踊る小悪魔 -15ページ目
ゴムが無い。
今からわざわざ買いに行くのもねー・・・
俺、隣の部屋の人にあるか聞いてこようか?(笑)
絶対に止めてください。
さすがにナマはなー
さすがにキツイですねー
やっぱり隣の人に聞いてくるよ?
いや、そうするくらいなら買ってきますし!
不毛な会話を繰り返しているうちに、思い出した。
学生時代、同級生の子(♀)に
「人生、いつ何があるかわからんから持っときー」
とゴムを渡されたのだ。
クローゼットの中を捜索すると、あった。
ありました!
使えるの、それ?
2年前にもらったやつです。
うわー、微妙(笑)
ふざけながらも
なんだかんだで使用。
ちゃんと使えました。
そんなこんなしてたら空が明るくなってた。
ホントの悪い子たちになっちゃったね。
なっちゃいましたね。
でも後悔はしてないよ。
私もです。
少し寝ようということになって
結局昼前まで寝て
起きてからも軽くいちゃいちゃして
「だからゴムが無いんだってば」
という展開になったりして
昼過ぎに猫宮さんは帰って行った。
理性と欲求の狭間で。
抱きしめ合って
キスして
好きだよ。
の繰り返し。
言葉にされると
どうしても自惚れてしまう。
その先を期待してしまう。
嬉しくなりながら
切なくなりながら
唇を重ね続ける。
猫宮さんの手が
時折胸に優しく触れるようになる。
何カップだと思います?
AやBじゃない事はわかるけど・・・
何だろうなー?
時々息抜きがてらふざけ合ってみる。
それでも失速することなく
越えてはいけない一線の手前までたどり着いた。
・・・本当の悪い子たちになっちゃう?
ただ、問題があった。
再び。
日付が変わる頃、猫宮さんから電話。
ご飯食べた後少し寝たら全然眠くない。
澪ちゃんはもう寝るとこ?
今日お昼まで寝てたんで
あんまり眠くないんですよね。
それはそうだろな(笑)
じゃあ澪ちゃんが眠くなるまで電話してもいい?
いいですけど・・・
それなら私の家まで来た方が早くないですか?
確かに。
でも・・・いいの?
私は構いませんよ。
猫宮さんがしんどくなければ。
じゃあ・・・行く。
またあとで連絡するね。
この日二度目の社外逢瀬、決定。

