追加オプション:屋内編 | シャア専用ZERO-CUBE戦記

シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

 
標準でも住むのに問題ないくらいの装備がされているゼロキューブではあるが、そこはやはりチョいと贅沢したい部分や好みの違いもあったりする。
 
ここでは当家の事情に合わせて追加(予定含む)したオプションの詳細を記録しておく。今回は屋内の住宅設備編。
 

 

◆ペニンシェラ・キッチン

 
 
標準がLIXIL AS (工務店向けのアレスタ相当品)で、一般的な64cm幅の対面キッチン。
これを↓のペニンシェラ・キッチンに変更。
 
イメージ 1
 
あれ欲しい、これ要らない…と仕様を変更するたびに↑こんな仕様書をくれる。これはシミズホームが作ってると思ってたら設備メーカーの書式のようだ。ショールームでも同じ様式だった。
 
家屋の真ん中にあり名実ともに主要装備であるキッチンは、日ごろ一切贅沢を言わないお母さんが唯一こだわった所。
メーカーなどにはこだわりなく純正と同じLIXIL ASだが、対面型キッチンのひとつであるペニンシェラ・キッチンに変えてある。
最近主流らしい人造大理石トップでサイズは横258㎝×奥行99㎝と巨大なものだ。
 
私も気になって色々調べると、様々な様式があるキッチンの中でもペニンシェラ型は使い勝手のバランスが良く人気のキッチン形式らしいことが分かった。
なるほどアイランドの良さと対面キッチンの良さを併せ持ち、それぞれの弱点を補っているようだ。ペニン、ペニンとお母さんが鳴くのも分かる気がする。
 
設置に当たってはリビングへの張り出しが無いようにお願いしたら、さすがにうっちー既にやってくれていた。つまり外に出すのではなくキッチン内部が標準と比べて30㎝ほど狭くなる。とはいえ元々4畳半ほどの部屋が作れるほど広いので十分な作業スペースがとれるはずである。
 
画像は劣化してるので色が変だが、カラーはグループ3で人気のライトグレインを選択。木目がはっきりしている柄で、カタログ見てるときは違う物を選ぶ予定だったが、うっちーに言われるままに来たショールームで現物を見て気に入った。
キッチン内部のハンドルは実用性重視で黒のライン取っ手。リビング側全面に収納を組み込んだタイプで背面が引き出しや戸棚になってるので、他の家具との調和を考えてこちらの取っ手だけはふつうのハンドル型にした。
 
本来IHヒーターが付属するが、どうしても現在使ってるIH非対応のステンレス鍋(古いWISCOのセットで新婚時代から愛用)を使いたいため、オールメタル対応のヒーターが複数付いたものを施主支給することにしている。
なので画像ではブランクとなってる。
当家では初めてIHヒーターを使用するので鍋が実用的に反応するか使ってみないと判らない。万一鍋が使用不能の場合ちょっと無駄な気がするのだが、思い入れのある鍋セットらしい。確かにいい物なので、使えなかった場合は娘夫婦に行くことになってます。
 
IHヒーターを抜いても、キッチン本体だけで何十万円もUPしているが、まあ、お母さんの希望なのでしゃあないわな。
 
ヒーター前面にはガラスの仕切りがありリビングへ煙等が行きにくくなっており、上部には形だけはチョイとおしゃれな換気扇が付く。内部は普通の換気扇。
他にも排気の油汚れを取りやすい(汚れにくい)製品もある。事情があって排気口の出口を無理やり建物の反対側に変える予定だったので、良いなあと思って頼んだら原付バイク買えるほど。ううむ、換気扇では走れんのだが。
通常の排気口の向きにもどせたこともあり却下。これに落ち着いた。
 
大きな皿を使うので深型の食洗器を付けてもらった。
旧宅でも元々食洗器は使っていたが、正直、手洗いする方が早いので食洗器としては使わず乾燥機替わり。最後の数年は洗ったものをただ置いておくだけの場所。
そうなる予感があるのでちと勿体ない気はするが、お母さんのいうことには逆らえませぬ、逆らえませぬぅ。
 
 
イメージ 2
 
 
キッチンの奥にはご覧のハイフロアキャビネットを付ける。180㎝タイプ。左側には冷蔵庫が入ることになるので、間取り上これが限界の広さ。
世界のスーパーカブが買えるくらいのUP。
 
実はこれも当初は施主支給予定だった。ネットで買うとかなり安い。キッチンと違ってただの箱である。こんなもの作って取り付けるだけなら簡単だから自分でやって少しでも安くあげようとしていたが、どうにも希望の物が見つからない。予定より数万円割高になるが、お願いすることになった。
 
お母さんのこだわりが、炊飯器等の蒸気を前面に抜く蒸気排出ユニットとその↓に収納されるゴミ箱を隠すダストワゴンで、このワゴンだけで片手ほどもする高価な製品。確かに匂いの問題もあるので、リビングとキッチンが一体となってる間取りゆえの贅沢かと理解している。
 
多くのお家で見かける吊戸棚(キャビネットの上部天井側の箱)は付けない。届きにくい所の棚は、結局使わず不用品の墓場になるそうだ。そういえば解体した我が家に入ってた物はほぼ捨てたものなぁ。
さみしかったら何か飾り棚でも考えよう。
 
 

◆トイレ

LIXILのベーシアピタ(フチレス)が標準装備。
カラーはクリエペールを選択。
イメージ 3
 
 
これに汚れが着きにくいアクアセラミックを付けてもらった。これはTVで宣伝してるだけのことはあり、使ってもないのに非常におすすめできると思う。なんと簡単に汚れが落ちることよ。それが100年続くのに僅か数千円のUPで済む。即採用。
これで100年後も掃除が楽だぞう、やったぁ!(そこは死んどけ、人として)
 
また、ペーパーホルダーを高耐荷重タイプの物に変えてもらった。将来足腰弱った時に立ち上がる際の手すり替わりとして使えるもので背面に補強を入れてもらうことになる。数千円のUPなので採用。
 
さらに、便座取り付け部分の汚れを落としやすい「キレイ便座」を付けてもらう。
掃除の際に便座の根本を少し浮かせることができる製品で、これもお母さんのたっての希望である。電動で浮くタイプもあるが、そんなギミック必要か?というわけで手動。
温水便座を自分で取り付けた経験から根本の掃除は大変なのが判るのだ。何より僅か数千円のUPで済む。即採用。
 
 

◆洗面化粧台

LIXIL ピアラが標準。カラーはやはりクリエペールを採用。
標準では大きな一面鏡だったものを、背面収納の付いた3面鏡に変更していただいてる。数千円のUPだったが、デザインが気にならないならお勧めしておく。シミズホームでも多くの人が3面鏡にするようだ。
 
イメージ 4
 
 
IKEA製品がおしゃれで気に入ってたので実はこれも当初は施主支給予定だった。こんなもの作って取り付けるだけならちょっと心得ある人ならだれでもできる。
 
何故戻したかというと、もともとお母さんは歯ブラシなど細々したものを隠せる収納付き3面鏡が希望。多くの場合内部にもコンセントが付いたりして便利なのは確か。
IKEAの物が気に入ってたのはオレだけでお母さんは標準のシステムタイプの物の方が良かったらしい。洗面ボウル奥が壁に向かって立ち上がり(ハイバックガード)鏡面まで継ぎ目がない壁が一体となって繋がってて、そこから水栓金具が出てるため汚れにくく掃除がしやすいのだ。確かにその通り。
 
しかし、モデルハウス等で標準品を見たときにこれを3面鏡にしたら幾ら上がるかとうっちーに聞くと「4~5万円くらいじゃないですかね」とのお話。3面鏡だけで5万もあがるなら標準品を外してその浮いたお金で3面鏡付きの物を自分で作る方がいいんじゃねってわけで施主支給にしていたのだ。
しかし洗面ボウルの背面が一体になっている物が見つからない。どうしても継ぎ目が入ってしまう。これが難点だった。
 
のちになってコーディネーターのK女史に詳細聞くと3面鏡にしても数千円のUPで済むことが分かって、即採用。標準+3面鏡に変更してもらうことになった。
 
掃除の事を考えると確かにハイバックガードがある方が汚れなくてキレイなのは間違いない。これは戻して良かったと思う。
 
 
◆追記
このピアラは2019年になって新型となって、水栓の形が変更されたため当家には新型が取り付けられることになった。先がグースネック形状で左右に回転する「くるくる水栓」となりシャワーも引き出せる方式のため実用性が上がった、ありがたい変更であった。
 
詳細はこちら:LIXIL洗面化粧台ピアラ
 

◆お風呂(ユニットバス)

TOTOサザナHSシリーズTタイプがシミズホームの標準。
1616サイズ(一坪)で子どもと一緒に入りたいファミリーにはミニマムだろうが、夫婦ふたりには十分な広さ。
↓画像に見える壁の落書きは、採用予定だった滑り出し窓の位置。その後変更し引き違い窓をミラー近くまで降ろして取り付けることになってます。
 
イメージ 5
 
 
色などを決めるため予約してもらってTOTOショールームに行ったとき、担当の方に説明に必要な時間を聞かれて
「いやいやもう、ささっと色だけ見て帰りますから30分もあれば…」
と答えたが何が30分なものか。予約した2時間まるまる居座った。LIXILショールームではお茶だったが、こちらはコーヒーが出たから…ではない。面白かったのだ。
ちなみにコーヒーはネスレのエクセラ(インスタント)と思われる。
 
既に必要なオプションはお願いしてるので、付け加える物もあるまいと思ってたが、あれこれ説明を聞くと欲しい物が出てきた。
浴槽である。
形状は標準のクレイドル浴槽だが、お掃除ラクラク人大浴槽(これ長い事どういう意味か分からなかったが、どうやら人造大理石の略らしい)にしてもらった。LIXILのトイレと同じくお掃除が楽になる(あ、わたくし、我が家のお風呂掃除担当に任命されております)ので、ひと桁万円のUPはちょいと痛いが採用した。
ちなみに100年は持たない。10年ほどの耐久性だそうだ。トイレと違って樹脂だから当然だな。
 
以前から決めていたオプションが、
・ワイドミラー
の二つ。
 
ミラーは標準では縦長のミラーであるものを横長の大型ミラーに変更するものだ。面積が増えるが、絶対こっちの方が広く見えて圧迫感が少ないと思う。
背面のワンポイントカラーはクレアライトグレーで、イメージとしてはワイドミラーと合わせて温泉の大浴場(笑)風になる。後で聞くと人気のカラーだそう。
 
ノコリ~ユECOについてはこちらのブログを参考にさせていただいた。
 
賛否両論あるようだが、当方では割高でも最初から採用するつもりでお願いしていた。
 
これは浴槽から直接残り湯を洗面所の洗濯機まで壁の中を通って取り込むことができる装置。つまり残り湯の取り込みに洗濯機に繋いだバスポンプが要らない。仕様書を見ると仕組みは単純だが設置費込み数万円もする。誰かが儲けてるぞ。
ちなみに洗濯機のメーカー機種により使えない物もある。当家の機種ではジョイントホースが必要だがべら棒に高いので自作予定。
 
洗濯に残り湯を使わない人や費用対効果を考える人にはお勧めできない。絶対割高になるからだ。
残り湯をそのまま捨てることに抵抗がある貧乏性のひと地球環境にやさしい人でかつホースを片したりするのがめんどくさい人には必需品ではなかろうか。
 
これの良いところは節約だけではない。洗濯のためにいったん取水ホースを浴槽に入れるとホースの汚れが湯に入って、その後は入浴できなくなるが、このノコリ~ユECOは人が入っている状態でも湯を汚すことなく取水できるのだ。
遅くまで遊びまわってなかなか風呂に入らないことがあり、洗濯できずにお母さんが困ってる事が多い我が家にはうってつけである。
 
弱点もある。定期的に配管の洗浄が必要なことだ。
こちらのブログを参考にされよ。
 
魔法瓶浴槽とラクかるふろふた(本当に軽い)はシミズホームサービス品。
 
仕組みが気になるエアインシャワー(標準)は、実際に体験できるのでショールームではぜひお試しを。出る水の勢いが変わらないのに明らかに水量が少ない。
ジャーっと出しっぱなしが気になりめったにシャワーそのものを利用しないが、間違いなく節約できる。
 

これで終わってた。もう追加するものはあるまいと思ってたら、年内最後の打ち合わせに行ったモデルハウスにてお風呂に引き戸が入ってるのを見てしまった。折れ戸がペコペコなのは知ってる。
もう採用するしかない。パチンコ屋で一回勝負できるほどのUP!

 
 
 
 
いやもう、お風呂に限らず最近の住宅設備って本当に凄いですねぇ。