最後に最大のトラブル その①(追記あり) | シャア専用ZERO-CUBE戦記

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従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

思い出すのも気分悪いことってのがある。
 
 
建替えに当たって嫌な目にあった事はなく、せいぜい思い通りに行かず悶々としたり焦れたりした程度。しかし、竣工間際になって最大のトラブルが起こっってしまった。

思い出すのが嫌で後回しにしていたのだが、やはり書いておかないと、南面の塀がこのような形になった理由が判らないかもしれない。
ご近所へのあいさつ回りの際にもこの柵の違いについて聞かれることがある。仕方なく経緯を説明することになり、その都度いや~な気持ちになる。
 
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右手に見えるウッド調フェンスと金網のPCフェンス(黒塗装バージョン)とで迷ったのは確かだが、本来なら全周を同じ素材で囲いたかった。
なぜこうなったか?
今日は出勤が遅く時間があるので、しぶしぶ書き出す。
 
 
 
「時系列一覧」の最後の方に出てくる4月28日の夜、引越ししたはずの南隣り〇〇家の奥さんより突然の電話があった。建築中は同じ町内の実家に居るとの話を一番最初の引越し挨拶の際にしていたので町内会名簿を見て実家に電話してきたらしい。
 
曰く、お隣のTさんから聞いて久しぶりに家に行ったらお宅の家の壁がびっくりするほど近いところに立っていた。お隣から聞いたが近すぎるのは違法建築ではないのか。きちんとした会社で建ててないのではないか。主人は建築関係の仕事をしているから法律上は1m開かない場合は事前に協議しないといけないはずだと言ってる。建築のプロだからよく知っているが工事の進めかたも気に入らない。工事中もホコリが入ってきたりゴミがうちの敷地に入って来てる。きちんとした建築会社ならそんな事はしないはず。どうなっているのか説明せよとの事。
 
新居の完成が近づいて幸せの絶頂にいたお母さんが電話をうけて、青い顔で私に回す。完成間際に違法建築だのいわれたらそら青くもなるやろ。
久しぶりに行った割には建築中のホコリが入ってきたのはよく知ってるのだなと思ったが、口には出さず話を受ける。すごい剣幕でまくしたてる先方の奥さんの口調に一瞬で頭に来たが、最近はいきなり怒鳴り上げたりすることはなくなった。
建ててるシミズホームさんは小さいところには違いないがきちんとした建築会社で工事監理も置いて施工している。建築確認もきっちり降りているなどと落ち着いて返す。いや私も大人になったなぁ(笑)
 
どうさせて貰ったらいいか聞くと業者に説明させろとの事だったので、うっちーに丸投げすることにした。
すぐに電話をしてくれたうっちーからの返信で5月10日に先方のご主人と現地で待ち合わせして話し合いを持つことになったと状況報告があった。さすがに対応が早い。

正直、我が家の建て替えにおいて、もっとも障害になるだろうと思ってたのが南隣りのこの〇〇家だったのだ。
我が家が当地に引っ越してきた際に居られた老夫婦とは非常に仲良くしていただき子供たちもかわいがってもらってたのだが、転居されてしまった。そのあとに入ってきたのがこの〇〇家だった。歳も少し下くらいのご一家だったので仲良くできるだろうと思ってたが、転居して間もなく、我が家の庭木の葉っぱが自分所の敷地に入ってくるから何とかしてほしいと言われたのだ。
 
何とかってどういう事?
オレに掃除しろってことか?

普通そんな事言うか~、お互い様であろう。
その奥さんの物言いに正直なところ異質なものを感じたのは確かである。
 
あ、オレの嫌いなタイプ(笑)
 
 
こんな事を言ってるのをご主人は知っているのかな?とも思ったが知らないハズはあるまいよ。
当家の庭にも周囲の隣家から入ってくる落ち葉はあるが自分の敷地に入ったものは自分のゴミだから自分が片付けるのが当然だと思っていたが、この人たちは違うらしい。元々生えていたものであり、分かってて引越ししてきたであろうにも関わらず、それを当家に言ってくる神経が判らない。お互い様という言葉を知らない者とは付き合いが難しい。
 
 
結果どうしたか? 頭にきて全ての庭木を切り倒してやった。
ちょうど空きスペースに倉庫を建てるつもりもあったし、私には犬を飼える庭があれば良いので元々立ってた木はどうでも良かったのだ。
争いを嫌うお母さんが事を荒立てるなと後ろで袖を引っ張るものだからケンカも出来ぬ。これなら文句あるまいと嫌味を含めてゴッソリ全ての庭木を切り倒したが、今から考えるとこの対応はマズかった。組みやすしととらえられたかもしれない。
 
それからは先方から要望ばかりが続く。
ガレージの我が家の敷地にはみ出してる部分がカッコ悪いから色を塗らせて欲しい。倉庫を置きたいが普通に置いたら通行しにくいからうちの敷地にはみ出させてくれ…など。
 
 
私が社会に出たとき最初に揉まれたのが自衛隊なので、自分の権利だけを主張し義務を果たそうとしない輩は嫌いなのだ。普通は出てこられない家の前まで隣りが掃除したりするものだが、この奥さん町内大掃除などの催しにはなかなか出てこない割に自分の所だけはキレイに掃除する。こういったところが大嫌いだった。
それが皆に伝わったのだろう。我が家では子供たちも含めてこの一家を嫌ってた(笑)
 
お母さんはお隣さんだから嫌い(笑)でも何とか仲良くしなければと考えていたようで、時々旅行のお土産を持って行ったりしてたようだが、私は付き合いたくない一家であった。子供には罪はないが、隣人の私に会っても挨拶すらしないこの家の子供見れば一家の中での我々に対する感情がよく分かる。ビンボーで小汚い(笑)我が家を馬鹿にしているのだ。
 
 

だから建替えを検討した時に真っ先に心配したのが、この南隣りの○○家が文句を言うであろうことだった。音がうるさいだのホコリが出るだの言うであろう事は想像にかたくない。
 
なにもこの南隣りだけではなく、建替えにあたって最も気遣っていたのが、ご近所へのご迷惑であった。私自身はテキトーな人間なので迷惑かけてもエヘラエヘラと逃げて平気(ヒドイな)だが、お母さんは他人に迷惑をかける事を最も嫌う。台風で屋根の軒裏が飛んだ時に一番心配していたのが通行人に当たってケガをさせてしまうことだった。そもそもそれが嫌で建て替えることになったのだからな。
 
 
「ご近所対策と境界工事トラブル」にも書いたとおり、事前に菓子折り持って挨拶に回った。
もちろんこの〇〇家にも行ってる。
その際に玄関先に現れたのは私の嫌いな奥さんだった。建替える話をしたところ先方も引越しをすることを聞いた。正直メチャ嬉しかったが、顔には出さず(大人であるな)ににこやかに対応した(えらいなぁオレ)。
 
軒を接する近隣には立面図を持って回って、こことここにこちらが見える窓が付くのでスリガラスにしてます等と説明もして回っていたが、引越しするなら必要あるまいとの事で、この〇〇家には未だこちらにお住まいの間に工事と被る期間があると思うので良しなにとの事だけ伝えていた。
これが最大のトラブルの原因となる。
 
 
う~む、書き出すと長いな。
出勤時間が迫ってきたので続きは後日。