捨てるソファーから本革の表皮だけ切り取って、犬用ベット素材などに再利用しようと思います。
シャア専用ZERO-CUBEへ入居当日に届いた新品ソファが、甲斐甲斐しい6年で2回(笑)ものお手入れ虚しく表皮が破れて戦死。次期シャア専用コクピットはニトリで人気のNビリーバという製品を注文済み。自分で組み立て予定なので後日紹介します。
↓まだ初々しい頃
半年後のお正月に撮影した雄姿だが、我が家のイメージカラーそのものだった。人と触れ合う面のみ本革で背面など周囲は合皮というハイブリット型。総革仕様に対して一部本革仕様というそう。おまけのクッションは合皮だがご覧のように全然見分けがつかん。
さて、この状態が続いたのは2年ほどだった。
まず先陣を切ったのが、おなじみの破壊神ノーセンス婿で、ポケットから車のキーをぶら下げたまま一番奥の長いオットマン部分にドサッと座り座面に10㎝ほどの穴を開けてくれた。
米びつの記事で紹介したハカイジュウの父親だけあり、入居まもなく玄関階段に車を乗りあげてタイルを割るわ、ソファ破くわ、水槽に水を入れ過ぎ酸欠で魚を全滅させるわ、BLACKSTONEカバー凹ますわ、スクレッパー握り溶かすわ、など中々に破壊力のある攻撃をしてくる。
もっともインパクトがあったのがこのソファだった。
穴が開くとオットマンに座り難くなる。
写真のおせち料理でもそうだが、飲み食いの際に破けたところを避けて床に座ってTV見たりするようになっていった。結果このコーナー部分に肘を掛けて背もたれ替わりに使い、立ち上がる時に強くおす肘をつく部分が劣化してひび割れ、自然に破けるはめに。表面にテープを貼って無駄な抵抗もしたが、善戦むなしく5年ほどで穴だらけとなった。
破棄するには惜しく、補修も考えたが数万円はかかりそうであることが分かり買い替えが決定した。
色が剥げたり少しくたびれているけどオットマン以外の二人掛け部分に破れは無いので2階カラオケルームへ転戦することに。
引き取ってもらうソファについても未だきれいな部分もあり、ニトリに問い合わせると表皮を剥いだりするのは問題ないとのことだったので本革の部分は素材として全てはぎ取ることにした。これだけなら不要であれば捨てられるし。
ちなみに、神戸市ではソファー引き取りは有料で2,200円掛かります。
↓脚を外したり準備中
4㎜のヘキサゴン(6角ネジ)と+ネジで止っているだけ。誰でもバラせます。
↓背もたれを剥いだところ
本革と縫い合わせた合皮を鋭利なカッターで切断する。合皮はカッターで紙のごとく簡単に裂けていく。黒いのは出てきた内臓のクッション。
↓糸を切断している
本革同士は縫い目を引っ張ったら見える糸をカッターで切断してバラす。
↓被害者のみなさん
ケバ立つと作業員に申し訳ない。最後は運搬しやすく梱包フィルムで巻き付けておいた。気が利くね、私。
↓本日の成果
↓作業に使用したカッター
今回は下のオルファ(OLFA) 細工用カッター を使用。上のクラフトカッターの方が刃は尖っているがグラグラするし弱い。オルファの方が切れが良くて強い。欠けても先端だけ折ってすぐに復活できる。
↓先端のアップ
左が折れた刃先。右が復活した刃先
↓品質の良い製品
安価だし細かい作業には非常に使いやすくてお勧め。替え刃はホームセンターでも普通に売ってて信頼あるメーカー。
↓力作業にはこちらがお勧め
上が同じくオルファの連発式大型カッター 。オートロックなうえ刃を内部に6連装できてスライドを前後させるだけで片手で簡単に刃の入れ替えができる。1,000円くらいはするけど、工具商時代に客の目の前でやってみせると必ず買ってくれた使い勝手が良い製品。使い込んで汚れてるのはご勘弁。
↓オルファ MZ-AL型
さて、玄関タイルと違ってソファーの表皮は自分で貼り換えできないから買い替えとなったが、今回表皮をはがしてみて案外単純な構造であることに気付いた。素材があれば何とかできそうな気がしてきた。ただ、裁縫はニガ手なんよね~。特に革は難しいらしいし。
そのうち様子見がてら今回の革素材でデブさん用ベットでも作ってみましょう。
私のニガ手なことTop5発表!
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