ただいま。
猫宮さんはそう言って部屋に入ってきた。
ここは猫宮さんの家じゃないですよ(笑)
軽くあしらってみた。
いいの。
ここはもうひとつの俺の家だから。
そうきたか。
でもその言葉に偽りなく
猫宮さんは私の家で違和感なくくつろいでいた。
これどうぞ。
私はさっきの買い物で買った灰皿を渡す。
歴代の彼氏たちが使ってきたやつは
引越しの時に捨ててしまったから。
喫煙者の人(♀)が家に来た時のために
とか
空き缶を灰皿代わりにする行為が好きじゃない
とか
理由は色々あったけど
結構なヘビースモーカーな猫宮さんが
無いと困るだろうなと思ったのは確か。
なんで自分は吸わんのに
こんなの買ってきちゃうのー
猫宮さんは軽く呆れながらも嬉しそうだった。
会社の話や仕事の話を聞いて
ハグして
キスして
2時間くらいでばいばい。