踊る小悪魔

踊る小悪魔

会社の先輩に恋をしました。

Amebaでブログを始めよう!

冷静と錯乱のあいだ。


月曜日の夜、猫宮さんから電話がかかってきた。


ミドリから話聞く限り、

ミドリは夜景見に行ってないっぽいけど

もしかして二人で行ったの?


・・・そうですけど


で、朝帰り?


朝帰りというか・・・

帰ろうと思ったら名波さんの財布が無いってなって

探してたら遅くなったんですよね。


なんでミドリは一緒じゃなかったの?


元々二人で行こうかって言ってた話だったんですよ。


ふーん。


別に何も無かったし。


そう。


ここで謝れば全てが丸く収まる気がしたけれど

謝る理由も必要も無いことに気付いてしまった。


私と猫宮さんは恋人同士ではない。


名波さんと夜遊びしたところで

猫宮さんに支障をきたす訳じゃない。


でもそれを口にしてしまえば

全てが終わってしまうのはわかってたから

私はただ押し黙るしかなかった。

すべて夢だったら良かったのに


出勤するという名波さんに

家の近くまで送ってもらって

帰宅した。


一晩でたくさんの事が起こりすぎて

頭の中でなぞってたら、メールが来た。


朝帰り?にひひ


ふふふー(笑)


悪い子だなぁー

寝てない分ちゃんと寝なよ。


はーい


諦めた頃に優しくされる。

だから離れられない。

私はバカだ。


名波さんと一晩過ごしてわかったことは


私の心の隙間は名波さんとでは埋まらないということ。


何をされたって頭の中は猫宮さんで一杯だった。


私は本当に猫宮さんが好きなんだ。


今更そんなことに気付くなんて。