで下さってありがとうございました。