松下政経塾出身者は、なぜ駄目なのか?
民主党の歴史的惨敗を記念して一席。
昨日の選挙前ですが、衆議院議員に自民党は6名、民主党には25名の松下政経塾出身者がいました。
自民党で有名なのは逢沢一郎と高市早苗ぐらいですが、民主党は野田佳彦首相をはじめとして、松原仁、樽床伸二、原口一博、玄葉光一郎、前原誠司と、まさに中核です。この中の何人かは昨日の選挙で敗れて、一般人になってしまいましたけど。
極論を言えば、民主党は松下政経塾だったと言ってもいいぐらいです。経営の神様、松下幸之助が創設したエリート政治家の育成塾。そこで育った人たちは、なぜ選挙で大惨敗したのでしょうか?
もちろん選挙は時の運もあります。でも、松下政経塾出身者が中心となって3年間の国政を大混乱に陥れ、国民から総スカンを食ったのは事実です。
そもそも松下政経塾では、どんな教育が行われたのでしょうか?Wikipediaを引用します。
研修カリキュラムは政治学・経済学・財政学などの専門的なものから、茶道・書道・坐禅、伊勢神宮参拝など日本の伝統に関する教育、さらには自衛隊体験入隊・武道・毎朝3kmのジョギング・100km強歩大会といった体育会系的なものまで幅広く用意されている。中にはパナソニック工場での製造作業や同店舗での営業販売など、松下電器産業に関係するものも見られる。
特にここで問題点を指摘したいのが、彼らの学習の大半を占める講義です。毎日のように各界の一流人を招いて教えを受けるって(そのような教育が行われていました)、一見よさそうじゃないですか。
でも、それって数年を費やして学習する意味があると思えないんですよ。こんな考え方がある、あんな考え方もあるというのは独学でもできることです。
では、塾でしか学べないことは何でしょうか?
それは塾長の信念であり、価値観であります。日本国はどうあるべきか?政治家はどのように生きるべきか?その思いを塾生にたたきむのが教育です。
松下村塾を思い出してください。吉田松陰はたった一人で明治維新の立役者を数多く育て上げました。彼が塾にいたのはたった2年間です。しかも晩年には言動が過激すぎて塾生のほとんどが彼の元を去っています。でも、その熱い教育によって吉田松陰のDNAは確実に塾生たちに転写されていました。それが後に花を咲かせたのです。
松下幸之助は本当に政治家を育てたいのであれば、あっちこっちから講師を呼び集めるのではなく、彼自身がもっと塾生に向き合わないといけませんでした。でも、それはやりませんでした。
松下政経塾出身者に共通して言えることは、政治家になりたかったかもしれないけど、政治家になって何をやりたいのかがさっぱり見えないことです。あっちにフラフラ、こっちにフラフラ、まるで紙風船のように風が吹くまま政界を漂っています。腰が定まっていません。
政治とは決断です。決めることです。現実社会に生きる以上、時には妥協も必要でしょう。でも、これだけは譲れないという一線がない人間に誰が国の運命を託そうとするでしょうか?
松下政経塾の大失敗は、戦後政治の行き詰まりを象徴しているように思えてなりません。
ALL LIVE NIPPON(ももクロ)ルポ
すみません。12月はイベントや飲み会、仕事で面倒に巻き込まれたりして毎日書くはずのブログがおろそかになっております。気を取り直して書きますね。
昨日は国立競技場第一体育館で行われたニッポン放送45周年記念イベント「オール・ライブ・ニッポン」に行ってきました。もちろん、目的はももクロちゃんであります。
スタンド二階席と言うことで、どうせ(出演者が)豆粒席だろうと思っていたのですが、結構ステージに近く、アリーナの20番とか30番よりはるかによく見えたと思います。実はなかなかの両席でした。
最初に出演したのがMAN WITH A MISSION。バンド全員が狼のマスクをかぶったまま(上の写真、左)演奏するという強烈さ。私は初めて知りました。演奏そのものは由緒正しいロックです。
次にmiwa (上の写真、前列の左から3人目)。ギター1本でのアコースティックライブ。めっちゃ可愛いです。歌も透明感があって聞き惚れました。CD買おうかと思ってしまいました。小さいなと思ったら、身長は148cmしかなく、ももクロのももか(緑)と同じぐらいです。現役女子大生とのことでした。
3番目に真打ち登場。我らがももいろクローバーZです。いきなり悪い意味でのサプライズがありました。ももかの声が出ません。風邪なのか、喉を痛めているのか今に至るも不明です。これからクリスマスの大コンサート2日や紅白歌合戦を控えているのに心配です。
彼女は結局マイクを持たず、ライブ中は一言も発しませんでした。自己紹介の時はしおりん(黄)が後ろについて二人羽織状態で代弁しておりました。
ももクロちゃんは「サンタさん」を含む5曲を熱唱しました。
次に出てきたのがゴールデンボンバー(以下、金爆) 。ビジュアル系のエアバンド(楽器は演奏しない)そう、ももクロとは共に紅白初出場仲間。芸風も何だか似ています。初出場の記者会見で白塗りの樽美酒が問題発言(お○○○ん)をして、NHKから大目玉をくらったことはご存知でしょうか?
彼らの最終曲「女々しくて」には、我らがももクロちゃんがバックダンサーとして乱入。そして何故か用意された熱湯風呂。
金爆とももクロのメンバーが全員次々と入りました。
ももかは皆の下敷きになり、溺れそうになりました。声が出ないのが風邪じゃなきゃいいけど(笑)
ちなみにももかの上の白塗りは、ももクロの高城れに(紫)です。そう、金爆の樽美酒と同じメイクをしてきたのです。そして会場に向かって「お○○○○!」と堂々と発言。実際は微妙に違う発音をしたらしいのですが、私の耳にはそのものズバリに聞こえました。
NHKに叱られた金爆の樽美酒から「やめろ、一緒に紅白出られなくなるぞ」と止められる始末。まさにカオスで大爆笑のステージでした。
どこに1万2千人が見ているステージで熱湯風呂に入るアイドルがいます?この捨て身というか、無茶苦茶さがたまらないのですわ。しかも本人たちも実に楽しそうにやっているし。さすが、ダチョウ倶楽部をリスペクトしているだけあります。
最後に登場したのがGACKT 。ただのカッコつけているにいちゃんと思っていたのですが、ギャグも言うし、面白かったです。もちろん、ビジュアルと歌も格好いいです。
こういうロックフェスに出演するたびにももクロちゃんたちは、他の出演者のファンも取り込んでいくようです。イベントそのものとしても、実に楽しかったです。最初から最後まで飽きませんでした。
つい3週間前の地獄体験 とは雲泥の差でございました...。やっぱり、席があるって、素晴らしい。
幹事のコツ。宴会はまかせろ!

こんにちは。
忘年会シーズンですね。私はいい歳で管理職なのですが、あっちこっちで幹事をやっています。正直言って、結構好きなんですよ、やるの。
これを読んでくださっている皆さんの中には、突然幹事をやらされて困っている方もいるかもしれませんね。
そんなあなたに役立つサイトをお知らせしましょう。いずれもお金はかかりません。
1.スケジュール調整:伝助
http://www.densuke.biz/
多人数のスケジュール調整って面倒ですよね?それもこの伝助を使えば簡単です。幹事があらかじめ候補日時を書いておき、あとは参加者に○、△、×を入力させるのです。みんなの都合のよい日が一目でわかります。
出席者のコメントも書けますので、結構楽しいですよ。
2.お店選び:スーパーらくらく幹事さん
https://ssl.gnavi.co.jp/s_kanjisan/request/index.php
一番頭が痛いのは店選びです。幹事のセンスが問われます。年末のような繁忙期だと予約を取るのが至難の業だったりします。
このスーパーらくらく幹事さんに希望日、人数、予算、その他希望を登録すれば、お店の方からあなたのメールアドレスに提案メールがじゃんじゃん入ってきます。
お店の返信先は会社のアドレスにしない方がいいかもしれません。メールが来すぎて仕事にならない恐れありです。
基本的に連絡が来る店はあなたの指定日時に空きがあるところばかりですから、話が早いです。もちろん、気に入ったら早めに抑えないと埋まってしまうことがありますが。
登録すると、あなたの要望をろくに読まずに反射神経でコピペのメールを送って来る店もありますが、そんなところは無視しましょう。あなたの要望(静かなスペースや個室希望等)に真面目に答えてくれる店を選ぶのがコツです。
以上、多少でもご参考になれば幸いです。幹事道については、また語ります。
素晴らしき?歩合給の世界(4)

素晴らしき?歩合給の世界(3)
現在、私は日本企業の営業です。毎月の給料は役職や職位に応じた固定給であり、夏と冬にはまとまった額のボーナスをもらえます。正確には目標達成度に応じてボーナスの額は上下します。ただ、それは事務系の社員も同じです。数字があるかないかの違いだけとなっています。
これで十分ではないでしょうか?目標を達成できないと生活もままならぬほどの不安定の生活に、私は二度と戻りたいと思いません。
また、コミッションがないからといって、営業活動に手を抜くことはありません。仕事である以上、懸命にビジネスを獲得しようとしています。むしろ、数字作りといった不毛なことをしなくてすむ分、より前向きに、かつ気持ちよく仕事しています。
おもに外資系の発想なのですが、人はお金のみが目的で働くというのは間違いです。ニンジンを鼻先にぶらさけなくても、馬は走ります。所属していた外資系の企業においては、営業が不安定な状況におかれているがため、金を求めざるを得なかっただけです。
何回も書いている通り、営業が優秀なだけで商品は売れません。まず商品自体に競争力があり、営業をサポートする事務系社員がいるから売れるのです。なぜ営業だけへ売れるたびにお駄賃を払う必要があるのでしょうか?
私はベストセラーになった「虚妄の成果主義(高橋伸夫著、日系BP社」という本をたいへん興味深く読みました。皆さんにもぜひお読みいただきたいと思います。そこには結論として、「できる社員には金銭ではなく、仕事の面白さで報いるべき」とあります。私は双手を挙げて賛成したいと思います。
いやいや、自分は営業をやる以上は刺激も欲しいし、売った分は自分も分け前が目に見える形で欲しい……という方もいらっしゃるでしょう。それはそれでいいと思います。
ただ、私がここでお伝えしたかったのは、私自身の経験です。過度なコミッション制は不毛な仕事と無用なストレスを産み、金が貯まらなかった。しかも目標百パーセントを達成した年間給与額が固定給の日本企業に負けていた……というお話でした。
どのように受け取られるかは、皆さんのお考え次第です。
(この回、終了)
だから私はスポーツジムが好き
ええ、私はスポーツジムの会員になっています。月に1万円ちょっと払ってやっているわけです。
どのぐらい行っているかって?そうですね、基本は週1回。気が向けば2回というところでしょうか。本当は平日も行きたいのですが、最近寒いじゃないですか(笑)。運動終えてシャワー浴びた後に外へ出たら、帰宅するまでに風邪引いちゃいますよ。
何をしているかですか?おもに機械運動ですね。ちょっと書いてみましょうか。
・バタフライ(上の写真みたいに両手を閉じる運動)30回
・プルダウン(ワイヤー付きのバーを下に引っ張る運動)20回
・腹筋 100回×2セット
・エアロバイク(自転車こぎ)30分
これだけやって帰ります。体の調子がいい時も悪い時も運動量は同じです。調子がいいからたくさんやっちゃおうとか、その逆はありません。本当に体調が悪かったら、そもそもジムへ行きませんから。
みなさん、ここがコツなんですよ。ジムの会員になったけど、しばらく行ってないという人、よくいますよね?それは、メニューをしっかり固定しないからです。たとえばジムの運動器具にしたって、今日はこれ、明日はこれと毎回違う器具に手を出す人は、まず長続きしないんじゃないでしょうか?
人間って、毎回何をやろうかと、あれこれ考えるのには、すぐ飽きちゃうんですよ。そう、めんどくさくなってしまう。私が考える長続きのポイントは以下の通りです。
・運動メニューは、ジムのトレーナーに相談して決めてもらう。
・ジムに行ったら、毎回そのメニューを決められた通りにやって帰る。決して増減はしない。
これに尽きますね。自分が江戸時代の農民になったかのごとく、お上(トレーナー)が決めたことを淡々とこなすのです。これが一番楽ですから。考えちゃいけません。
以上がジムプログラムですが、私はスタジオプログラムにも顔を出します。エアロビクスとかやっているあれです。私が何をやっているかって?
ヨガですよ。体めっちゃ固いんですけどね(笑)
なぜヨガかって?もちろん、女性インストラクターが可愛いからです。文句ありますか?
これが一番のモチベーションだったりして...はは。
頑張ってる途中
しばらく真面目なネタが続いたので、たまには。
私は生まれてこの方、ももクロ以外のアイドルに興味、関心を持ったことが全くない。だけど、この歌はちょっとだけ気になる。
ももクロの妹分、私立恵比寿中学(これがユニット名です)の頑張っている途中 。
仕事をしながら、この頑張っている途中!を頭の中で歌うと元気になってくる。しかも、頑張っているとチューしたくなるというではありませんか!(何を興奮している?)
いいか、私は絶対にももクロ以外のアイドルになんか興味がないからな!
頑張っている途中の検非違使でした。
素晴らしき?歩合給の世界(3)
素晴らしき?歩合給の世界(2)
では、固定給の方が、なぜ貯金が増えたのでしょうか?私なりに思うところをご説明しましょう。
歩合給の世界では、過剰なノルマが設定されがちです。そして、それを達成するのは、多くの場合、尋常な努力では不可能です。いや、まっとうな努力では不可能と言っていいでしょう。
みんな生活がかかっているのです。妻帯者は家族を養う必要があります。売れませんので、清貧に甘んじますと、ニコニコしていられる営業はどこにもいません。売らないと、普通以下の給料しかもらえないのですから。
では、どうするか?知恵を絞って数字を上げるのです。そのためなら、手段を選びません。案件の前倒し、代理店への在庫のお願い……私自身もちょっとここには書けないことを含めて、いろいろなことをやりました。
まれですが、時にはやり過ぎて私文書偽造など、本物の犯罪にまで手を染める営業もいたほどです。さすがに、私はそこまでしませんでしたが。
外資系企業(特にアメリカ)では、四半期ごとにきっちり数字を上げることが要求されます。ですから、四半期最後の一ヶ月は地獄です。上からのプレッシャーも相当なものになります。
普通に売って数字が足りない時は、やむなくどこかに頼んで商品を在庫させてもらうなどして、数字を作ります。何とか帳尻を合わせるわけです。
そして新しい四半期を迎えます。その最初の二ヶ月に何をするかというと、前四半期の最後にやった無理な数字作りの後始末です。代理店に在庫させっぱなしなわけにいきませんから、商品をさばかないといけません。そんなことに時間を費やします。
そうしているうちに最後の一ヶ月を迎えるので、また無茶をやって数字を作ります……営業活動は、この繰り返しでした。
数字が上がるとお金は入ります。しかし、おわかりでしょうが、こういった生活を続けていくと、たいへんストレスが溜まります。
ここで、コンサルタントの小田真嘉氏の言葉をご紹介しましょう。
「ストレスを感じながら稼いだお金は、ストレス発散にそのお金を使いやすい」
まさにその通りです。バブルの頃にN証券の社員は『普通のサラリーマンと比べると、二倍稼いで、三倍遊び、四倍使う』と言われていました。消費者金融の世話になるのは、結構一流会社の社員が多いとも聞きます。
私の場合も夏冬のボーナスがないようなものだったので、本当にお金が入ってくるかどうか見えない毎日でした。そこでストレスを溜めに溜めて数字を達成し、ついにまとまった額のコミッションが入金される……。自分へのご褒美ではないですが、お金を使って気持ちをスッキリさせたいと思わない方が不自然でしょう。
旅行や大きな買い物など、記憶や形に残る使い方だとまだいいのです。ところが、大部分はそうではありませんでした。何かわからないうちに入ったお金が消えてしまったのです。きっとそれは、私なりにストレスを解消しようとしていたのでしょう。
例は悪いですが、男性週刊誌などに書いてある風俗嬢へのインタビューで「××の目標のためにお金を貯めています」などと、その仕事に就いた動機がよく書いてあります。ああいう仕事のストレスも生半可なものではないでしょう。本当にお金は貯まるのかな?と、人ごとながら心配になってしまいます。
(もうちょっと続く)
素晴らしき?歩合給の世界(2)

前回:素晴らしき?歩合給の世界(1)
六年ほど前になりますが、某日本企業へ私は転職しました。職種は営業ではなく製品企画へ変わり、給料はもちろん固定給です。コミッションをもらっていた頃に比べ、さぞかし収入が減ったのではと思いませんか?
実際は違ったのです。給料は逆に上がりました。ついでに言うと、貯金額も前の会社にいた頃と比べ、はるかに増えました。どうして、こんなことが起きたのでしょうか?
まず、会社も馬鹿ではありませんので、営業に気前よくコミッションを配りまくるはずはありません。固定給と歩合給の割合や、コミッション支給のさまざまなルール、何より営業目標を設定するのは会社ですから、好きなようにやれるわけです。
要は達成不可能なぐらい高い目標を営業に与えれば、万事休すです。
実際、毎年コミッションのルールは猫の目のように変わりました。前年より今年は楽になったなあと感じたことは一度もありません。営業目標については、市場も担当顧客も製品競争力も関係なく、毎年二桁成長を要求されました。こういった傾向は、外資系において顕著でしょう。植民地のローカル国民は、黙って年貢を納めろという話です。
毎年たいへんな苦労をして目標に挑戦してきたわけですが、いざ会社を移ってみると、実は「百パーセント達成」の給料はたいしたことなかったのです。会社の中にいると井の中の蛙で、世間のことはわかりません。
外資系企業でヒーヒー言いながらコミッションをもらうより、毎年ちょっとず着実に昇給させる日本企業の方が、実は待遇が良かったという泣くに泣けない話でした。
もちろん、外資系企業で驚異的な成績を収めた時の給料は国内のそれを超えるわけですが、そんな年が毎年あるわけはありません。逆に百パーセントを極端に超えそうな時は、営業部ぐるみで、わざと売上の一部を次年度に持ち越すことだってありました。
そうしないと、たまたま達成できた大きな売上をベースに翌年のノルマを決められてしまうからです。売れ過ぎは自分で自分の首を絞めてしまうことになるのです。
もっとも、そんな贅沢な心配をする年はまれであり、だいたいは過剰なノルマにあえいでいたというのが実情でした。
(続く。次回は核心に)
素晴らしき?歩合給の世界(1)
今日は営業の売上が上がれば上がるほど給料が上がる歩合給のお話です。
最近は国内企業でも営業のコミッション(歩合)制を導入している企業が少なくありません。昔はコミッションといえば、外資系の専売特許でした。
私は大学を卒業して、その外資系IT企業でコミッションをもらう営業を十数年体験しました。
この間、新入社員の時を除いて、夏・冬のまとまったボーナスをもらったことがありませんでした。その代わり、売上によって、毎月もらう給料は大きく変動します。調子のいい時は、入社2~3年目でも巨額の収入を手にしたことがありましたし、駄目な時は事務部門の固定給社員より実入りが悪いことがありました。
どういう仕組みになっているかと言いますと、まず年初に、営業の給与を固定部分が7に対して歩合部分を3などと定めるわけです。この、足して10の支給額は目標を100パーセント達成した場合に支払われ、かつ事務系社員の一割増しぐらいに設定されています。
つまり、目標を達成すると、110パーセントの給料をもらえるわけです。さらに100パーセントを越えた部分は1.5倍に換算されたり、さまざまなコンテストがあったりして、調子のいい時はかなりお金をもらえます。
反面、全然売れない時は、限りなく固定部分の7に近い給料しかもらえません。毎日遅くまで残業しても、私の会社は営業に残業手当がつきませんでしたから、事務系社員より給与がはるかに安かったであろう年もありました。
ただ、幸いなことに、ほとんどの年は目標を達成したか、それに近い数字を挙げることができました。私は運が良かったのだと思います。
ここまで読んで皆さんは、どうせ営業をやるならコミッションをもらった方がいいとお考えでしょうか?
世の中、そんなに...(次回へ続く)
