マキタ互換バッテリーでSnapon旧型電動ツールを動かすためのアダプター変換 | シャア専用ZERO-CUBE戦記

シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍6年の中堅となったシャア曹長は少尉に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

旧いSnap-on18V電動インパクトと電動ドリルを安価なマキタ互換バッテリーで動かすために、久しぶりにまともなDIYをやったのでご紹介。

以前も紹介したことがあるが、20年ほど前にSnap-onツールという自動車整備士垂涎の高級輸入工具の代理店をやっていた関係で、私の使う工具類は殆どがSnap-onの取り扱い製品。

幸か不幸かプロ向けの工具であるため耐久性が高い。素人の私なぞが使う頻度では中々壊れないのが難点?だが、レンチなどは問題なくても電動ツールは充電式であるため、当然バッテリーは劣化する。

 

 

マズい事に初期型(セールスに必要なので発売時にデモ機として自分用に使っていたもの)製品のため、当然ながら予備バッテリーも含めてすべてとっくに使用限界。ネットで見つけたバッテリー内部セルを交換する業者に依頼して絶対に必要な18Vバッテリーを1つだけセル交換して使っていた。

でも5年も一つのバッテリーを使い続けていたら当然弱ってくる。これから使用頻度が上がるのに必要なときに使えないのは困る。


Snap-onでは現行機種バッテリーに付け替えるアダプターも出ていて、新しい充電器とバッテリーを2つ欲しいと思って調べると合計で数万円になる。ならば日本製のマキタ辺りのセットに乗り換えようかと検討を始めた。

 

汎用性の高いセットがいくつものメーカーから出ているが、バッテリーが安いものを探した。ネットではマキタの汎用バッテリーが安価で売られている。価格は容量次第だが、純正の1/5ほど。入手しやすいこれが使えるならいうことが無い。

 

さらに調べると電源を取り出すアダプターでアレコレ加工して工具以外に使ってる人もいる様子。工夫すればSnap-onにも使えるに違いない。

 

なぜ充電式ツールが必要かというと、介護タクシーの傍ら「救援事業」を始めたから。

これは社会リソースとしてのタクシーを有効活用しようという趣旨のもとで国交省からタクシー事業者に認められている制度で、日用品の買い物代行やちょっとした工作や修理など便利屋のような仕事がタクシー車両を使ってできるようにするもの。

 

修理などは私の得意とすることだし、タクシー空き時間の有効活用にもなる。何より上手く申請が通ると前からやりたかった以下のことができるのだ。


色々調べて申請したが、神戸陸運局の窓口係には門前払いされた。

窓口では判断できなかったようだが、粘って本局にまで聞いてもらって何とかお許しを貰った。さらに介護タクシーと違って救援事業では利用者に制限がないことも確認できた。

おそらく介護タクシー事業者で大型BBQグリルを使ったBBQ代行ができることになったのは私が初めてでしょう(普通やらんて(笑))

一般利用者でも使える生活支援としてのBBQ代行業です。

ま、こちらはいずれ機会があったらご紹介しましょう。

 

 

前置きが随分長くなったが、本題はココから。

その救援事業でも出番が増えるだろう、Snap-on電動ツールの電源をマキタ互換バッテリーに変換する方法です

 

用意したものは以下の2つ

 

 

↓最初は電源アダプター

マキタバッテリーから18Vの電気を取り出すためのアダプターで、ロック装置も働く。これを旧型Snap-on電動ツールの本体に固定して使うのだ。これが無かったら変換は無理だったと思う。

 

 

 

 

↓もうひとつはバッテリー

私は3Ahの2個セットを購入。マキタの互換バッテリーだけど、ACアダプターが付属しており、コネクタをバッテリーに差し込んで充電できる。つまり充電器不要。ちなみに互換バッテリーの多くが純正充電器には対応しないものが多いらしいから注意してね。

 

 

 

電源アダプター2個とバッテリー2個でも合計6千円ほど。純正バッテリーはどのメーカーも15,000円~20,000円はする。
失敗しても今後の入手の利便性を考えると試す価値はあると思う。

 

【実際の作業】

 

 

↓手前の4つが購入したもの
奥の←がバッテリーと充電器。真ん中がドライバー、右がインパクト。いずれも18V機。

 

↓とりあえずバッテリーを充電
届いた段階で目盛りが4つ点く満充電状態だったが、念のため充電。ACアダプターをコンセントに挿すと緑のランプが点灯。コネクタをバッテリーに挿すと赤色に変化する。満充電になるとまた緑のランプが点る仕組み。単純で使いやすい。2時間近くして緑に。もうひとつは1時間ほどで緑になった。いずれも満充電ではなかったようなので目盛りは目安程度に思いましょ。

 

↓バッテリー本体に挿してみる

いずれも若干抵抗があるが馴染むまではシャア無い。このコードから電源を取って色々工作するためのアダプターなのだが、コードが妙に硬くて作業性は良くない。

 

↓完全分解

全然大したものではない。基盤もなく、単純に+と-を取り出す為だけの物。大事なのはバッテリーを挿したときにロックが働くこととアダプターが分解できること。分解できてこそ加工がしやすいのだ。

 

↓位置を確認中

このように位置を確認してからアダプター外殻をボルトで固定する。

 

↓圧着端子を固定

先に外殻に穴を開けて配線を通して圧着端子を付けたが、これは失敗だった。位置を決めて穴あけ作業が終わってから端子を付けた方が良いです。不要な配線をカットしたこともあって、穴あけ作業がまーぁ、やりづらいやりづらい(笑)

 

↓本体グリップしたにネジを通す
御覧のようにやや斜めに開けた。これは本体の傾斜に合わせたからで、このグリップ形状に寄るが、本来は垂直が望ましいと思う。

 

上画像の右に見える2つの穴はアダプターから配線が出る穴。その間に見えるネジはモナカ状本体ケースを貼り合わせるボルト。よく見てネジ穴を開けないと固定ボルトに当たるよ。

なお、インパクトとドリルのグリップ形状はバッテリーが共通だから当然ながらほぼ同じだが、モナカの張り合わせ方は違ってた。何故かな?
 

 

↓取り付け前にバッテリーの極性を確認
ドリルでは向かって左のビット方向。バッテリーでは上側の赤い方が+端子。

 

↓本体グリップ内部の端子に圧着端子を差し込む

比較的しっかり固定されてるが、使用中に内部で外れるとショートするのは間違いない。非常に作業しにくかったが、この後テープでグルグル巻きで絶縁しておいた。この部分ははんだ付けする人もいるらしいが、私は元に戻せるようにしたかった。扱いの乱暴な人はシリコンで埋めた方が安心かも。

 

↓ネジが当たる部分を削る
黒いメガネ状の部品が当たって完全に閉めることができなかったのでネジが当たる上の一部をカット。真ん中の筒状の物もコードを挟んでしまうのでカットした。

 

↓元通りにして完成

でも実際には内部でコードが挟まったりネジが当たったりと結構手間取った。

 

 

↓本日の成果

実際に動かすまで少し不安だったが、ちゃあんと動いた。

 

 

↓ドリルも同様に作業

2つともマキタ互換バッテリー仕様にした

簡単に書いてるけど、実はドリル本体にドリル穴はあけられなかった(笑)から困った。しばらく考えたが10数年前に義理の父親が亡くなったときに遺品整理で貰った新品の安ものドリルセットがあったのを思い出して事なきを得ることに。およそ20年近くは眠っていたが、ちゃんと使えた。

 

 

さて、今回買ったバッテリーは3Ahの物。もっと容量の大きなものの方が便利だろうけど問題は重さ。ネジ留めしてるとは言え樹脂のアダプターを無理からに固定してるので重すぎると割れる可能性がある。
最初は純正相当の容量(2.4Ah)があれば不足ないと思って3Ah にした。

 

↓純正は1058gもある
ニッカドだからそら重いわね。取り回しが大変だったもの。反面、地面に置くと安定はしてたな。それとこのように棒状のコネクタになってるのは如何にも弱い。実際に単体で落とすと折れることがあったのだ。ほとんどがスライド式になったのは当然だろう。

 

 

 

↓軽!

マキタ互換は半分以下の487gしかない。実際に振り回しても非常に軽く感じるし厚みも少ないから狭い所で扱いやすそう。

 

 

後は本当に3Ahの実力があるかの問題(笑) 

まあ、これで足りなければ6Ahくらいのを買い足そう。おそらく重量は倍にはならないと思う。

 

今回は旧いスナップオン電動ツールをマキタ互換バッテリーで使えるようにしたが、配線を間違えたり、使用中に外れてショートすると火災の危険もある作業です。

自己責任での作業はもちろんだけど、何より取り扱いに注意して事故のないように気をつけてください。

 

取り敢えず、旧い電動ツールを活かすことができて満足。

 

 

記事にするほどでもないので報告してないけど、先日iPhone11のバッテリー交換をしている。老眼が進んで以前より苦労して3時間近くかかったが、その際の注意書きに、交換時にリチウムイオン電池を傷つけるなとの事が何度も出ていた。発火することがあるようです。

 

ニッカド電池だったらあり得なかったけど、今後は電動ツールも丁寧に取り扱わないといけないね。

衝撃映像などでバッテリー発火事故映像が度々出るくらい、落下したバッテリーはリスクが高まるそうです。

 

中華バッテリーはやさしく扱いましょう!