踊る小悪魔 -14ページ目

踊る小悪魔

会社の先輩に恋をしました。

彼女の存在。


猫宮さんはわりと普通に彼女さんの話をする。



れ初め



遊ぶ頻度。



別れかけたエピソード。



月に2,3回会うか会わないかだから続いているのかもしれない。



そんなこと言いながら

好き嫌いのはっきりしている猫宮さんが

4年も続いているのだから

ただの惰性ってわけじゃないのだろう。


別に猫宮さんがどういう立場で私をどう思ってようと

私は私で勝手に猫宮さんに恋をするだけ。


そういうスタンスは変えずにいたいけど

やっぱり競争相手を目の前にちらつかせられると

変わってきちゃうよね。


うーん。

地雷を踏んだ。


部屋の中探したら、テレビ台のとこにあった(笑)


と相変わらず私の部屋でいちゃいちゃしている時に

猫宮さんがゴムを取り出した。


ひと通り事を終えて猫宮さんが帰る時。


これ(ゴム)、置いてってもいい?


いえ、持って帰ってください。


いつ関係が終わるかわからない人の物を

置いておくのは嫌だった。

言いながら素朴な疑問がわいた。


彼女さんがいるのに

どうして探さないと見つからない場所にあったんだろう。

なんで私の部屋に置いてって大丈夫なんだろう。


彼女さんの時には使わないんですか?

まさか、ナマですか!?笑


思わず口に出てしまった。


え、うん。


違うよ、って言ってほしかったのに。


だって・・・付き合い長いし。


私とはナマでするのを頑なに拒否ったくせに。


黙って突っ立ってたら、猫宮さんまで悲しい顔をし始めた。


ハグして頭を撫でてくれたら許す事が出来るのに。

やっぱり猫宮さんは少し物足りない。


私からハグしてみても無反応。

本当は話し合いたかったけど

向こうはもう何も話したくなさそうだったから

諦めてバイバイした。


近づいたと思ったら急に遠のいた。

欲しいのは言葉じゃない


ただこういうことがしたいだけだったら

前風呂借りに来た時点でこうなってたから。


もしそうだったらこんなに時間かけないし、

今頃もう家に帰ってるからここでこうしてない。


俺のこと信用できないかもしれないけど

それだけは信じて。


事が終わった後、腕まくら状態の時に

猫宮さんがぼそりと言った。


はい。


とは答えたけど

それらに対して嬉しさは感じなかった。


猫宮さんの作戦かもしれないとさえ思った。


遊びじゃないことを弁解されたところで

猫宮さんが浮気をしている事実に変わりは無いし。


シングルベッドに二人で寝た時の

あの窮屈な感じは心地良かった。


でも

その相手は別に猫宮さんじゃなくてもいいような気もした。


様々な想いを抱えながらも

それでも今こうしていることに幸せを感じるなら

これでいいと思った。


深くは考えない。