セレモニーレディの質 | 大阪・奈良の葬儀・家族葬ESSたねちゃんのブログ

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会館葬には無い、小さくても心のこもったお葬式を心掛けています。

葬儀社の広告や見積もり、案内などで『セレモニーレディーや

セレモニーアテンダント』という言葉を目にするようになりました。

関西では、『献茶(けんちゃ)さん』とか『お茶子さん』と呼んだりもします。



セレモニーレディーの仕事は主に、ご葬儀の準備からご当家様のお世話、

会葬者の接待、お葬式の式中の誘導、式後の後片付けまでする仕事で

お葬儀の中で重要な役割を担っています。

一般の方が一番よく目にするのが、お葬式の式前に受付の案内をしている姿

や焼香の誘導役をしている姿、お供養品を配っている姿などではないでしょうか?

セレモニーレディの仕事は、お葬儀の質を左右する大切な仕事です。

深い哀しみの中にあるご遺族の方のお世話をするには、目配りや気配り、

心配りができ、さらに葬儀・仏事の知識がないといけません。

自社でセレモニーレディを抱えている葬儀社もあれば、セレモニーレディを

派遣する会社に外注する葬儀社もあります。

弊社では、ベテランスタッフが揃っている献茶クラブに依頼したり、

女性スタッフが葬儀を担当していなければ、セレモニースタッフとして

働いてもらうこともあります。

幸い優秀なスタッフが揃っているので、準備が終わってしまうと私の出番は

なくなります。(警備員の代わりをしたり受付周辺でウロウロしてます)

弊社は会館を持たない葬儀社なので、ご葬儀は自宅や集会所など、

『外現場』と言われる仕事ばかりです。

外現場でのご葬儀は1つとして同じ場所はなく、葬儀に必要な設備が整っている

とは限りません。

ですから、スタッフの力量がご葬儀の良し悪しに大きく影響します。

一昔前のように自宅葬が当たり前だった頃は、葬儀の度に現場の状況が

変わりますし、突発的なことが起こりやすかったので、献茶さんの中でも

ベテランになると、新人の葬儀担当者より『現場対応能力』が高く、

頼りになったものです。外現場では常に臨機応変な対応や判断が必要なため、

スタッフも鍛えられたのです。

しかし、近年では葬儀会館でのお葬儀が増えて、流れ作業のような仕事内容に

変ってきたせいか、葬儀の知識がさほど詳しく無くてもできるようになってきました。

会館には色んな設備が整っていますし、お葬式をされるご当家様は変わっても

会館の形が変わるわけではないので、すぐに慣れて『作業的な仕事』だけは

簡単にできるようになるのです。

そのせいか、残念なことに、セレモニーレディーの質が下がってきました。

会館での葬儀しかしらないスタッフには、臨機応変に突発的なことに対応する

能力が低いのです。

(一概には言えません・・・中には素晴らしい人材もいますが・・・)

残念なことに、会館でのマニュアルどおりにしか動けないという状態です。

マニュアルにないことはできないという情けない現実があります。

自分で考えるという能力が欠如しているのでしょうか?

葬儀社側も利益率を上げるために、パートタイムの人を雇い入れたり、

働く人の平均年齢も低くなってきているせいでしょう。

要は経験不足なのです。

最近の若い人の傾向なのか、教育がなっていないのか、茶髪やマニキュア、

つけまつげなど派手な化粧をしているセレモニーレディーを見る事もあります。

時代の流れでしょうか・・・。私としては、あまり賛成できないです。

弊社でも女性担当者の場合は、派手なメイクにならないよう心がけていますし、

髪も清潔感があるよう、茶髪はいません。

特に同性の目は厳しいため、喪主様が女性の場合などは気を遣います。

弊社では外注の献茶スタッフや司会者の身だしなみにはうるさいです。

若いチャラチャラした雰囲気のスタッフが多く在籍している外注業者に仕事は

依頼しませんがね。

やはり、セレモニーレディというものは、お哀しみ事に合った身だしなみがキチン

と整えられていることが大前提で、立ち居振る舞いが礼儀正しく、

葬儀に関する専門知識があり目配り、気配り、心配りができ、イレギュラーな事が

あっても対応できる人が本物だと思います。

お葬式っていろんなハプニングが起こりますからね。

直ぐに対応できるスタッフがいれば、ご遺族の方も安心ですよね。

葬儀担当者も安心して任せられます。

ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~~

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